前回途中から引き返さざるを得なかった伏古にある「丸亀製麺 札幌」へ向けてのリベンジウォークとなった。伏古に向けては、その昔石狩と札幌を結ぶ「花畔札幌線」が走っていたというルートを通って向かった。
※ この日唯一の春らしい光景、札幌駅近くの民家の庭で見た春の花「スノードロップ」(?)だと思うのですが…。
前回(3月25日)、ウォーキングシューズのアクシデントで途中から引き返さざるを得なかったルートのリベンジに向かった。札幌駅北口までは前回と同じルートを行った。札幌駅北口から国道5号線(通称:創成川通り)を跨ぎ、東区に入る。すると碁盤の目状に走る札幌市内の道路に斜めに走る道路が走っている。その通りは、札幌の街が碁盤の目状に造成される前にすでに造られていた道路だと聞いたことがある。通りは細く、一部は車が交差することができない一車線のところもあった。通りは周りの商店街の方々が「ファイターズ通り」と命名し、日本ハムファイターズが札幌に移転した当初はけっこうな賑わいがあったというが、今はちょっと寂れた感じが否めなかった。
※ 札幌駅の北口です。左の高い建物はJRタワーです。
※ 国道5号線(通称:創成川通り)です。
※ 先方の細い道路が碁盤目状に走る札幌の街を斜めに貫く「花畔札幌線」です。
※ 「花畔札幌線」(ファイターズ通り)は時には写真のように蛇行した細い通りです。
※ ファイターズ通りの表示とちょっと寂しくなった「フアィターズ通り」です。
※ 通りには「札幌凧の会」の事務所がありました。
※ 札幌軟石の倉庫を利用した餃子店です。
「花畔札幌線」の途中には北海道で最大と言われる山門をもつ大覚寺があったが、その山門の存在感はさすがと思わせるものだった。
※ 大覚寺の由緒ある山門です。
スタートから1時間半後「大友公園」に着いた。「大友公園」は札幌の礎を築いたという島義勇より早く、江戸末期に札幌に入り現在の創成川のもととなる「大友堀」を掘削したことで知られる札幌の大恩人である。大友公園はその「大友堀」の始発点となったところに造られた記念の公園である。実は、私が歩いた「花畔札幌線」もほぼ「大友堀」に近いところを通っていたとされる。
※ 「大友公園」内には「大友堀」を図示しているところがありました。
そして先日も歩いた環状通に出て、東に向かいスタートから1時間50分後に「丸亀製麺 札幌店」に着いた。なぜ伏古にある丸亀製麺の店が「札幌店」と称しているのかは不明だが、おそらく丸亀製麺が札幌市に進出した最初の店ではないかと思われる。そう考えると、店の造りは皆同じだが、なんとなく他の店よりは時間が経っているようにも思える。ここで私はちょっとした失敗を犯してしまった。というのは、いつもの違い「釜揚げ 並」に加えて「野菜天」をトッピングしてしまった。これが失敗だった。その理由は後ほど…。
※ 三車線が走る「環状通」です。
※ 丸亀製麺札幌店です。
食事に30分ほど要し、再スタートした。帰りは丸亀製麺のところから真っすぐ南に向かった。途中で大規模商業施設「アリオ」に寄る計画だった。「アリオ」にも丸亀製麺の店があり、できればそこでも一食と考えていたのだ。ところが「野菜天」を食したために、私のお腹はいっぱいでもう一食入る余地はなかった。店の位置だけ確認して「アリオ」を後にした。
※ 大規模商業施設「アリオ」の外観です。
※ 「アリオ」のフードコート内にあった「丸亀製麺」です。日曜とあって大賑わいでした。
その後は、「サッポロビール園」の敷地を通り、「日本ハムファイターズ」の屋内練習場の横を通り、さらには JR函館本線の下を潜る人道トンネルを経由して、札幌中心部に戻った。さらには「北海道庁」、「北大植物園」を横目に見ながら家に帰り着いた。
※ サッポロビール園です。
※ 日本ハムファイターズの屋内練習場です。
※ その屋内練習場のすぐそばにあるJR函館本線の下を潜る人道トンネルの入口です。
※ 人道トンネルは考えていたよりずっと短いものでした。
※ 道庁赤れんが庁舎と本庁舎(右側)です。
※ 北大植物園の北側は先日まで大きな雪の塊が残っていたのですが、今日はもうほんの僅かした残っておらず、この残雪も本日中に消えたのではないでしょうか?
天気は晴れていたものの、気温はそれほど上がっていなかったのがウォーキングには幸いした。それでも長距離を歩くと、背中には汗を感じた。本日歩いたルートは幹線に面したところばかりだったので、季節の移ろいを感じる光景にはほとんど出会うことがなく、そういう面では面白みに欠けるルートだった。
収穫はこれまでは家に帰り着く頃にはけっこうフーフーと肩で息をしていたのだが、今日あたりはそれほど疲れを感ずることなく帰り着いたので、少しは歩くスタミナが付いてきたかな?と思えたことだ。
◇本日歩いた距離 16.2キロ ◇歩いた歩数 22,293歩
サッポロビール園の沿革ですが、sibuyaさんご指摘の通り最初は製糖工場として建設され、そのご精麦工場に転用し、やがてビール工場になっていったようですね。
札幌市内はこれまで歩いた通り、もうほとんど雪はありませんね。冬に雪投げ場所に転用されていた公園などで雪が見られるくらいです。
美唄は大変でしたね。でも、直ぐ春はやってくるんじゃないでしょうか?
私はもう高齢で6,7千歩がやっとです。
以前 uhb大学で札幌に訪れた際 ススキノ
狸小路・道庁・北大などなどよく歩いた
ものです。サッポロビール園が元ビートの
砂糖工場だった‥と聴きましたが本当で
しょうか・・札幌市内は全く雪が無いですね
我がマチはまだまだ雪に埋もれています。