鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

RIVERSIDE STORY

2013-04-01 16:04:46 | 思いつくまま

  きのうの最高気温は4.4度ですか、寒いはずです。 一週間前の24日も4.8度でしたが、それ以上に気温は上がりませんでした。

 きょうは一転して朝からいい天気、風もなく車の中にいると暑いくらいです。 今週はずーと10度を超えるようで、いよいよ春も本番を迎えつつあるようです。 それもそのはず、きょうから4月です。 APRIL  Aprilfool何てことは誰も言わなくなりましたね。 みんなまじめになりすぎたのか、そういう余裕がなくなったのか、何かさびしいですし、一年に一回くらいは皆で馬鹿になり、化かし合いをしても、夢をみてもいいのではないでしょうか。

 

 29日の朝日新聞ですが、別刷特集として3人の作家の Riverside Story を大きく取り上げていました。 阿部和重さん、伊坂幸太郎さん、山崎ナオコーラさんの3人です。

 『  明るく色づいた春の川辺は、大勢の人でにぎわう。  愛犬との散歩、親子でのキャッチボール、気のおけない仲間たちとのお花見やバーベキュー。  川の数だけ景色があり、人の数だけ物語がある。(いい表現です)・・・・  』

 真冬の河川敷に人生の転機を見た作家・・・阿部和重さん・・・多摩川

 川辺のベンチを執筆場所としていた作家・・・伊坂幸太郎さん・・・広瀬川

 学生時代に毎日車窓の皮を眺めていた作家・・・山崎ナオコーラさん・・・多摩川

 阿部さんは、多摩川に設けられた二子玉川緑地運動場での元日の散歩で”人生最大の孤独”を感じたそうです。ずっと目を背けてきた現実を、風景として突き付けられた気分でした、と。 唯一の救いは、自分には書くべき作品があるということで、世界とつながっていた気がする。

 

 伊坂さんは、街の喧噪を離れ、川の流れる音だけ聴いていると、世間の評価なんてどうでもよくなってくる、と。 小説を書こう、と決意したときの純粋な気持ちを取り戻すことができるんです。

 

 山崎さんは、いつも河川敷に集まっては、友達とたわいもない話しをしていました、と。 河川敷という開放された場所で、・・・時間がゆっくり過ぎていく、そんな景色を遠くから眺めるのが好きでした。 川の解放感が好きなんです、・・・、心が高揚します。

 

 そして、私newoneも川が、河川敷が大好きです。 好きという度合いにおいては、決して彼らに引けを取らないと思っています。 でも大きく劣っているのが、文学的な才能です。自分なりに才能がないか自分探しをしたこともあります(もちろん、才能はゼロですが)し、川が好きということを何らかの形にして残したいという強い思いがあります。 思いだけは負けないかも?!強がりか? 

 

 短編小説、詩歌、童話なんでもいい、何らかの媒体を使って、川のそばで生きた証し、川に育ててもらったことへの恩返し、なんでもいい、何らかの形にしたいと思っています。実現するかどうかは何とも言えませんが、感性を磨こうと日々努力はしています。 出来たら、川と、広瀬川と話しが、会話が、対話ができたら最高だなと思っています。それが私の生きた証しと言っていいと思います。 遺書と言ってもいいかも。

 

 因みに家族には言ってあります、火葬したら一部(粉のように細かくなった骨)をすぐ近くの広瀬川に散骨してくれと、水葬というわけにはいかないでしょうから、せめて川への散骨です。

  工事は3月30日から6月20日まで約三か月も延びていました。

  

 まあ救いは、川の中での工事ではないことです。と思いたい。 心配なのはもう一つ川の中に架かっている橋脚があることです。左岸ぎりぎりにあるのですが、この橋脚は補強しなくても大丈夫という診断だったのでしょうか。

 

 写真はすべてきのうの撮影です。 雪が舞い寒かったために人通りがほとんどありませんでした。

 (P.S.) こういう遊びは好きですね。

 


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