通勤時に小さな発見をし、密かな悦びを感じています。
転居によって通勤路が変わりました。
これまでと違い、ほぼ直線的に歩いて職場に到達します。
すると信号待ちの回数がぐっと増えて憂鬱でした。
ところがここで小さな発見があったのです!
交差点の信号が変わると、いきなりトップスピード(?)で歩行を開始します。
私にとってはかなりのスピードです。
ビルの窓に映った姿を見ると、速歩という感じで足をちょこまか動かしている自分がいます。
すると次の信号になんとか間に合って、交差点をクリアすることができるのです。
それまでの自分は一つ一つの信号で待たされ、いらないストレスを感じていました。
この小さな発見は、私に二つの効用をもたらしてくれます。
一つはいらないストレスを溜め込まなく済むこと。
そしてもう一つは、速歩が私にかなりの負荷をかけ、職場に着いたときには肩で息をしている自分がいます。運動不足を多少は補ってくれそうです。
札幌へ来てず~っと、「札幌の人はずいぶん通勤足度が速いなあ」と感じていました。
私もけっして歩く速さは遅くはないと思っていただけに、「年齢のせいかなぁ・・・」と考えていました。
しかし、どうやらそうではなくて信号との関係で足早になっていることのようです。
私にとっては、小さな発見、小さな悦びでした!
その一つは、チケットを無償で譲り受けたことです。
昨日、私はいつものように当日券を購入しようとチケット売り場に向かいました。(シニアのペアチケットは当日購入が原則なのです)
すると、全く見知らぬ方が「チケットを購入するんでしたら、余っていますのでどうぞ」とB自由席券を2枚譲ってくれたのです。
「これはさい先良い兆候!」と私は喜び、コンサの勝利を信じてスタジアムに向かいしました。
その二は、私が卒業証書を渡したコンサ・ユースの選手とバッタリ遭遇したことです。
試合が終わって会場出口へ向かっていたところ、関係者出入り口から若い選手の一団が出てきました。すると見覚えのある顔が…。
それは、小学校を卒業しコンサドーレ・ユースU15旭川に入団した前田 翔貴 選手です。
私は思わず声をかけました。すると彼も覚えてくれていたようです。
団体行動だったので、「元気か?」「ハイ」「がんばれ!」「ハイ」程度の会話でしたが、すっかりたくましさを増した彼の背中を頼もしく見送りました。
その三は、京都サンガサポーターから慰めと励ましを受けたことです。
さすが三万人もの観客が入ると、会場から出るのも混雑します。
渋滞する行列の中で、私の前はサンガの応援に京都から駆けつけたカップルでした。
足が止まってしまったこともあり、私は彼らに「今日の結果で京都のJ1昇格の可能性はまだあるのですか」といささか失礼な質問をしてしまいました。すると彼らは、こうこうこうなると「昇格の可能性がまだあるんですよ」と解説してくれました。
そして彼らは「札幌は大丈夫ですよ。あと二週間ドキドキ感を楽しんでくださいよ」と言ってくれました。
いつもの観戦とは違い、思わぬ出来事や出会いがあった昨日のコンサ戦の観戦でした。
※写真はやはり選手入場時にサポーターの手によって会場内が赤黒のコンサドーレカラーで染め抜かれた場内です。ちなみに私は赤のボードが担当でした。
我がコンサドーレのJ1昇格決定をこの目で見ようと、今季9度目となる対京都サンガ戦の応援のため札幌ドームに出かけました。
キックオフ1時間半前にスタジアム内に入ったのですが、ホーム側はすでに立錐の余地なく、しかたなくアウェー側に陣取りましたが、こちらも試合開始時には全席が埋め尽くされました。
後ほどの発表では、観客数3万2千人余だったとか、この数字はコンサにとって5年ぶりの大入りだそうです。
さて試合ですが、すでに結果はご存知のことと思いますが、勝利(勝ち点3)を目前で逃がしてしまうというとても惜しい試合でした。
昇格決定がかかるという大切な試合に、私の気持ちは得点の経過とともにいつも以上に揺らされ続けられました。
まず、こう着状態の前半25分にPKを獲得し大喜びしたのもつかの間、PK失敗でガックリ。
その気持ちを引きずっている間に、前半35分相手に1点献上してしまいました。
それから「今日はだめかも・・・」と思う時間の長かったこと・・・。得点の臭いが感じられない時間が40分間も続きました。
悲観的な思いが歓喜に変わったのは、試合時間残り15分強、新生岡本選手のファインゴールで「ああ、なんとか同点で勝ち点1だけはゲットできる」と安堵したものでした。
そんな思いを抱いていた3分後、今度はまたまたPKを獲得し、石井選手が確実に決めてリードする展開となりました。「えっ、あと10数分守りきればJ1昇格決定だぞ!」とウキウキ気分となっていました。
コンサイレブンも疲れきった体を鼓舞しながら懸命な守りを見せてくれていました。
なのに、なのに、なのに・・・、ロスタイムに入ろうかという時間帯に相手にPKを与えてしまうという悲劇が起こってしまい、それを決められ、私の気持ちは再び奈落の底に・・・。そして無常にも試合終了のホイッスルが・・・。
会場内にはなんとも言えない微妙な空気が支配していました。
「残念だったなあ」という空気と、「負けなくて良かった。勝ち点1を上積みしたことを良しとしょう」という空気が混在していたのだと思います。
昇格決定は最終戦に持ち込まれました。
う~ん、最終戦はもっともっと気持ちが揺さぶられるかも・・・。
ところで、今日の観戦はいつもとは違いたくさんのエピソードが生まれました。
そのことを明日レポートします。
※写真は選手入場時にサポーターが描いた「ONE HEART」の人文字です。
14日は「地球を守るシンポジウム」に続いて、ダブルヘッダーで北区役所主催の「まちづくり参加・入門講座」に参加しました。
この講座は、シニア世代に対して地域活動やボランティアに参加するためのノウハウを伝授し、シニア世代の地域デビューを応援することをねらいに開催した講座ということでした。
主催する側は25名程度の参加を想定していたようですが、開けてビックリ60~70名の参加者で溢れていました。それだけ私たちシニア世代には大きな関心事ということなのでしょう。
講座は4回連続で行なわれるのですが、今回は第1回目としてNPO法人シーズネット代表の石見太市氏の基調講演「シニア世代の地域デビュー」と、地域活動の実践家によるパネルディスカッションが行なわれました。
岩見氏のお話は大変示唆に富み、考えさせられる内容でした。
岩見氏は特に大都市(札幌)において顕在化している高齢者の万引きの増加など、高齢者の社会現象について指摘し、シニアから高齢者にかけて目立つ孤立化を危惧しています。
そうした事態を避けるためにも「地域と関わる」ことの大切さを強調します。地域と関わることによって、①人間関係を築き、②自己の存在感を感得できると説きます。
ただ、大都市(札幌)でいう地域とは、必ずしもエリアを指すものではなく、もっと広い意味で考えるべきという視点は新鮮に映りました。
また、岩見氏が主導するNPO法人シーズネットも興味深いグループのようです。
パネルディスカッションは、北区で地域活動やボランティアを実践している方々の発表でした。誰もが生き生きと語っているのが印象的でした。
さて、いろいろな講演会や講座に参加し、頭でっかちになりつつある私ですが、はたしてどこへ行くのでしょう。私も私自身に興味津々です。
次回は、市内の施設やまちづくり団体の活動を視察することになっています。
※サッカー日本代表のオシム氏が倒れたというニュースはとてもショックです。 「勝手にオシムジャパン応援ツァー」で声援を送った一人としてなんとか早期に回復してほしいと祈るばかりです。
日本のロック界で一世を風靡した白井貴子さんが私たちの前で自身の歌をアカペラで披露してくれました。
友人からのコメントでブログが再開できたようなので、本格的に再開することにします。
14日午後、札幌市内で「地球を守るシンポジウム」が開催され参加してきました。
ゲストはロックシンガーの白井貴子さんと、環境問題活動家の田中優さんのお二人でした。
二人はそれぞれの立場から環境を守る自らの実践を語ってくれました。
白井さんは、足下の自分を見つめていく中で“実践あるのみ”の姿勢で毎日を生きていきたいし、周りの人にも勧めていきたいと語りました。
そして話の最後に、環境に関心を抱くキッカケとなった野生のマーガレットをモチーフとした自身の歌をアカペラで披露してくれました。
時には耳障りにも思えるバックミュージックなしの歌声は、とても新鮮に私の耳を刺激しました。
田中さんは、さまざまな活動を展開しているようですが、特にAP Bankの活動に力を入れているとのことでした。この活動は大変興味深く聞きました。
省エネ機器へ積極的な買い替えを勧めるこのAp Bankの仕組みは今後広がりをみせるかもしれません。
この後、二人に上田札幌市長、さらには札幌市内の実践家を交えてのパネルディスカッションが行なわれました。
ここで私のアマノジャクな思いが湧き上がってきました。
それは、白井さん、田中さんは、それぞれわずか30分のスピーチと、その後10分程度のコメントを述べるために来札されたのです。
考えてみたら、彼らが東京から札幌まで移動すること自体が大きなエネルギーのロスを生んでいるのではないか、と考えるのは間違いなのかなぁ・・・。
白井さんの生歌を聴けたことはラッキーだったけど・・・。
えっ 開通したの?
半信半疑のまま、キーを叩いています。
13日、予定どおり新しいところに転居しました。
よく説明を理解しないまま、壁に備えられていたLANケーブルに繫ぎました。
すると、何の違和感もなくネットを開くことができるのです。
私はよく分かっていないのですが、どうやらマンション自体がインターネット環境を整えているということなのでしょうか?
試みとして投稿してみることにします。
何の問題もなく、私のブログを受けていただけるとしたら、明日から早速本格的に再開したいと思います。
う~ん、アナログ人間はいろいろと大変です(~へ~;)
昨日レポートした環境学習セミナーに続いて、午後からは「札幌公共交通おでかけ講座」なるものに参加しました。
主管は、NPO法人交通倶楽部ゆうらんというグループでした。
交通倶楽部ゆうらんとは、「公共交通の利用促進」を目的とするNPO法人だそうです。
それで何を学ぶ講座だったかというと、札幌市内の公共交通(地下鉄・市電・バス)をより快適に活用する方法を学ぶ講座でした。
特に、札幌新参者にとって複雑すぎて利用しずらいバス路線について詳しく説明いただきました。
交通倶楽部ゆうらんは、いろいろと工夫をほどこした「なまら便利なバスマップ」を作成し、提示してくれました。なるほどたくさんの工夫があり、作成の苦労の跡がしのばれる労作でした。
それでも複雑に入り組む市内路線の全てを頭に叩き込むことはとても無理ですが、自分が利用しようとしている路線についてはかなり理解することができました。
このマップは関係機関の窓口で配布されていることと思います。(確かめてはいませんが…)
同時に、札幌市交通計画部が運営するウェブサイト「さっぽろ えき・バスナビ」についても説明がありました。
このサイトは私も何度か使っていますが、なかなか工夫されたサイトで、お勧めです。
この講座の冒頭にもお話がありましたが、自家用車の利用を控え、公共交通機関を積極的に利用することによって二酸化炭素(CO2)の排出量を減らしましょう!という趣旨で開催されたものです。
さまざまなところで地球温暖化を防止するための胎動が始まっています。
《お知らせ》 私事(転居)により1週間程度このブログの書き込みが困難となりました。できるだけ早く再開したいと思っていますが、何せ素人のため環境が変わって直ぐに立ち上げることができるかどうか不安があります。再開したときにはまたよろしくお願いします。
野次馬精神極まれりとの嘲笑を受けるかもしれない。
しかし、「参加して良かった!」と今振り返っています。
今日、地球温暖化防止をめざす環境学習セミナー「家電TVとOA機器リサイクル見学ツァー」に参加してきました。
ところが参加者をみると、私のような一般市民はほんの数えるほど、ほとんどは主催者のNPO法人北海道環境カウンセラー協会の方々ばかりでした。
「こりゃ、とんだ畑違いのところに飛び込んだかな?」と思いましたが、同時に「札幌市民の環境に対する関心度はまだこの程度なのか…」という寂しい思いもしました。
見学したのは、株式会社 鈴木商会の「発寒リサイクル工場」(愛称:工房新くんの21世紀ポケット)です。
鈴木商会は鉄のスクラップ加工処理を主業態として全道展開していますが、そこにアルミニウムスクラップ処理、家電リサイクルと次々と業態を拡大してきている企業です。
今回の見学は、専門家(?)のカウンセラーにも、私たち一般市民にも、予想を超える驚きを与えてくれるものでした。
それはTVやOA機器のリサイクルが徹底した手作業によって行なわれている事実を目の当たりにしたことです。
あの数千、数万の部品からなる精密機器を手作業(工場では手解体(テカイタイ)と呼んでいました)によって部品の一つ一つまで完全に分解していたのです。
ですからTVの解体だけで20人くらいの従業員が関っていました。
それは小さな部品の一個一個までゴミとせずに、再生させようというもののようです。
この事実には率直に驚きましたし、リサイクルの世界の大変さを思い知った感じです。
私たちがより便利な、より快適な機器を求める裏側で、このような実体があることを知ることができたことは決して無駄ではなかったと思っています。
その後、「リサイクルの現状と課題」と題してのセミナーが同工場の会議室で行なわれました。
リサイクルの世界も多くの課題が山積しているようです…。
※写真は解体を待つブラウン管TVの山です。
その趣旨は、札幌から発信する様々なジャンルの芸術文化に気軽に参加し、親しんでもらいたいというものです。
イベントは「舞台芸術部門」、「学生音楽部門」、「音楽部門」、「美術部門」、「アートプロモーション部門」と五つの部門に分かれて開かれています。
先日、大通りに出る機会があり、美術部門の催しの「500m美術館」を見てきました。
この催しは地下鉄大通駅とバスセンター駅を貫く約500mの地下コンコースの両側の壁を美術館に見立てて作品を展示したものです。
そこには札幌を代表する11人のアーティストの作品と、その他若手アーティスト、児童生徒の作品が展示されていました。
美術にはとんと疎い私ですから、作品について批評する資格もなければ、語ることもできません。
私なりに気になった作品としては、黒田晃弘さんの「点字という名の絵画」と、YOMIさんの「くま natulaizer 2007」という作品でした。
美術については語る資格のない私ですが、今回私が関心を抱いたのは札幌市が有するハード(地下コンコース)を有効活用するというソフト面の巧さということです。
規制の概念を打破することによって、札幌市に存在する様々なハードはもっと生かされてくるんじゃないだろうか、などと考えたのですが・・・。
そういえば、もう一ヶ月も前だったでしょうか、中島公園を訪れたときに「木立のギャラリー」と称して公園内の木々に子どもの作品を展示していた光景が思い出されます。
札幌へ出て来てから、非常に気になる光景があった。
地下鉄を待つホームで、バスを待つ停留所で、携帯電話を見つめる人が非常に目立つことだ。
以前から若者にそうした傾向が強いことは知っていたが、最近は中年層の人たちやかなり高い年齢の方にも携帯電話に見入っている人が増えてきた。
端から見ていると、それは一種異様な光景に映る。
何が彼らをそうさせるのか、アナログ世代の私にはよく理解できなかった。
携帯電話というと、私などはせいぜい電話とメールくらいの機能ではと思っていた。といってもメールはパソコンでやるほうが遥かに効率が良い(?)ためほとんど使うことがなかった。
ところが伝え聞くところによると、携帯電話はかなり進化しているようなのだ。
特に熱心に見入っているのは、どうやらインターネット回線を利用して各種の情報を得ているらしいということが分かった。
う~ん、敵を知るにはなんとやら…、私の携帯もそうとう旧式となっていたので、思い切って買い換えることにした。
過日、ショップに行ってみたところ、その機種、形、色…、百花繚乱である。
その様子を眺めただけで、私は自らの手で選ぶことを放棄した。
店員に「テレビを見ることができ(ワンセグ)、ミュージックプレイヤーの機能を備えた機種は?」と尋ねたところ、「GPS機能を備えたものもありますが…」というので、エイッ、ヤッとおそらくドコモでは最高機種ではないかと思われるFOMA F904iを購入してしまった。
マニュアル本を見つめて、改めて思った。
「まあ、よくもこの小さなボディにこれだけの機能を詰め込んだものだ」と…。
ワンセグ、テレビ電話、プッシュトーク、GPS、音楽再生(ミュージックプレイヤー)、指紋認証、海外利用、などなど…、私が理解していない機能もあるようだ。
さあ、これからアナログ人間のおじさんの苦闘が続く。どこまで機能を理解し、使いこなせるのか?おそらく数分の一しか使えないのだろうが…。
でも…、ケイタイ見つめ族(私の造語)になるつもりは全くない。