今日の地元の新聞記事ですが、ようやく広瀬川にも稚アユが放流されました。
例年より1週間ほど遅いとのこと。
記事によると、とりあえず今日17日は、広瀬川の6箇所に稚アユ700キロ、80,000匹が放流されました。明日、明後日にかけて名取川と広瀬川の17箇所に合わせて240,000匹の稚アユが放流される予定とか。稚アユの体長は約9センチとのこと。
新聞記事を読んでふと疑問(?というほどのことではないですが)に思うことがあるのですが、今日の放流分、80,000匹分は、「合わせて」240,000匹という中に「含まれる」のか、どうか?です。
記事から推計するに「含まれる」のではと思われますが。
80,000匹で700キロですから、240,000匹では2,100キロ(=2.1トン)になるのでしょうか。
本当にそのくらいの稚アユが放流されたのならいいのですが、前々から漁協としてきちんと数量のチェックをしていない、いい加減なチェックだということはいわれてきましたので、そのままそうですかと率直に受け入れられないのが情けないというか、いまいち寂しいところです。
同じ2.1トンの稚アユを放流するのであれば、遥か上流の放流は止めて、街中に多く放流してくれないものだろうかと思ってしまいます。
その方がインパクトがあります。いい宣伝にもなります。
放流の仕方も、上流の方の放流は、組合員の近くの川に放流しているのだという芳しくない声が前々から聞こえてきているからです。
今日はおめでたい日なのに、素直に喜べないところが、たかが放流、されど放流ということなのでしょうか。
下流の堰が稚アユがどんどん遡上できるような素晴らしいものであるならば、中流域から上流域は天然アユと放流アユで溢れかえり、釣れすぎて嬉しい悲鳴をあげることになるかもしれないのですが。アユで溢れかえったら、投網で一網打尽にされてしまうことでしょう。
この頃は中流域では釣れないから、アユがいないから投網を打っている人はほとんど見たことがありませんが。
中流域では、8月15日に投網が解禁となります。