鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

祝!鮎釣り解禁!(のみなさま)

2017-06-01 15:41:07 | 思いつくまま

 

               (午前9時過ぎ頃)

  きょうから6月です。水無月。きょう鮎釣りの解禁を迎えられた地方の鮎釣り師の皆様、解禁おめでとうございます。いよいよ始まりましたね。熱く長い鮎との戦い、大会での熾烈な戦いの幕が切って落とされました。 今午後2時45分です。今日の釣果の方はどうだったのでしょうか?

  

  また今日は衣替えの日ですか。とはいってもきょうの子どもたち(小中高校生)の服装はほとんどは変わってはいないようでした。きのうより暑くなるのであればまだしも、きのうよりも涼しい日ですのでまだ衣替えは早い?のでしょうか。

                    

 

  変わったことと言えば大半の子どもたちは傘を持っていたということですか。そうなのですね、曇り空ではあっても登校時間帯は何とか雨は降らなくてもってくれましたが、8時30分頃からポツポツ降り出しました。降らないでほしかったのですが・・・・・。

        

 

 

  この理由はこのブログを開いてくれる皆さまはご存じでしょう。そうです、夜のプロ野球の試合が雨で中止になるかもしれないからです。というのも折角ここまで圧倒的な強さで東北楽天は御用新聞の巨人を叩いてきたからです。問答無用ですね、真剣勝負ですから。

 

  しかも今日の3戦目は奪三振記録の日本新記録を目指している、奪三振王“則本”投手が投げることになっていたからです。ちょっと傲慢になりつつあるところは反省しなければなりませんが、今日の3戦目は勝負の行方よりも、10個以上の三振が取れるかどうかに興味があったからです。

  

  投手が東北楽天のエース“則本”であればもう勝ちは10中89(十中八九と書かないとなんか変ですよね)手にしたようなものだからです。巨人ファンに対しては失礼かなとは重々承知の上での発言です。この雨の調子では天然芝のグラウンドでは無理でしょうね。でもまだ中止とは決まってはいないようです。

 打線の振るわない巨人から奪三振の新記録を打ち立てるか、それとももっと強いチームを相手にしてこそ則本!という考えで行くか、悩ましいところです。

 

 

  5月28日の朝日新聞文化面の記事です。「釣り心 今も昔も」という大きな表題。紙面のほぼ半分を占めていますので、かなり大きな取扱いです。副題として、「今年も釣りの本格シーズンが始まった。江戸時代の武士や英国の随筆家が残した古い書物を開くと、なぜ釣りが人々を魅了し続けているのか、その一端が見えてくる。あなたも釣り糸を垂らして思いを巡らせてみませんか。」

            

 

  記事によると、日本で釣り文化を開花させたのは江戸時代の武士たちだそうです。釣りが盛んになった背景には殺生を嫌う仏教思想が後退したことがあげられるとか。将軍主催の釣り大会が開かれ、「名竿は名刀より得難し」という言葉さえ生まれたようです。戦から遠ざかった武士の鍛錬の手段ともいわれるが、「単純に楽しかったはず。平和な世の中で、余暇を持った武士たちが江戸という新しい都市で釣りという新しい文化をつくった」(松村利規さん)

        

  「釣魚大全」が刊行された英国では、著者のアイザック・ウォルトンが「アングラー(釣り師)と言葉を隠語的に使ったそうで、釣りは、活動(プロテスタント)と瞑想(カトリック)の中間が大切ということを言いたかった。(曽村充利)

 

  もともと釣りとキリスト教の縁は深いそうです。イエスの弟子のうち数人は漁師で、釣りはキリスト教徒にふさわしい余暇の過ごし方と考えられ、牧師や司祭が比喩的に「フィッシャーズ・オブ・メン」と呼称されるのは、人々を釣り上げる人、導く人の意味だからといいます。

                 

  「高級釣りざおの研究で培った炭素繊維技術を飛行機やロケットの機体に転用して業績を上げた東レは、1970年代に軽い炭素繊維のさおを発売。釣りを大衆化することに貢献し、ゲーム性を広げたといわれる。」 (これと同じようなことは大分前に新聞か、鮎雑誌でも言われていました。あくなき鮎釣り竿に対する挑戦が、竹からグラスファイバーへ、さらにカーボンへと進化していったこと、それが先進技術を駆使する分野にも大きな影響を与えたと。)

  我々アユ釣り師にとってここが鼻が高いところです、といっても鮎釣り師は“使うだけ”ですが、それでも我々のあくなき鮎竿に対する欲求が、要求がそうさせたのだ!と言えなくもないのではないでしょうか。間接的な貢献ですが、誇ってもいいのかもしれません。

 

    ”遊び心”を忘れずに行きましょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする