田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ジャズで彩る昭和歌謡 Vol.5

2024-11-14 11:29:18 | ステージ & エンターテイメント
 「瀬戸の花嫁」が、「いとしのエリー」が、「My Way」が…、昭和世代にとっては懐かしいメロディーが次々とジャズチック(こんな言葉があったかなぁ)な音に乗って次々と披露された。それは懐かしくも幸せなひと時だった…。

       

 昨日(11月13日)午後、手稲区民センターにおいてThe piano trio jazzと称する三人組(トリオ)が「ジャズで彩る昭和歌謡」と題するライブを開催するのを知って駆け付けた。
 キャパ200人といわれるセンターは中高年の男女を中心にほぼ満杯の盛況だった。
 The piano trio jazzの3人は、20代後半と思われるベース奏者の高橋和明さん、30代後半と思われるドラマーの石倉太郎さん、そしてトリオの中心を担う50代と思われるピアノ兼ボーカルの辻たいじさんという3人組だった。
 演奏された曲目を順に並べてみると、(作曲者は省略)
 ◇ルパン三世
 ◇つぐない
 ◇Tennessee Waltz 〇
 ◇いとしのエリー  〇
 ◇コーヒールンバ
 ◇スィートメモリー
 ◇ラブミーテンダー 〇
 ◇上を向いて歩こう
 ◇いい日旅立ち
 ◇愛の讃歌 〇
 ◇瀬戸の花嫁
 ◇My Way
 ◇見上げてごらん夜の星を
 ◇Amazing Grace 〇
 ここまで14曲を一気に演奏した。曲目の後ろの〇印は辻たいじさんのボーカルが入った曲目である。
 そしてお約束のアンコールに応えて、「スタンダードジャズメドレー」と題して
 ◇アンパンマン
 ◇枯葉
 ◇Stand By Me 〇
 ◇情熱大陸
以上、合計18曲が披露されたのだが、どうでしょう?私と同じ昭和世代の方なら懐かしさいっぱいの曲目が並んだのではないだろうか。それがジャズチックなメロディーにのせて演奏されたのだから、単に昭和歌謡を聴くのとは違ったリニューアルされた音楽を聴くような気分を味わえたのだ。だから、会場の中高年の女性陣からは盛んにトリオに対する声援の声が飛んだ。特に私が聴いていて辻たいじさんのボーカルが魅力的に聴こえた。

    

 今回のライブは手稲区民センターにおいて、彼らにとって5回目のようだったが、今まで知らなかったのが惜しまれる。
 ライブが終わり会場の出口でメンバーが挨拶されていた。私は思わず近寄って辻たいじさんに「どこかのお店で演奏されているのですか?」とお聞きした。ところが「いや、私たちはそうしたところではやっていません」とのことだった。ということは、彼らは本格的にプロとしては活動されていないグループなのだろうか?ネット上で調べても詳細は不明だった。
 いずれにしても、私たち昭和世代をおおいに楽しませてくれたThe piano trio jazzだった。またどこかで彼らのライブがあると知ったらぜひ駆け付けたいと思った。