遠い記憶を呼び起こすと、おそらく10数年ぶりではないだろうか?自宅から車で走ること約1時間20分。定山渓の山懐深くに展開する札幌国際スキー場で爽快な滑りを楽しんだ。しかし、同時に自らの身体の衰えも自覚させられた…。
本日は木曜日。実は札幌国際スキー場はシーズン中の木曜日を「シニアデー」と称して、65歳以上のグランドシニアを1,600円で一日券を提供してくれている。「この日を利用していつかは」と思っていたのだが、今日は特に予定がなかったので行ってみることにした。
「きっと今日はシニアの方々がゲレンデで目立つのではないか?」などと思いながら車を走らせた。自宅からスキー場まで約45km、雪道を走り1時間20分かかって国際スキー場に着いた。駐車場に着いて大型バスがずらーっと並んでいたのが意外だった。コロナ禍の中、本州の高校などが修学旅行に来ているはずもないのに…。
※ 札幌国際スキー場の事務所、売店、レストランなどが入るスキーセンターです。
グランドシニア券を購入してゲレンデに出てみて、バスの謎が解けた。バスの乗客は地元札幌の中高生たちのスキー授業のためのバスだったのだ。よく見ると、それぞれの学校のゼッケンを付けた生徒や子どもたちがすごく目立った。私が目にしただけで中高生だけではなく小学生もいて、おそらく10数校がスキー授業をしていたようだ。それほど子どもたち姿が多いので、お年寄りの姿は目立たなかった。
私はまず4人乗りのクワッド(リフト)乗り場に向かった。予想に反して乗り場には多くの人が列になってリフトを待った。後で分かったことだが、このクワッドのあるコースは初級者用の斜面で、スキー授業には好都合な斜面のために多くの生徒たちがリフト待ちをしていたせいだった。
2本目から私はもっぱら8人乗りのスカイキャビン(ゴンドラ)を利用した。スカイキャビンは麓のスキーセンターから一気に山頂まで2,000mを長さで通じていて、山頂からは初級、中級、上級といろいろなコースを選んで滑ることができる。今の私の体力、技術では上級コースはお呼びでない。中級コースを主として滑ったが、コンディションは粉雪(パウダースノー)の上、コース幅が広いため気持ち良く滑ることができた。ところが!
※ スカイキャビンからゲレンデの様子を写しましたが、ご覧のようにゲレンデはスキーヤーで埋まっていました。
ロングコースを気持ち良く、ほとんどノンストップで2本ほど滑り降りた時だった。スカイキャビンに乗った私はなんと肩で息をしているのに気付いた。たった2本滑っただけで身体が悲鳴をあげていたのだ。情けないが仕方がない。これが今の私の現状なのだ。私はスタートが遅かったので、他のスキー客が昼食を摂る時間帯はスキーを続けて、その後に昼食を、と考えていた。しかし、その後1本滑ったところが限界だった。
昼食で息を吹き返した私は、午後できれば7本滑って全体で10本滑ることができればと考えていた。しかし、それは叶わぬ願いだった。午後も3本滑ったところで限界だった。大腿部に疲れが溜まり、スキーの抑えが効かなくなっていた。無理をして怪我などしたら笑いものである。潔くスキーを外した。
木曜日以外はグランドシニア(65歳以上)の一日券は3,100円だという。(一般は4,600円)今の私には木曜日以外は高額過ぎる。チャンスがあれば、もう一度くらい木曜日に来てもいいかな?と思っているが、はたして???
今夜はWC最終予選 対中国戦だ!
今夜はWC最終予選の対中国戦が埼玉スタジアムで行われる。予選突破のためには勝利が必須である。日本の守備の柱である吉田、富安の二枚看板が怪我で欠場なのが気にかかるが、それを乗り越えなんとか勝利をもぎ取ってほしい。そして明日のブログで歓喜(安堵)の投稿をどうしてもしたい。間もなくキックオフである。
スキーは70歳で止められましたか?それが無難かもしれませんね。私は足腰が立たなくなるまでもう少し楽しもうと思っています。
スキー場へ年に職場で2回ほど行ったもの
です。朝4時に出発して約3時間かかります。
午後3時まで滑って来たくは午後7時頃‥
遠かった事だけが記憶にあります。
1級の仲間でニセコ・富良野・比布など
5月5日の子供の日まで滑ったものです。
70歳でスキーは止めました。