4月半ばに訪れた野幌森林公園の山野草たちはどのようになっているだろうか?そのことを確かめたくて訪れた。野幌森林公園はやはり山野草の宝庫だった。私には名前の分からない多くの山野草に出逢うことができた12キロの森林公園ウォーキングだった。
昨日(22日)、一か月ぶりに野幌森林公園を訪れた。但し、今回はいつもの「大沢口」ではなく、そことは正反対に位置する「トド山口」から入ることにした。そして公園の北半分を歩いてみることにした。具体的には「トド山口」から「登満別線」(4.1km)を通り、「基線」(3.6km)を東から西に横断して「瑞穂口」に至り、そこから「下野幌線」(4.2km)を通って「トド山口」に戻ってくるコースである。合計11.9kmのルートである。
※ 「トド山口」には「野幌森林公園」の表示看板が立っていました。
※ 「トド山口」の広い駐車場にはそれなりに車が停まっていました。
※ 「トド山口」から森林公園への入り口です。
コースの状況としては「登満別線」が最も山野草が多く魅力的だった。「基線」はいわゆる管理道路的性格を有し、車が自由に走ることができるような道路のため山野草も目立たなかった。「下野幌線」はコースとしては最もワイルドで、道は細く、山坂もあり、ウォーキング(トレッキング)をするには楽しいコースだった。山野草は私自身の疲れもあり、注意力が散漫になっていたため、特別に発見するものはなかった。
※ 入口から300mほど行くと、看板によって「登満別線」のへ誘われました。
※ 典型的な「登満別線」のコースの様子です。
※ 「登満別線」の途中で名もなき沼と出会いました。
さて、私は「市民の森」を巡った際にはトレッキングと称し、「野幌森林公園」ではウォーキングと称した。その理由はトレッキングの場合は山坂を含むコースであるのに対して、ウォーキングの場合は比較的平坦なコースを歩いた場合と、私の中では区別している。実際にスマホのアプリによると、「白川市民の森」では103階分上昇したとあるが、昨日の場合は28階分だった。1階分が約3mだそうだ。だから昨日も約83m昇ったことになるのだが、それくらいではトレッキングと称しない方がよいのではという私の判断である。
※ 「登満別線」の終点に「登満別園地」の駐車場、休憩舎がありました。
さて、目的の山野草であるが、これまでの市民の森トレッキングで何度も目にしたものももちろんあった。しかし、それ以上に初めて出会う山野草の種類の多さに目を奪われた。
また、今回の目的の一つだった「オオバナエンレイソウ」の白い大きな花にも何度も出会うことができた。
※ こちらは典型的な「基線」で車が安全に走られるように整備されていました。
帰宅して初めて出会い、名前の分からぬ山野草を検索してみたが、素人の悲しさでなかなか自信をもって判断できない。あやふやなものもあるが、「これでは?」というものには名前を付けてみたが、分からぬものは写真だけ掲載し、今後名前が判明した時点で書き加えていくことにしたい。
※ 野幌森林公園の西端「瑞穂口」の駐車場です。その先には瑞穂沼に通ずる遊歩道があります。
※ 瑞穂沼への方向とは反対側に「下野幌線」の入り口のゲートが立っていました。
ここで申し訳ない事態になった。ブログにアップする写真を整理していたら、山野草以外の写真も含めると40数枚になってしまった。gooブログでは一度にアップできる写真は30枚までとなっているようだ。そこでやむを得ぬ措置として山野草は明日アップすることにした、本日はこの日のウォーク全体を説明する写真のアップだけに止めることをお許しいただきたい。
※ こちらは典型的な「下野幌線」のコースの様子です。
※ ちょっと目立ちませんが北コブシの花が満開でした。(遅いですね)
※ 北コブシの花のアップです。
※ 「下野幌線」では、こうした風倒木が目立ちました。地盤の問題でしょうか?
なお、「トド山口」なる呼称についてだが、ちょっと変わった名称に興味を持った。あるいはアイヌ語由来なのでは、とも考えた。しかし、私が調べた限りでは、もともとの地名が「椴山(とどやま)」というそうである。ところが「椴」という漢字が当用漢字にはないためにカタカナ表記をして「トド山口」としたそうである。漢字表記だと「椴山口」となるようだ。