今日はきのうよりっちょっとあったかいですかね。朝方はちょっと風があったかな。冬とは言え、風がなければ寒さを感じることも少なくて済むのですがね。風が好き勝手に吹き始めると手に負えません。
世の中何かというと危機を煽って軍備増強しようとするのが支配層の常套手段です。まったくどこから見ても面白くない総理大臣の岸田ですが、いったい何のために政治家になり、いろんな大臣を務め、総理大臣までになったのでしょうか。
いったい何をしたかった、何かしたい実現したいことがあったのでしょうか。まったく中身のない空っぽの政治家としか映りません。人一倍聞いても、その結果自分の意見をもって実現しようとする様子はなかったのに、ここにきてまるで軍備増強に生きがいを見出しているかのようなふるまいには唖然茫然するばかりです。これが広島選出の国会議員だというのですから呆れてしまいます。
軍事予算の1.5倍、43兆円をかけて整備するといっても結局は最終的にはメリカのお古の軍事軍需装備品をアメリカの言い値で買わされるだけじゃないですか。アメリカの軍需産業を大いに潤してバイデンにええかっこしたいのでしょうね。頭をなでなでしてもらいたいのでしょうね。
いったいアメリカの軍需産業はウクライナ戦争でどれだけ儲けているのでしょうか。おそらく笑いが止まらないのでしょうね。ウクライナ戦争が長引けば長引くほど儲かるのでしょうから。
それにストップをかけるどころか、危機に便乗して日本も税金を上げてでも軍備を増強する、しかも国会で、国民の間で侃々諤々の議論もなく、人の考えを聴くこともなく誰かから言われたままに軍事大国化を図ろうとする。何と恐ろしい背中の曲がった品のない貧相な男であることか。
岸田から見るとおかしなもので安倍のほうが何倍も可愛い感じがします。いうことがあほらしくても言いたいことをはっきり言って実行しようとする、陰湿さ暗さが少ないだけまだましかなと。
こんなことを書こうとしていたわけではないのです。軍備を増強するとかする前にやることがあるじゃないですか。本当に危機意識を持つべきなのは人口の減少ではないですか。急速に進む少子化、出生率の低迷、減少、これらをこそ凝視して対策を考えなければならないのに・・・・・。
国民がいなくて何が国家ですか、何が軍備増強ですか、いくらハイテクを目指すとしても軍人のなり手がいなかったらどうするのですか。
22日の朝日新聞の記事です。朝日新聞社の試算ですが、見出しは「今年の出生数77万人台」「少子化、想定より11年早く」というものです。70万人台になるのは1899年以来初めてのことで、77万人台は政府の想定よりも11年も早いとのこと。
少子化に対抗する政策は現金給付しか考えられないようでは日本はもうおしまいですよね。全面的にシステムを再構築しなければならないのに一時しのぎでお茶を濁そうと画策する。政治家も官僚も実にいやらしい。票のことしか頭にないのでしょうから。
けさの「お早う一直線」のゲストは森永卓郎さんでしたが、やはり人口のことを言っていました。若い人たちが結婚できないから人口が増えないのです。既婚家庭では子どもは二人くらい生んでいます。結婚すれば子どもが生まれるのです。
(さみしそうですね 悲哀を感じます)
問題はどうしたら若い男女が出会い、そして結婚してくれるかです。それには何と言っても正社員と非正規社員の賃金格差をなんとかしないと。でもなあ、森永さんが女子大生に聞いたそうです。結婚の条件はなにか?と。そしたら年収500万円以上ということでした。
こりゃあ、無理ですね、結婚は遠ざかりますます人口が減っていくわけだ。これこそまさに危機、重大な危機じゃないですか!!それなのにその意識が薄すぎます。それでいいんですか?!