鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

さらに減水!広瀬川

2022-07-30 14:43:25 | 広瀬川

   

(このアブラゼミの抜け殻と死体は我が家の敷地内で拾ったものです。)

きのうはもう体の芯からくたくたに疲れましたが、その割には思ったほど老体に支障はないようです。あまり無理はしなかったからかな。というか、無理はできなくなっているというのが正しいかも。もっとも、入れ掛かりになったりしたらどうなっていたか・・・・

    

(このアブラゼミ、かなり小さく感じるのですが…。木に止まって鳴いている姿はまだ見ていません。)

もっとも入れ掛かり、入れポン、入れポンだったらもううれしくなって疲れなんか吹っ飛びますよね。入れ掛かりでどうしても思い出すのは、今となってはかなり前の北上川の長徳橋下流の瀬での鮎釣りですね。午後でしたが、瀬に入れて沈めるとガサガサまたはゴソゴソという感触が伝わってきて、一気にガクーンと下流に引っ張っていくのです。

   

(この黒トンボは河原ではいっぱい目にするトンボですが、それが我が家にもやってきました。うれしいですね。イチジクの葉に止まりました。)

引っ張るなんて生易しいものではなく、まさにひったくっていくという表現がぴったりの急瀬での鮎釣りでした。ただ、掛かってもその場で引き抜くというのは無理な話で、どうしても下がりながら左岸に寄せて引き抜くという作業の繰り返しでした。

                   

(イチジクの葉の次は何を思ったかマイカーにも止まりました。イチジクというと、妻さんが言うには、今朝摘み取ろうと思っていたイチジク、2個、誰かにとられたようだと。イチジクなんてとるなよ~。でも、きのう小国川の帰り寄った農家の皆さんが自宅の農産物を販売する大きな店があるのですが、そこでろっぱなイチジクは1個100円で売られていましたね。)

 

22センチか23センチの自由奔放に大河で育った北上川の鮎です。そうそう簡単に引く抜けるはずもありません。この引き抜くまでの一連の動きがたまらないのですよね、アユ釣り師ならお分かりでしょう。その強烈な引きを楽しむためにアユ釣りをするわけですから。

    

ここ数年は大会以外では数釣りとは無縁な釣りをしているつもりですが、でも最低限ちび鮎でも1匹でも釣れてくれないとむなしくなりますよね。1匹でいいのです。とにかくおでこではないということがその後のアユ釣りを心から楽しませてくれるわけです。

         

おでこを免れたら、次は少しでも大鮎釣りという過程を楽しみたいものです。まあ、これは限りなく贅沢なことかもしれません。

 

きのうの鮎はどうなったと思いますか? 町内の知人二人に持って行ったのこりは、自家消費ということで、家族が食べやすいように2種類に分けました。

       

やや大きめの鮎は腹を裂いて内臓を取り出して塩焼き用に、もう一つは腹開きにして一夜干しというのかアユの開きを作りました。3%塩水に1時間ほどつけて、ネットに入れて今干しています。こうすればすぐ全部食べられます。

 

そうそう、内臓を取り出しながら感じたのですが、これも大水のためなのでしょうか、鮎の身がとっても柔らかいのです。なよなよというかフニャフニャしている感じなのです。まだ体が出来上がっていない、完全には回復していないということでしょうかね。そうそう1匹の雄ですが、もう白子がいっぱい入っていました。驚きました。

         

きょうあすと小国川は良くなるのではないでしょうか?土曜・日曜ですのでサンデーアングラーの皆さんにアユ釣りを楽しんでほしいものです。

 

一方広瀬川ですが、ますます減水しています。これはちょっと減りすぎています。ダムで調整放流してくれればいいのに・・・・。こんな調子で8月1日を迎えたら今の広瀬川の鮎たちは可哀そうです、気の毒です。投網の餌食にならないように逃げまくって大きくなって私の出番を待っていてほしいものです。

            

 

 きのうのうちに河原の緑地帯の草がきれいに刈り取られていました。

               

昆虫たちは驚いたでしょうね。いい迷惑だったでしょう。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする