3月16日の事です。 献血センターで受け付けを済ませ問診室に行くと 当番のドクターがにこやかな笑顔で 「今日は最後の献血ですね。 しかもゾロ目の111回」 って仰いました。
いつもは緊張して血圧が上がるんですが ふ~っと肩の力が抜けました。 私は大雑把なんですが、数字にこだわる癖があります。 111回 こんなの私しか分からないと思ってた。

今日献血できる状態か検査用の採血 係りの看護師さんが 「最後ですね。大丈夫です。」 隣の問診室から先生がこられ 「よかったですね。長い間ありがとうございます。」って。。
そして採血です。 【血漿】を採るため45分くらいかかります。 「最後の一刺しです」 と 係りの方がそれぞれ声をかけてくださいました。68歳以後に献血したから 血液センターから表紙付きの立派な感謝状が送ってきてます。

献血は成分献血の場合、次回までに2週間の間隔が必要です。。(健康のため) だから最後だと判るのは献血者が70歳の誕生日より13日以内の時だけなんです。

看護師さんが 「勝手に胸がいっぱいです」 って言われました。 私 自分の記録のためと思っていたけど こんなに大切に思われて・・・ 今日で卒業します と言いました。
献血したらお礼の品を頂けますが もっといいのは 血液検査の結果が送られてくることです。

採血室を出るときも ドアの外まで来て 「所長がいたら ご挨拶するでしょうけど」 って とんでもない・・ 恐縮しています。
他にもお礼の品です。

そして その後 私のために今日作った 感謝状をいただきました。 「長い間ありがとうございました。この111回の献血でたくさんの方が助かりました」 って。。。 本当に胸がいっぱい・・ 小さな感謝状だけど センターからじゃなく スタッフの方から・・
私の言った【卒業】 の文字が入っていました。 プレゼントは携帯の画面を拭くストラップ

こうして・・・人生最後の献血をしました。 自慢話読んでくださってありがとうございます。 もうすぐ70歳になりますし、 あちこち【ガタ】 が来ています。
ベランダの花壇は縮小して少ししかお花がありません。 この水仙は 葉が細丸く とってもいい匂いです。
普通の水仙よりも 甘く柔らかい感じです。鼻はまだ大丈夫のようです。
