本日未明(日本時間)に対戦したWCラグビー日本 vs サモア戦は、日本がたえずリードする展開で、後半サモアの猛迫を受けながらも凌ぎきった。これで予選プール2勝1敗とし、8日後の10月8日(日)準々決勝戦進出をかけて格上アルゼンチンと対戦する。
※ サモアの猛攻を懸命にしのぐ日本の守備です。
本日朝、午前4時キックオフの対サモア戦をテレビ観戦するため眠い目をこすりながらテレビの前に座った。
今大会前における日本ラグビーは大会直前のテストマッチなどで1勝5敗とあまり芳しくない戦績に終わり、WCラグビーフランス大会を前に暗雲が立ち込めていたように見えた。
しかし、日本(世界ランキング14位)は本番にきっちりと調整してきたようである。世界戦ランキング下位のチリ(22位)にはきっちりと勝利し、強国イングランド(5位)には一時あわやという試合展開で善戦していた。今朝のサモアはランキング上では12位と日本より上位であり体格も日本を上回っていたが、日本は臆することなく3トライをゲットして28対22で勝利した。
※ ベテランのリーチ・マイケルはまだまだチームの中心として奮闘していました。
ラグビーという競技について、レフリーが仲介する場面が多く、私は良く理解しているとは言い難い競技である。もちろんコンタクトスポーツであるラグビーの場合、怪我をする危険性が多く、レフリーが介在しないと成り立たない競技であることも事実である。
今回の対サモア戦について、ラグビー経験者の某解説者が「事前の対策、そしてチームとしての意思統一」が勝因だと語っていた。試合後半、サモアは一人が退場処分となって14人で戦っていたにも関わらず日本を圧していた。日本選手のスタミナがやや心配である。
さて、準々決勝進出がかかった次戦対アルゼンチン戦であるがランキングは9位と格上であり、WCの実績でも日本よりもずっと上である(過去に3位になったこともある)。苦戦は免れまい。しかし、相手を研究し、対策を十分に練ったうえでチームとして戦術を統一して当たることで道が開けないことはない。ここは善戦ではなく、日本の勝利を期待したい。
ラグビーという競技を良く理解していないと前述した。しかし、ラグビーのようなコンタクトスポーツは観ている者の血を熱くする。手に汗握る大一番をできれば多くの人たちと一緒に応援したいと思う。札幌では次戦の対アルゼンチン戦を札幌ドームでパブリックビューイングを行うという。そこへ出かけて札幌の人たちと一緒に応援したいと思うのだが、時間を考えると「どうしょうかなぁ…」と迷うところである。10月8日まで大いに迷おうと思っている。
※ 掲載した写真は全てウェブ上から拝借したものである。