朝から綿雪が舞ったり、朝からどんよりとした天気となっています。 当然きのうほど暖かくはなっていません。
(午前9時20分頃)
天気が冴えませんし、体調も冴えませんので掛かりつけの医院へ行ってきました。 血圧の薬は今までの薬と代えまして、一錠夜に飲むだけのくすりで、他に漢方薬も飲むことになりました。 すこしでもいい方向に行ってほしいのですが、果たして結果はどう出るか???
(以下の写真は午前11時頃)
(フリスビー?)
先に亡くなった水木しげる(敬称略)のお別れの会は1月31日に青山葬儀所でありました。お別れの会には8000人ものたくさんの参列があったということです。
きょうの朝日新聞の「耕論」は水木しげるの特集でした。 『ゲゲゲ愛 あらためて』 と題して3人の識者(好きな言葉ではないのですが)が投稿していました。 保坂正康・夏目房之介・小松和彦の3にんですが、そのなかで保坂正康さんの文のなかからの紹介です。
読んでいてやっぱりなと妙に納得してしまいました。やはり天皇陛下と水木しげるの間には相通じるものがあったようです。 筆舌に尽くしがたいほどの辛酸をなめながらも人間性をなくすことなく奇跡的に生還した一兵士であり、「戦争反対」という次元を超越した立場で人間として淡々と漫画を描き続けた稀有な人と、戦争反対という政治的なスローガンは言いたくても言えない、平和を祈り、どこまでも慰霊し続ける(ことしかできない)象徴としての天皇陛下、対照的な立場ながらやはり共通することは多いということでしょう。
『 陛下はよく知る人に「お会いして、話したい」と水木さんへの伝言を授けられました。しかし水木さんは渋りました。緊張するし、恐れ多くて、と。今から1年前、昨年2月のことです。』
『 先帝の時代とはいえ、「天皇」の名の下に戦って命を落とした600万もの人たちを思えば、にこやかにお会いできるはずもない。お会いすれば、昭和天皇への複雑な心情を吐露せざるをえなくなる。水木さんはそれがわかっていた。だから言葉を選びながらも面会を避けたのでしょう。その選択が水木さんからのメッセージだったのだと思います。』
水木しげるという下級兵士にすれば、これ以上ないというくらいの過酷な戦場で、左腕を失ったものの生き残って、何とか友軍(とはとても言えない軍隊でしたが)のもとにたどり着いたのに、彼の属する部隊は玉砕すると言い残して突撃し、みごと玉砕し、部隊本部からも大本営に玉砕したと伝えたのだから ”何で帰ってきた、何が何でも玉砕しろ” というめちゃくちゃな命令を下すような ”天皇の軍隊” ですから。
改めて”妖怪とともに生きてきた水木しげる”という人の大きさを感じる次第です。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。
きょう届いた鮎釣り関係のカタログは、WISTからでした。 いつものようにカタログは2部同封されています。 よくやっています。釣り具業界も競争が厳しいのでしょうが、それでも潰れることなく、新商品も出していますし、よく健闘していると本心から思います。
個人的には、天邪鬼ゆえこういう中小零細企業(失礼ながら)が生きながらえていることがうれしいわけです。 だからこのブログを通じてPRさせていただきます。 けっしてWISTより金銭的な、または物質的な援助は受けていません。
釣戦者
手を変え品を変えて、知恵を絞って何とか売り込もうという気持ちがこの会社にも感じられます。 よく考えるものです。私もボランティアでいろいろな文章を書かなければならない立場ですので、感心しながら毎年の鮎釣りのカタログの簡潔明瞭な 造語 や 訴え方 を学ばせてもらっています。 とはいっても自分の文章に反映されるようなことはほとんどありませんが。
最適・低重心・斬新・強靭・極限・剛性・理想形 、こうなってくると南総里見八犬伝みたいな感じでしょうか。
そしてこれが面白いなと思いました。 国境を超えた「鮎竿つくり」でしょうか、”日韓同時発売”です。
韓国や台湾での鮎釣り用の竿はどうなっているのでしょうか?両国とも竿メーカーがあるのか、または日本からの輸入か?竿だけあっても釣りにはならないので、糸からハリから両国の鮎釣り事情をもっと知ることが必要なのかもしれません。
できれば日本の釣り具メーカーが自分たちの製品だけではなく、両国の事情を知らせてくれたらいいと思いませんか? 海外との連携はどうなっているのか、ベアリングについては圧倒的にシマノが世界のシェアをもっているようで、たとえばリールはそれぞれの国で作ってはいますが、肝心のベアリングはほとんどがシマノ製品だと、このまえ魚種格闘技の村田基さんが言っていました。
MERSや渇水のために鮎釣り大会は開催できなかったようです。 いずこも自然条件はますます厳しくなりつつあるようです。
最後にWISTの製品を買うとこういうバックがもらえます。
WISTの今後の検討を祈ります。