今回も会員の方々のさまざまな余暇の活用法を伺うことができた。それぞれが第一線を離れた今、それぞれの環境の中でボランティアに励んだり、自己研鑽に多くの時間を費やしたり、と前向きに生きられている方のお話を伺うことができた。
本日午後、私の所属する「めだかの学校」は本年最後の学習を実施した。(12月だけは年末の第4月曜日を休みとしている)今回は表題どおり「めだか会議 放談会」を実施した。
今回のテーマは「私の余暇の活用法」ということだった。実はこの放談会のテーマについては、昨年の企画会議(運営委員会)において、そのほとんどを私が提案していたのだが、実施の段階になって大きな誤りに気付いた。
というのも、リタイア組である私たちは「毎日が日曜日」とよく口にするが、考えてみると、私たちにとってはある意味24時間「全てが余暇」とも云える状況なのである。だから私たちにとっての関心事は「余暇を活用する」ことではなく、「余暇をいかに埋めるか」ということなのだ。
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それでも会員の方々は、「今何を生きがいとしているのか」、あるいは「与えられた環境の中でどう生きているか」などについて饒舌に語ってくれた。
曰く、「クロスワードを解くことで老化に抗っている」、「町内会活動に取り組んでいる」、「放送大学で学んでいる」、「ボランティア活動に取り組んでいる」、「講演・講座を積極的に受講している」等々…。中には「うん十の手習いでピアノの練習を始めた」という方もいらっしゃった。
私は?というと、「余暇をいかに埋めるか」=「スケジュール表を埋める」ことを目標にしていると話し、そのために新聞、フリーペーパー、インターネット、各施設におかれたパンフレットなどをチェックし、情報収集を怠らないようにして、各種講演・講座を受講し、コンサートを楽しみ、ウォーキングにも励んでいると発表させてもらった。
各人の発表が一巡した後、話題を絞って深堀する段になると、皆さんの関心事がやや拡散気味となり、話がイマイチ深まらなかったのが少々残念だった。この辺りにテーマ設定の問題があったとも云える。
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いずれにしても、私たち「めだかの学校」に集う会員の方々は、自分の思いや実践を臆することなく発言してくれるところが素晴らしいと思っている。
「めだか会議 放談会」は残り3回予定されていて、それぞれテーマが決まっている。次回はより深堀できるような話し合いがもたれることを期待しているのだが…。