鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

あったかいです!

2024-03-15 13:52:10 | 思いつくまま
 

               

きょうの気温は朝から申し分なし!といっていいでしょう。そして、陽射しもあった心まで嬉しくなってきます。お天道様に感謝です。午前6時で5.3℃、それが9時になると何となんとナント11.6℃を記録しました。なんじゃこれは?という気持ちとヤッターという気持ちが混じっています。そしてこの調子じゃあ、正午には何度になっていることやらと喜ばせてくれました。その正午の気温は15.2℃でした。きのうはの正午は12.8℃でした。今年最高の気温かな、もしかして。

 

             

それにしては、しかし、0時14分頃の地震にはびっくりしました。わたしとしては突然ガタガタと揺れだしたと思っているのですが、妻さんがいうには前兆みたいなカタカタカタという小さい音が聞こえたということです。福島県沖を震源とする結構大きな地震でした。

    

いまさらですが、いやあ本当に日本は地震国です、誇りたくはない地震大国です。でも、これも考え方次第ですか?一気に東日本大震災のような巨大地震に襲われるよりは、少しずつでも小出しにしてもらった方が、エネルギーを少しずつ放出してもらった方がいいですよね、まだしも。

              

 

あした16日ですか、北陸新幹線が開通するとかで、福井市では大いに盛り上がっているようです。駅前には日本一の福井県が誇る恐竜の模型がいっぱいあるのですね。しかも動くのもあるようです。今日までは主力の特急は”サンダーバード”ですか、そのカッコ良さを撮ろうと撮り鉄の人たちも集まっているようです。

              

 

それに水を差すつもりはないのですが、本当に開通を喜んでばかりいていいのでしょうか?北陸新幹線の開通にともない在来線は大幅に減便されることでしょう。あの手この手で新幹線を使ってもらおうと、使わざるをえないようにダイヤを組むことになるでしょう。そうすると、勝ち組と負け組が出てきます。負け組はどんどんまちの活気が失われて、人口が減少し、限界集落に陥ってしまいかねません。

              

 

きのう読んだ霊長類学者の山際さんが言っていたことを思い出します。『自然の時間を無視した文明』と題していろいろ実例をあげていました。

(引用開始)「情報時代を迎えた今、私たちは情報によって未来の時間を先取りするようになった。」ことにともない、「そのための準備をいつも頭に入れておかなければならないから、実は未来を先取りしているようで、逆に未来に現在の時間を奪われているとも言える。」けれども、「先取りしたはずの未来はますます不安定になる様相を示している。」ので、「果たしてわたしたちが操作し、予測したような未来が訪れるのだろうか。」と疑問を呈し、「私たちの弱みは、操作できない自然の営みによってもたらされる災害に対処できていないことにあ」り、「自然の時間の流れを無視して人工的な時間を優先すれば、自然の猛威に対処できなくなる。現代の大都市中心の暮らしは、いずれ大きな災害や破壊を招くだろう。」といいます。

それを防ぐためには、「自然の時間に寄り添った暮らしを取り戻す必要がある。無理に予定を詰め込まず、天気を見て日々の行動を決める余裕や、自然の変化に応じて柔軟に予定を組み替える心構えが欲しい。都市を離れ、自然の時間に寄り添える場所に身を置く機会を持つべきだ。そして、人間以外の生きものに目を向け、彼らの生き方に関心を持つことが、この地球の生物圏を安定に保つうえで重要になると思う。」(引用終わり)

私はまったく同感ですが、そう考えるといまもっとも愚かなことに熱中しているのがリニア新幹線の建設でしょうね。惜しげもなく資金を投入して、今でさえ早いのに東海道新幹線以上に速い新幹線を建設し、飛行機並みのスピードにしようとでも思っているのでしょうか。時間を早めるために至る所にトンネルを掘り、自然を破壊しているこ
の愚かさの極み、もう日本は破滅に向かって邁進しているから止まることはないのでしょうか。日本国民の意識的な人口減少と自然の破壊はまさに人工的なもので、さらに制御できない原発の再稼働や新規計画がダメ出しダメ押しですね。

予定を超えて書いてしまいました。ここまでお読みいただきありがとうございます。


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