普通紙芝居を見てもなかなか紙芝居の裏というか、せりふが書かれている部分を見るのは少ないのではないかと思います。
まして昔の紙芝居においておや。(一気に古文調へ)
写真は、紙芝居「妖怪大名」の”せりふ”です。せりふの文章というべきなのでしょうか。”シナリオ”?
これが何とも乱雑なのです。大きな字で、マジックで書かれたような字で、漢字にはひらがなが振られています。
しかも裏面一杯に渡って書かれています。紙芝居は木の枠を使ってその中で”演じて見せる”ものなのに、これでは上下(左右)の”せりふ”が少し見えなくなりませんか。
もっとも全て暗記をしているのでしょうが。
でもこれはまだましな方です。別の紙芝居はもっとひどい書き方、かつひどい字でした。