ご午前中地域の小学校で、小学校区内の地域防災訓練が行われました。 町内会ごとに自分の地域に集まって、みんなで(とはいってもごく少数ですが)指定避難所となっている市立小学校に集まります。
200人ほどが4つのグループに分かれて、それぞれのコーナーで説明を受け、その後体験するというやりかた。
応急手当のコーナーでは三角巾の代用品での講習がありました。 いつも三角巾を持ち歩いているわけではないですからね、また全家庭で常備しているということでもないし。
切り傷や骨折にはどこの家にもある”サランラップ”が便利な品物です。 包帯代わりにもなるし、腕とかも吊ることが出来ます。 止血のために意外と貴重なのが”手ぬぐい”のようです。 タオルでは血を吸ってしまうとか、でもないよりはましですが。 手ぬぐいはお祭りのときくらいしか出番がない状況ですが、手ぬぐいは嵩張らないし、身近なところに用意しておく必需品かも。
手首等の骨折のときは、新聞紙を厚くして腕の下からまわしたり、週刊誌を使って添え木代わりに使います。 あとはサランラップでぐるぐる巻き。
腕を固定して首から下げる時は、買い物のビニール袋も重宝します。 大きい方がよくて、そのまま首の後ろで結べます。 ビニール袋の両端を底まで切って使います。
進歩したなあと感じたのがこれです。何だと思いますか。 バッテリーです。 発電機というとガソリンを使って外で発電する(排気ガスが出るし)ことになるでしょうが、これは卓上コンロ用のボンベを2本使って発電できるという優れものです。 定価は約9万円とか。 当然室内でも使えますが、ただ、2本のボンベで20分しか持たないというのがいまいちのところです。 でも指定避難所に避難するときに、みんなで家庭用のボンベを持ち込むようにして使えばこれは本当に貴重な電源となります。 そんなに重くはないです。 車輪もついていますし。
写真の右隅の三脚は灯光器です。 熱も持たない、虫も寄り付かないLED仕様でしたか、50Wが2灯ついています。 この灯光器は10万円とちょっと高価ですね。
これは簡易トイレの組み立てではなくて、別のグループが組み立てたのを解体しているところです。 去年も紹介したと思います。
最後は消防署員ではなく、地域の消防団員による放水訓練です。
凄い水圧でしょうね。
無事上空に放水して終了です。 お疲れ様でした。 その後のホースの維持管理が大変です。
以下の写真は午後2時頃のものです。 今にも降りそうなどんよりとした天気でした。
そんな中でも、いつもの子どもたちのサッカーチームは元気に練習していました。 子どもたちの声よりは、指導者たちの声の方が大きかったかな。
何ていう花かは分かりません。 堤防沿いの彼岸花はもうとっくに咲き終わったのですが、中洲の彼岸花は今がきれいに咲いているところでした。