【やさしい猫】 中島京子著 中央公論新社
猫ちゃんファンは多いから がっかりさせるでしょうが 猫ちゃんの話ではありません。
とっても理不尽な 怒りの沸く物語です。 帯の部分より 入管法に翻弄される小さな家族・日本の今を描く圧巻のドラマ
友人から借りた本ですが 借りても貰っても いつも偶然 いま・・という時期に本は私の前に来ます。
裏表紙に あらすじが書いてあるのが多いですが カバーは 一枚通しの絵です。
スリランカから日本に来ている若者(名前は長いので通称クマさん)の話で やさしい猫 はスリランカの寓話だそうです。
扉の部分にミルクティー。 それは物語の最初に出てきます。昔は スリランカのことをセイロンって言ってました。
紅茶が有名。
クマさんが教えたミルクティーを、実際その通りに作ってみました。 ポットもカップも温めておく 練乳をたーっぷり
カップに入れる なるべく遠くからカップに紅茶を注ぐ… 相棒の 右京さんのようにしてみました。
日本に来ることは簡単でも 住み続けるのは 色んな約束事や条件があります。家族3人で過ごしたいだけなのに・・・
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ひょんなことから知り合った留学生たちの未来に、幸多かれと祈ります。 わが芦屋町に招待。 芦屋釜の里 にて。
右端は国際交流センターの センター長さん 男女3人は留学生 真ん中の2人は友人です。
知り合うきっかけとなった筑後川山田堰です。2020年のこと。そこでアフガニスタンからの留学生H君を案内して来られたのがセンター長
私たちは 中村哲さんがアフガニスタンで水路を造るのに参考にされた というので 訪ねました。。
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昨日12月4日は アフガニスタンで 凶弾に斃れた中村哲さんの 命日でした。
上の後姿の写真のH君は 中村哲さんのマルワリード用水路に行った事があるそうです。現在は東京でお仕事。
写真は山田堰の案内板より抜粋
本の内容は 本当に厳しいものでしたが 無知な私には説明できないので 読んで頂けたら嬉しいです。
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