街へ出たついでにちょっと(いや、かなりかな?)足をのばして新札幌で開かれた昭和の祭りの縁日を再現したという「昭和マルシェ」に出かけてみた。懐かしさにつられて行ってみたのだが、ちょっと期待外れだったかも?
※ 会場に着くとポスターがあり、そこには「Foot truck FESTA」が大書きされ、「Showa mar che」が小さく表示されていた。どちらがメインなのだろうか?? というよりフードトラックフェスタがメインだったということなのか?
かき氷やたこ焼き、わたあめ…、なんだか遠い昔のお祭りの縁日を思い出す懐かしい光景である。そんな催しが新札幌駅近くの「ふれあい広場あつべつ」で開催されていると新聞が伝えていた。地下鉄で街へ出る用件があったのだが、まずは街を通り越して遠く新札幌まで行ってみることにした。
新札幌駅近くの「ふれあい広場あつべつ」には、キッチンカーや屋台が広場を囲んでいた。キッチンカーでは、焼きそば、かき氷、から揚げ、串焼き、りんご飴、ベビーカステラ、等々6台のキッチンカーが出店していた。一方、屋台としては、綿あめ、射的、風船くじ、くじ引き、等々昔懐かしい屋台が軒を連ねていた。
※ 広場に集合した6台のキッチンカーです。(上下の写真)
※ こちらは日本の祭りでよく目にする出店のテント群です。
※ お母さんに見守られながら射的に興ずる小学生です。
私はせっかくの機会だったこともあり、持ち帰りのできる「ベビーカステラ」を買い求めた。
広場には高校生などの若い人や、親子連れがそれぞれの店の前で楽しんでいたが、思いのほか人出は少ないように思えた。期間が今日から8月1日までの三日間、時間が午後8時までということだから、あるいは涼しくなった夕方から夜間に人出が多くなるのかもしれない。
場内は出入口を一か所に絞り、手指の消毒を徹底して、アルコールの提供を止め、さらには場内での飲食を禁止するなど、コロナ対策もしっかりと行われたうえで開催されていた。
※ キッチンカーの運転席の窓のところに「公園内 飲食できません」と表示されています。
しかし、人出が思ったより少なかったこと(その方がコロナ対策上は良いことなのだが)、全体の雰囲気が昭和の祭りを再現しているとは言い難かったことなど、ちょっと期待外れの催しだったかな?と私は思ったのだが…。
催しは実行委員会方式で開催されたという。だとすれば、実行委員会の皆さんにもう少し頑張っていただき、雰囲気づくりを心掛けてくれるとさらに楽しい催しとなるのではないだろうか?