北海道警察音楽隊の吹奏楽は軽やかで、聴いている誰もが心地良い気持ちになれる音である。その軽やかな音で、クリスマスソングをはじめとした親しみ深い曲目の演奏を楽しんだ。加えて同隊所属(?)のカラーガード隊が目の方も楽しませてくれた。
昨夕(12月12日)、毎年年末の恒例コンサート「かでるクリスマスコンサート2024」が開催され、応募したところ幸運にも当選葉書が舞い込んだので会場のかでるホールに駆け付けた。会場は北海道警察音楽隊の人気を裏付けるように満席状態だった。
コンサートは2部に分かれていて、第1部は北海道警察音楽隊の単独のコンサート、第2部はカラーガード隊のステージドリルに道警音楽隊が伴奏をするという形で行われた。
例によって演奏されて曲目を紹介すると…
【第1部】
◇L.アンダーソン/クリスマスフェスティバル
◇久石譲/人生のメリーゴーランド
◇米津玄師/さよーならまたいつか
◇大野雄二/ルパン三世のテーマ ’89
~札幌中央警察署からのお知らせ~
◇R. ラヴランド/ユー・レイズ・ミー・アップ
◇本間勇輔/古畑任三郎のテーマ
◇黒須克彦/夢をかなえてドラえもん
◇山下達郎/クリスマス・イブ
【第2部】
《ステージドリル》
ミュージック・パトロール2024 クリスマススペシャル
【アンコール】
◇V.イルヴィソーケル他/The Fox
※音楽にカラーガード隊が「キツネダンス」を披露
最初にも触れたが、道警音楽隊の音楽は私の耳には実に軽やかである。軽やかということは、その技量が優れているために演奏者たちが余裕をもって演奏しているからに他ならない。26名としてけっし多くはない演奏陣ではあるが、個々の技量はかなり確かなものであるということだ。それが聴く者にとっては心地良い音に感じられるのだ。
一方、カラーガード隊は北海道警察の女性警官の中から選抜された方々だろうか?いずれもがスタイルが良く、見映えする方6名で構成されている。練習で相当に鍛えられているのであろう、キレの良いドリル、ダンスを披露してくれた。
音楽隊のモットーは「皆さま(道民)に愛される音楽隊」ということだ。これからも私たち道民を楽しませてくれる演奏を期待したいと思う。