なんとこれまで巡った「石狩高原スキー場」、「ダイナスティスキーリゾート」、そしてこの「北長沼スキー場」とその規模、そしてスキー場のレイアウトなどがかなり似通ったスキー場であることが判明した!
※ この広々としたゲレンデは北長沼スキー場の魅力です。
1月30日(月)、午前で「ダイナスティスキーリゾート」でのスキーを終えた私は車に戻り、試しに「北長沼スキー場」までどれくらいあるのかナビで調べてみた。すると北長沼まで約26kmと出た。
スキー自体は目いっぱい楽しんだつもりだったが、「札幌市近郊スキー場巡り」として再び自宅から目ざすよりは、ここは北長沼も体験しておくべきかな?と判断し、北長沼スキー場に向かうことにした。
※ 北長沼スキー場のメインコースと呼ばれる大斜面です。左右にリフトが見えます。
北広島市を横断し、長沼町に向かう道路は初めて走る道路だったが、比較的スムーズに移動することができ、長沼町の市街地を抜け、馬追山方面に走ると、およそ小一時間で着くことができた。
こちらのスキー場は駐車場とゲレンデが至近距離にあり、すぐにゲレンデが目に入ったが、そのレイアウトが「ダイナスティスキーリゾート」とそっくりだった。ということは「石狩平原スキー場」とも似かよったものだった。
※ このレイアウトがダイナスティスキーリゾートとそっくりです。
ゲレンデ下には第一ロッジ、第二ロッジと並んで建っていたが、その外観は一見公営住宅のように見えたのが面白かった。スキー客がスキー靴を装着したり、寛いだりする第一ロッジで準備を整えゲレンデに出た。ここのスキー場にはシニア向けの割引制度はなかった。私はこの日、スキーは十分楽しんだ気分だったので、スキー場全体を体験することが目的だったので1回券を8枚購入してゲレンデに出た。
※ この一見公営住宅風の建物がスキーロッジでした。
ゲレンデで目立ったのは、町外の高校生がスキー授業をしている姿だった。私が確かめることができたのは千歳高校、江別高校などであった。面白いと思ったのは、なんと北広島市の西の里小学校がスキー授業をしている姿だった。私は思わず声をかけてしまった。「ダイナスティスキーリゾートよりこちらの方が近いの?」と。するとなんとなく要領の得ない答えが返ってきた。「う~ん。どちらが近いかな?」と…。長沼町では町外の児童生徒のスキー授業を誘致するために、町外の学校に対しても町内学校と同様の割安の料金で誘致を図っているのかもしれない。
※ ゲレンデのあちこちでこうしたスキー授業の光景が見られました。
さて、スキーの方であるが、ここでも私は全てのリフト、全ての斜面を滑ってみた。その感想は、ゲレンデを一目見た時の感想と変らなかった。中級の斜面が平行に並び、どの斜面を滑っても快適に滑ることができた。こちらも斜面は見事に整備されていた。まさにスキー授業には最適の斜面だった。
※ 二機が並列になっていたペアリフトは大車輪の活躍でした。
※ 馬追山山頂から下を見ると豊かな田園地帯が広がっていました。
※ 同じ馬追山々頂から反対側を見ると、灌木越しに長沼町の市街地が望めました。
※ こちらはシングルリフトです。その両側にもゲレンデが広がっていました。
この「札幌市近郊スキー場巡り」を企画した際に、近郊の市町村のスキー場を調べた時に、長沼町の周囲に広がる南幌町、栗山町、由仁町、恵庭市などが自前のスキー場を廃止、または他町村のスキー場を利用するよう住民に呼びかけている文書を目にした。そうした市町村のスキー愛好家たちを一手に引き受けているのが「北長沼スキー場」なのかもしれない。
【北長沼スキー場 概要】
◇〒069-1301 夕張郡長沼町東6線北12番地
長沼市街地から北東方向に畑作(水田?)地帯をしばらく走ると、東側 に馬追山が見 える。その麓がスキー場。
◇シングルリフト 1本
ペアリフト 2本
◇リフト券 シニア特典は無し 1回券 140円 1日券 1,800円