鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

花曇り?

2013-04-06 16:05:12 | お知らせ

  すでに西日本の方は大荒れの天気のようです。 こちらは夜から明日朝にかけて荒れそうな天気という予報が出ていますが、今のところ雨は降っていません。 寒いということもありません。 風がありません。 写真を撮るにはちょうどいいですね。影ができません。

 堤防の桜はまだつぼみです。 本当にもうすぐなのですが。 今夜から天気が荒れるので、あしたも多分咲かないでしょう。 気長に待ちましょう。

   

 

 きのうの続きです。 下の写真の場所・建物は何でしょうか?

 (再掲)

 この建物を見ればお分かりになる人がたくさんいることでしょう。

    

 そうです、知事公館です。 澱の上、新坂を登りきったところ、北二番丁の突き当りにある宮城県知事公館です。

          

 こういうみごとな夫婦杉(勝手に名づけました)もありました。 (夫婦杉といえば、三居沢不動尊にもありましたね。) 何故また知事公館なのか? きのう図書館に行くときにここを通ったら、門が開いていてちょっと中を覗いてみようかなと、ほんの少しだけ覗いてみたところ、何となんとナント門のそばで草むしりをしていたおじさんが、どうぞ中に入ってゆっくり見ていってください! なんて言うではありませんか? その言葉を聞いて、私は一瞬自分の耳を疑いました。 桜はまだですが、とまで言われてしまいました。

 入るな! と言われるとばかりに思っていましたので、完全にいい意味での肩透かしを食らってしまった感じ。 そう言われて悪い気はしません。 ゆっくり見るつもりは全くなかったのですが、そこまで言われたのならば入ってゆっくり見て回らなければいけません。そういうことで建物の周りをぐるっと一周してみました。

        

 池があり、金魚が泳いでいました。 この建物は今では県知事の公館として使われていますが、戦中までは陸軍第二師団の師団長の官舎として使われていたそうです。 今は結婚式場としても貸し出されています。 知事が使っているのを見たことはありません。 活用されている様子はあまりなく、何かもったいない気がしますね。

 私が子どもの頃(またまたむかし昔の話し)、一時県の児童館として使われていたことがあります。 前にも書いたかもしれません。 悪がきどもと中に入って、館の内外を動き回っても全く怒られなかったので、なんでだろうと思った記憶がありますが、児童館だったからのようです。 悪がきが主人公だったのです。

 下の写真は門を内側から撮ったものです。

 

 下が正面から撮ったもの。

 

 今はこの門は県指定の有形文化財となっています。 大正年間に仙台城の門がここに移築されたようです。

 

 でも残念なのは、それまでは頭大の石垣だったのが、今はこんなにみっともない、頑丈だけが取り柄の、コンクリートむき出しの擁壁となっていることです。 きのうきょうとご覧いただきました知事公館はこの上にあります。

  

 仙台城の門と言えば、何と言っても大手門ですね。

           

 1945年7月の仙台空襲で焼け落ちてしまったのが残念です。 二の丸、三の丸は第二師団が駐屯していたのですから、爆撃を受けるのは仕方がないことですが、それでもやはりもったいないことです。

 

 隅櫓は再建されましたが、中には入れません。

コメント (2)
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