田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

当別名所めぐり 亜麻畑 & スウェーデンヒルズ

2021-07-20 21:15:40 | 札幌(圏)探訪

 亜麻の花が午前中に開花するとは知らなかったぁ。スウェーデンヒルズの建物はやや画一化しすぎてはいないだろうか?そうしたことを思いながら、伊達邦直たちが開拓した広々とした当別を巡り歩いた。 

 7月16日(金)、映画「大地の侍」ゆかりの地を巡り歩いた私たちは、当別の名所でもあるタイトルの二つの地を訪れることにした。

 まず「亜麻畑」の場所を教えていただくため当別町観光協会(役場観光課)を訪ねた。すると場所は教えていただいたものの、「亜麻の花は午前中に咲くんですよね」と言われてしまった。う~ん。これは勉強不足だった。それでも一応教えていただいた当別町郊外の亜麻畑に向かった。

 亜麻畑の傍には幟が立てられていて、場所は容易に見つけられた。ところが!亜麻畑のところに行ってみてもあの薄紫の爽やかな花がまったく見当たらないではないか!観光協会の方のアドバイス通りだった。それでもあきらめきれずに傍に寄ってみると、閉じ忘れたかのように2~3輪の花を見ることができた。

   

   ※ こうして幟を立てていることを見ると、当別町として亜麻畑をPRしているんですね。

   

   ※ 全く花が見えない亜麻畑の畝です。

   

   ※ 亜麻に近寄ってみたところです。手前にチラッと青いものが…。

   

   ※ わずかに閉じ忘れた(?)亜麻の花が二つ三つ咲いているのを見つけました。 

 観光協会の方の話では、亜麻の花の開花時期そのものが終りに近いということでもあった。できれば来年出直してみたい。

 続いてスウェーデンヒルズに向かった。実は私は退職前に道央への移住候補地の一つとしてスウェーデンヒルズスを一度訪ねたことがあった。だから10数年ぶりの再訪ということになる。スウェーデンヒルズは当別町市街地からおよそ6~7km離れた丘陵地にスウェーデンの北欧型建築の家が立ち並ぶ住宅地である。Wikipediaによると2017年現在782人が居住しているとのことだ。

   

   ※ スウェーデンヒルズの中核的存在(?)の交流センターの建物です。

   

   ※ 交流センター内にはスウェーデンの家庭の様子がレイアウトされていました。

   

※ 交流センターの隣のガラス工房で制作されたスウェーデングラスが展示されていました。

 スウェーデンヒルズに建つ北欧型住宅は全てが北欧風のかわらで葺かれた屋根を持ち、外壁はえんじ色に白い柱がアクセントになった外観で統一されている。いかにも北欧風といった趣であるが、過去に3カ月ほどスウェーデンで暮らした経験のある私からすると、「確かにそうした住宅もたくさんあったが、そればかりではけっしてない」ということである。以前耳にしたことであるが、スウェーデンヒルズの造成を進める建築会社(?)が意図的に統一を図っていると聞いたことがある。ヒルズは以前に私が訪れた時よりははるかに住宅が増えていたが、静かな落ち着いた佇まいの雰囲気だった。

 

   ※ スウェーデンヒルズ内の住宅を数枚撮りました。

   

   

     

 住まわれている人たちはリタイア組が多いのだろうか?だとしたら、買い物などに自家用車の運転は必須である。冬季の除雪も大変だろう。とすると、60歳でリタイアして居住を始めたとしても15年程度が限度ではないだろうか?いらぬお節介かもしれないが、その辺りの実状はどうなっているのだろうか?ちょっと気になった…。

   

   ※ スウェーデン・レクサンド市との姉妹提携記念として造成されたレクサンド公園です。

   

   ※ 公園内にはレクサンド市のシンボルマーク(?)と木馬が置かれていました。

   

   ※ レクサンド公園から当別方面を望んだところです。

 それにしても当別の地は広々とした広大な大地が広がっている。まさに農業適地だと思う。伊達邦直たちはよく良い土地を探し当てたものだ。その慧眼と幸運が今の当別の礎となっていることを改めて思い知らされた当別訪問だった。