前から申し込んでいた「男の台所」ですが、受講がOKとなり、きょう午前中オリエンテーリングがありました。 実際に包丁を握って料理を作るのは来週からですが、きょはそれに先立ち、班編成や身支度、タイムテーブル等の説明がありました。
名前入りのエプロンを使用することになります。これにより名前を早く覚えられることになるでしょう。 名札を付けるよりはいいのかも。 値段は高くなるでしょうが。
名前は紐で隠れているところにあります。 胸ポケットの上です。
約2時間の半分近くは、塾長のあいさつでした。 とくに今年は「第10期生」の募集ということだったので、「男の台所」ができてから丁度10年という節目の年でもあり、塾長としては感慨もひとしおだったのでしょう。 原点にかえってのお話がありました。
塾長は、昭和8年生まれということを誇りに思っているようです。 ちょうど同じ年の三浦雄一郎さんが、80歳でエベレストの登頂に成功したこと、旧制中学と新制中学の切り替えの年代であり、中学校には”月謝”を払って通学したということを強調していましたね。
元高校の教員だったそうで、ボランティア団体を立ち上げるにあたっては退職金を相当つぎ込んだとか、それだけの強い意気込みがあったのでしょう。高齢者に弁当を届けるというサービスを開始して、そこからいろんなことを学び、現在に至っている。
いろんな面白いことを言っていました。 思いつくままに羅列してみます。
・マイナス20歳で生きている
・65歳というバリアを取り払う
・ボランティアに軽重あり。軽はお祭り等のボランティア、重は食べることのボランティア
・ボランティアは体験学習、人生修行である
・ボランティアはさせていただくもの、授業料を払うのは当然である
・定年を迎えてきちんと”総括”したか? 1回リセットすべき
・総括しないと次のステップが踏めない
・リセットして、プラスに発想を転換する、伸び代を持って
・自分で脚本を書き、主役を演じて、最後を迎える、まんざらでもなかったと思って死ぬ
・みなさんの奥さんが””悪妻””だから、ここに来ている
・夫婦は共依存関係から50対50へ
・我々のQOLは健康、健康イコール食べること、何をどのように食べて人生を全うするか
・食というフィルターを通すといろんなものが見えてくる、食に関心を持つということはとっても素晴らしいこと
・これからやっていくことは、「食の自立」と「仲間作り」(楽しくないことはやらない、各自で楽しいことを考える)、そして「社会貢献」(取得したものを人のために使う、困っている人と社会の接着剤となる)
・感謝の気持ちを持って、継続していく
・すべては自分のため、自己研修 (情けは人のためならず)
ということで、1回目の実習は6月7日です。果たしてどうなることやら・・・・ このブログでその都度詳しくお知らせしていくつもりです。 迷惑でなかったら、お付き合いください。
帰り澱橋(橋を南に行くと車や人が多くなります。美術館でゴッホ展をやっているからです)を渡りました。
橋の上から本流筋を見る。
こちらは分流筋です。
河川敷の緑地帯の様子。 日曜日というのにほとんど人がいませんでした。 寒かったからでしょうか。 ほんとうに寒いくらいの気温でした。午後4時過ぎてから陽が差して来たり、変な天気です。
ジョギングに最適な堤防は、ここから牛越橋まで1キロ続きます。
堤防で寝そべっていました、例の猫。本当に逃げません。