鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今日の広瀬川①

2007-05-21 22:30:05 | お知らせ

 全く申し分のない天気。陽射しは強いものの、爽やかな川風が頬をかすめていきます。

 

 水量は少なくなっています。

 一昨日でしたか、雨が降りました。増水することはなかったのですが、かなり濁りが入りました。でも、今はその濁りも全くありません。 

 

 この前の新聞では、広瀬川や名取川では稚アユも放流されたはずなのですが、当然?ですか、ハミ跡は全くありません。


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家の花④

2007-05-20 22:19:16 | お知らせ

 ①からどうぞ。  

 写真は、”クレマチス”です。二輪咲いていました。

 私は、「鉄線」という呼び方は知っていましたが、そうではなく、「クレマチス」というのだそうです。

 別名は、「鉄線」と「風車」というようですが、「鉄線」は花びらが6枚ものを、「風車」は8枚ものをいうとか。クレマチスは総称と書いてありました。

 でも、花びらが7枚ものもあるそうです。

 

 ということで、今日は家に咲いている花の紹介でした。

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家の花③

2007-05-20 22:12:00 | お知らせ

 この花は”都忘れ”という、キク科の花だそうです。

 別名、「野春菊」「東菊」ともいうそうです。

 なんでも、承久の乱に敗れて佐渡へ遠流となった順徳帝が、野菊が紫色に咲いているのをみつけて、「花よ、いつまでも私のそばに咲いていておくれ、都のjことが忘れられるかもしれない」と、傷心の慰めにしたとか。


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家の花②

2007-05-20 22:05:26 | お知らせ

 この花は、”ガザリア”というそうです。

 以前も紹介しましたが、その時は一輪しか咲いていませんでした。今日改めて見てみたら、三輪(といっていいのでしょうか)咲いていました。

 キク科の花だそうです。

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家の花①

2007-05-20 22:02:30 | お知らせ

 今日は趣向を変えて・・・。

 写真は”クレマチス”(その1)です。今朝奥さんより、きれいに咲いているといわれ、写真を撮りました。

 きんぽうげ科の花だそうです。


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またしても、廃業。

2007-05-19 22:34:18 | 思いつくまま

 仙台では、今日と明日「青葉祭り」で賑わいます。

 今日は雨が降ったり、止んだり、陽射しが出てきたり、雷が鳴ったり、お天気雨が降ったり、全く持って天気の変わりやすい一日でした。

 それでも街なかはいたるところで”すずめ踊り”の軽快なメロディー、お囃子が響き渡りました。お祭り気分一色というところですか。

 写真は、明日街に繰り出す”山車”のひとつで、仙台市の山車です。(どうでもいいことですが、飛騨高山の山車も有名ですが、あそこは”屋台”というのですね。屋台が保存されているところに行ったことがありますが、そこを”屋台村”といっていました。) 

 

 これも、うちの奥さんがフルスタへ行ったからでしょうか?14:00からの楽天VSロッテ戦。

 案の定奥さんが応援に行くと、楽天は負けます、それも大敗します。今日だって4-12で負けてしまいました。雨のため途中でゲームセットになってしまいましたが。

 

 「♪本ならなんでも宝文堂 ♪本のデパート宝文堂 ♪仙台中央通りの宝文堂♪ 宝文堂は本の店♪」

 確かそのようなコマーシャルソングが、仙台市の中心部のアーケード街を流れていましたが、その歌も今月で聞かれなくなってしまいそうです(もう今はやってないのかも)。

 戦前から営業をしてきた老舗の本屋さん、「宝文堂書店」が今月いっぱいで廃業するとの新聞記事が出ていて、びっくりしました。またしても、地元の本屋さんが廃業するのかと思うと、さびしい限りです。

  先には同じく地元の「高山書店」や「アイエ書店」が商売をやめてしまいました。「丸善」もありましたが、移転してしまいましたし。

 これで、仙台市の中心商店街に残る昔からの本屋さんは「金港堂書店」ひとつだけになってしまいました。しかもこの書店は中心街の南端にあり、あまり人通りが多いとはいえません。店内も何か暗い感じですし。

 

  前は、中心街に本屋さんが(本店のほかに小さい支店なども)いっぱいあって、本屋さんに入るのが楽しみでした。(楽しみが少ないから本屋に入っていたと言えないこともないですが。)

 特に、一番丁にはほぼ向かい合って「高山書店」と「アイエ書店」が営業していて、お互いに補い合うような形で、高山書店になければアイエ書店にあったりして、両方に入ればほしい本は何とかなるという感じでした。

  また、私としては棚にぎっしりと並べられた本を見るのが好きで、本を手にとって開いたときの本のというか紙のにおいというものが好きでした。

 昔の文庫本は今のように多くはなく、岩波文庫・角川文庫・新潮文庫が三大文庫でした。当時の私にはそれぞれの文庫のにおい(紙のにおい)が違っているのがわかりました(そのつもりでした)。

 とくに際立っていたのが、岩波文庫ですか、独特のにおいがありました。今はまったく感じません。鼻が悪くなったこともあるでしょうが、紙の質も変わってきたのでは(よくなってきたから?)ないでしょうか。

 

  市内の老舗の本屋さんが潰れていく原因はいろいろあるでしょうが、何といっても中央の大手書店が大々的に乗り込んできたからです。紀伊国屋書店、ジュンク堂書店、そして大きくなった丸善、あゆみBOOKS。

 それら大手書店の規模は、既存の老舗書店の規模を大きく上回ります。圧倒的な差があります。とてもまともには太刀打ちできません。

 かく言う私もいつしか大手の本屋に足が向くようになってしまいましたし、格好いいことは言えないのですが、また誠に勝手な言い分ですが、やはりあまり利用しなくても街中には本屋さんがあってほしいのです。

 買い物か何かのついでにふらっと立ち寄れる、そういう本屋さんが存在してほしいのです。

 

 でもよく見ると、必ずしも中央資本の大手本屋ばかりではなく、山形市からは「八文字屋書店」、石巻市の本屋(名前が思い出せません)も仙台市内で大きな店を出しています。

 こう見てくると、経営の問題ということになるのでしょうか。先見の明がなかった、現状に安住してしまった、ということもあるのでしょうか。街中、人通りの多いところに店を出していても、特色のある積極的な新しい戦略を打ち出せなかった、打ち出さなかったということなのでしょうか。「宝文堂書店」は膨大な数の郷土史関係の本も出版したのですが、それが経営にはかえって仇になったこともあったようです。

(老舗のホテルも身売りしているし、グローバリズム、市場主義が地方都市をも飲み込みつつということか。)

 

 それと、インターネットの普及に伴い“アマゾン”等のインターネット書店の普及充実が拍車をかけているともいえるでしょう。

 さらに、今の子どもたちは本を読まなくなったということ(私は必ずしもそうとは思いませんが)。子どもたちが読まなくなったということは、とりもなおさず、われわれ大人が読まなくなったということの反映ではないかと思います。

 

 こう考えると、やっぱりテレビが悪いということになるのでしょうか(ブラウン管テレビが使えなくなるのを機会に、テレビをなくしてしまうというのもいいのかも)。

 大人にとってはテレビ、子どもにとってはテレビとゲームとケータイ電話、両者にとってはインターネットの普及、そういう便利で面白い娯楽が増えてきたことが読書の時間を少なくしているともいえるでしょう。

 かく言う私も、笑うに笑えないのですが、ブログを始めてからは、ブログにとられる時間が多くなり、文化教養的な時間がなくなってきました。夜の時間がなくなってきました。何か本末転倒のような気がします。これでいいのだろうかと自問してしまいます。少し(かなり)悩んでいるところです。(笑い)

 

  脳のトレーニングの研究で今脚光を浴びている、東北大学加齢医学研究所の川島教授によると、脳で一番大事な『前頭前野』のトレーニングは読書活動でできるとのことです。

 読書は脳を逞しく育むことに役立っているし、読書するということは脳の健康を守る第一の方法だそうです。読書活動の頻度の高い人は、何歳であっても脳機能が高いと。つまりぼけ防止に役立つといいます。

 嬉しいこと?に読書は、興味があろうがなかろうがまったく関係なく、活字を読みさえすれば脳のトレーニングとなり、声に出せば効果は倍増するとまでいっています。

 

 (蛇足になりますが、パソコンを使っても脳は働かないそうです。

 パソコンは情報処理のためにあり、情報の処理は前頭前野がつかさどっているが、パソコンを使えば前頭前野を使うことなく結果が出てくるので、脳は動かないということだそうです。

 ITべったりの生活をするとどうなるか、あっというまに認知症が待っているだろうとまでいっています。だから、子どもと高齢者にとっては、ITだらけの社会は非常に危険だとも。

 また、書くことの重要性も言っていますが、手紙でも手できちんと書かないと意味がなく、ケータイやパソコンで書いても、前頭前野は働かないそうです。ここまで言われると怖くなってきます。)

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お詫びです。

2007-05-18 23:46:09 | お知らせ

 今日も飲んできました。

すっかり酔っ払っています。

これ以上は無理です。申し訳ございません。

お許し願います。お休みなさいませ。


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ようやく放流。

2007-05-17 23:14:34 | お知らせ

 今日の地元の新聞記事ですが、ようやく広瀬川にも稚アユが放流されました。

 例年より1週間ほど遅いとのこと。 

 記事によると、とりあえず今日17日は、広瀬川の6箇所に稚アユ700キロ、80,000匹が放流されました。明日、明後日にかけて名取川と広瀬川の17箇所に合わせて240,000匹の稚アユが放流される予定とか。稚アユの体長は約9センチとのこと。

 

 新聞記事を読んでふと疑問(?というほどのことではないですが)に思うことがあるのですが、今日の放流分、80,000匹分は、「合わせて」240,000匹という中に「含まれる」のか、どうか?です。

 記事から推計するに「含まれる」のではと思われますが。

 80,000匹で700キロですから、240,000匹では2,100キロ(=2.1トン)になるのでしょうか。

 

 本当にそのくらいの稚アユが放流されたのならいいのですが、前々から漁協としてきちんと数量のチェックをしていない、いい加減なチェックだということはいわれてきましたので、そのままそうですかと率直に受け入れられないのが情けないというか、いまいち寂しいところです。

 同じ2.1トンの稚アユを放流するのであれば、遥か上流の放流は止めて、街中に多く放流してくれないものだろうかと思ってしまいます。

 その方がインパクトがあります。いい宣伝にもなります。

 放流の仕方も、上流の方の放流は、組合員の近くの川に放流しているのだという芳しくない声が前々から聞こえてきているからです。

 

 今日はおめでたい日なのに、素直に喜べないところが、たかが放流、されど放流ということなのでしょうか。

 下流の堰が稚アユがどんどん遡上できるような素晴らしいものであるならば、中流域から上流域は天然アユと放流アユで溢れかえり、釣れすぎて嬉しい悲鳴をあげることになるかもしれないのですが。アユで溢れかえったら、投網で一網打尽にされてしまうことでしょう。

 この頃は中流域では釣れないから、アユがいないから投網を打っている人はほとんど見たことがありませんが。

 中流域では、8月15日に投網が解禁となります。

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これで安心??

2007-05-16 23:00:43 | お知らせ

 今日の朝日新聞の県民版の記事です。

 「アユ遡上これで楽々?広瀬川の魚道改修」という見出しです。完成した魚道の写真も掲載されていました。

 

 記事は、「老朽化し破損したまま放置されていた広瀬川の郡山堰左岸の魚道が改修され、12日に開通した。・・・。今年は広瀬川上流に天然アユが踊りそうだ。・・・。新魚道は段数を増やし、傾きは50度から10度に。各段を板で仕切り、渇水時も魚道内に水をためる。アユは板の端に開いた幅40センチの『切り欠け部』を上れるようになっている。」と続きます。

 

 郡山堰には本当に川の左右に魚道が設置されていましたが、左岸側の魚道は崩壊したまま。右岸側の魚道も10余年前に改修したのですが、全く効果がなかったものです。

 改修された左岸側の新魚道は、確かに傾斜も緩く、水の流れも緩いようですが、一つ心配があります。

 写真では肝心の魚道の入り口がいまいちはっきりしませんが、ここの魚道があるということを魚が分かるようになっているのか、分かりませんし、入り口のところの底が深くなっているようには見えません。

 ジャンプしなくてもすんなりと魚道に入れるようになっているのならいいのですが、ジャンプするためには、底が深く掘られていることが必要だと聞いています。

 

 アユが新魚道を遡上するかどうか分からないため、宮城県は定期的に確認作業を行うといているようですが、以下の文章は【ここまでわかったアユの本】(著者:高橋勇夫+東健作・築地書館発行・2006年)からの引用です。

 

 郡山堰のような魚道を”でべそ型魚道”(下流側に著しく突出しているから)というそうで、このタイプの魚道の最大の欠点は≪魚が入り口を見つけることが難しい≫ことにあるとのこと。魚道があることは、水中ではきわめて分かりにくいという。

 そして、「魚道のような施設は施行が完了した段階を『完成』と考える方がむしろ間違っているのかもしれない。というのも、川というものは何か手を加えれば、必ずどこかが変化する。それを見越した設計というのは相当に難しいであろうから、建設後も川と相談しながら細かな『手直し』を繰り返し、その川にジャストフィットさせるという作業が必要になる。それが終了してやっと『完成』というべきではないのだろうか。」と。

 その悪い典型が、郡山堰の右岸側の堰ではないでしょうか?!

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② 沖縄復帰35周年

2007-05-15 23:42:50 | 思いつくまま

 今日で、沖縄が日本という本土に復帰して丁度35年を迎えるとのことです。

 戦後62年を迎えるというのに、日本国内(沖縄)に、まだ埋葬されない『遺体』が何千体とあるそうです。それが日本の現実なのです。

 恥ずかしいことではないですか。情けないことではないですか。

 『遺体』をほったらかしにしておきながら、戦後レジームからの脱却だと言っているおめでたい愚か者が政権を握っている。世界に対する恥さらし以外の何ものでもありません。

 その舌ったらずの愚か者のお先棒を担いで、日本軍による島民の集団自決の強制はなかったと、教科書を書き直させる文部科学省。

 

 沖縄のことをはじめて身近に感じたのは、高校のときに同じクラスの生徒が一人で沖縄に行ったからです。

 その時は日本人だからといって、自由に沖縄には行けませんでした。「沖縄占領軍の入国許可」が必要だったのです。お金も日本円は使えなかったのではないかと思います。

 

 そういう事実を知ってから読んだ、中野好夫の「沖縄問題二十年」(岩波新書)は、戦後の沖縄の歩みを知らせてくれました。衝撃でした。沖縄に全ての負の遺産を押し付けて、本土だけが戦後の復興を謳歌?してきた現実。日本はまだまだ”アメリカに占領されている”と思いました。

 

 大学のときは、学生寮に沖縄からの特待生というのでしょうか、「あわごん云々」という名前の先輩がいました。自由に本土の大学に入れたわけではなかったのです。

 

 沖縄にはじめていったのは、今から8年位前ですか、夫婦で行きました。レンタカーを借りて、本島を一周しましたが、びっくりしたことがあります。

 運転が意外と荒いなということもありましたが、一番は”米軍基地の大きさ、広さ”です。それがはっきりと分かったのは、レンタカーにカーナビがついていたからです。

 米軍基地が中心にデンと居座り、道路はその端を申し訳ないように走っているのが現実でした。国内の米軍基地の四分の三が沖縄に集中していて、沖縄本島の土地の約20%を占めているというのです。

 

 私は思います。沖縄の今後は本土の政府に頼ることなく、日本から独立することです。形式的には出来なくても、精神的に独立し、日本政府にもアジアの一国家と同じように接するのです。外交するのです。

 そのためにも、東南アジア諸国との物質面はもとより精神面、文化面での交流を活発にするのです。

 もともと琉球国家は日本とも中国とも貿易をして繁栄してきました。そういうDNAは今も健在なはずです。

 そして我々本土の人間は、沖縄の独立を物心両面から応援、支持しましょう!!


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① 五連勝!!!

2007-05-15 23:05:37 | お知らせ

 やりました!楽天!

 球団初の何となんとナント難と難しい5連勝をやってしまいました。そうなのです。楽天、5連勝。

 去年までの楽天ではおよそ考えられないことでした。

 今年の楽天の変わりようは何なのでしょうか?!対日本ハム戦ですが、延長12回の表に相手のミスからヒットなしで1点を奪い、勝ってしまいました。

 少ないヒットを効率的に活かしての勝利!そして脅威といっていい粘り。、2,3点負けていても、それくらいならそのうち同点にし、逆転するのではないかとスンナリと思ってしまう『嬉しさ』であり、『怖さ』?でもあります。

 

 日本ハム戦の前はオリックス戦でしたが、楽天にとってオリックスは、オリックスだけには負けたくないチームです。

 男なら、あの悔しさをまだまだ持っているはず。近鉄とオリックスの現役のいい選手ばかりを集め、要らなくなった、はじき出されてしまった選手を集めて発足したのが、他ならぬ楽天です。

 100年は忘れてはならない仇敵です、オリックスは。

 オリックスに三連勝したときは、本当にすっきりした!!薩長軍を破った奥羽同盟軍のよう(実際は勝ってはいませんが・・・。)。

 さあ、明日からも勝って行こうではありませんか!!

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今日の日(5/14の2)

2007-05-14 23:10:13 | 思いつくまま

 今日西暦2007年・平成19年5月14日(月曜日)

 記憶しておかなければならないこと;

 (1)国民投票法案が参議院で可決成立

 (2)イラク特別措置法により日本空軍の2年間の派遣延長決 定

 その前には;

 (3)集団的自衛権の行使容認に向けての研究の着手

 (4)教育基本法の改悪

 (5)防衛庁から防衛省への昇格、等がありますが、

 とくに(1)について;

 今なぜ急いで投票法案を制定しなければならないのか、もっともっと緊急にやるべきことが一杯あるのではないかと思います。

 改正のための手続き法が必要だろうことは認めます。認めますが、私はそもそも日本国憲法は変えることはないとの考えです。何でわざわざ戦争のできる国にしなければならないのか、愚かとしか言いようがありません。

 一番の問題は『最低投票率』が決められていないことです。

 最低投票率を盛り込まなかった理由が、投票をボイコットしようという動きが出てきたら困るから(自民党)というのですから、開いた口がふさがりません。

 ボイコットも積極的なボイコットと消極的なボイコットがあると思いますが、私に言わせれば「積極的なボイコット」も立派な意思表示です。積極的な意思表示です。憲法の改正そのものを認めない、必要性を感じないということの意思表示です。

 余りにも今回の動きは一政党の党利党略過ぎます。

 国民の皆様は一体どう考えるのでしょうか。先の衆議院選挙において、”一部の国民”が自民党を勝たせてしまったことによるわけで、その数の驕りで、怖いもの知らずとなり、したいことをしているのが自民党であり、それを支えている公明党です。

 公明党の責任はきわめて重大です。公明党が権力に擦り寄らなければ、まだここまでひどくはならなかった。あの誇り高い『反戦平和』という理想をどこに捨ててしまったのでしょうか。

 はっきりいいますが、愚かな国民が、自民・公明という愚かな議員を選び、愚かな議員が愚か極まりない総理を選び、「美しい日本」をつくろうという見せ掛けのスローガンにより、日本を滅亡に導こうとしている、と考えます。

 政権を握っている売国奴にとっては、アメリカに国土・国民まとめて売り渡し、新しいアメリカの州の一州知事として大統領に忠誠を尽くす、ということが究極の目的ではないかと勘ぐってしまいます。(アングロサクソン、万歳!)

 

(参考)

 憲法第96条【憲法改正の手続、その公布】この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。(「過半数」としか書いていないのですね)

 ≪あたらしい憲法のはなし≫では、96条の第1項「改正」について次のように説明しています。

 「憲法は、国の規則の中でいちばん大事なものですから、これをかえる手つづきは、げんじゅうにしておかなければなりません。そこでこんどの憲法では、憲法を改正するときは、国会だけできめずに、国民が、賛成か反対かを投票してきめることにしました。まず、国会の二つの議院で、ぜんたいの議員の三分の二以上の賛成で、憲法をかえることにきめます。これを、憲法改正の『発議』というのです。それからこれを国民に示して、賛成か反対かを投票してもらいます。そうしてぜんぶの投票の半分以上が賛成したとき、はじめて憲法の改正を、国民が承知したことになります。これを国民の『承認』といいます。」

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今日の広瀬川(5/14の1)

2007-05-14 21:27:38 | お知らせ

 (注)初めにお断り;写真はクリックして拡大しないでください。またもや、近距離モードでシャッターを押してしまいました。

 

  昨日今日と風は強いけどとってもいい天気。

 広瀬川も、水はやや少なくなりつつあるけれども、このまま行ってくれればいいと思う。

 そろそろ稚鮎の放流があってもいい頃ではないかと思うけど、いつになるのか。放流したなら、何処の地区に何キロ放流したということを、きちんと広報して欲しいものですが。

 

 12日のNPOの受賞祝賀会のとき、NPOの職員に30センチオーバーのヤマメの写真を見せられました。作並の方で釣ったとか。

 そのとき彼から聞いたのですが、澱橋の上流あたりで、40センチ近くのサクラマスといったか、何しろいい型の魚が釣れたという記事が載っていたけど、と。

 にわかには信じられなかったが、それなら鮎釣り解禁前に何度か竿を出してみようかなと密かに思ったのですが、あいにく風が強すぎて竿を出すまでには至りませんでした。餌は、3日のニジマス放流時の餌が残っています。


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母の日ほか

2007-05-13 22:14:31 | お知らせ

 今日5月13日は「母の日」です。うちの奥さんも二人の子どもからプレゼントをもらいました。

 長男からは、日傘・雨傘兼用の三段の折り畳み傘、次男からは南方が原産地の鉢植えの花(名前は分からず、よくみているのだが)でした。

 喜んでいる奥さんを羨ましそうに見ている父親でした。果たして来月は??? 

 

 今日は天気がよかったので、午後から川に入ろうかなと思ったのですが、風が強くなり諦めて、テレビで野球と映画を見ました。

 野球はもちろん楽天VSオリックス。映画は「always三丁目の夕日」。野球を見てから映画となったので、全部は見られなかったですが、一番いいところはばっちりみられました。後半の40分くらいか。

 

 野球はどういうことでしょうか、青山が何となんとナント、完投以上の完封をしてしまいました。いくら相手が最下位のオリックスとはいえ、入団2年目の青山が淡々とというか飄々と、あれよあれよというままに回は進んで、完封までしてしまいました。

 これで楽天の若手投手陣は永井・青山・田中と3人が揃い踏み、3本の矢が纏まれば折れません。苦労しながらも何とかいい方向に行ってくれるのではないでしょうか。そう願うばかりです。

 

 ベガルタ仙台も3-1で草津に勝利し、ほっと一安心です。

 

 「always三丁目の夕日」は昭和30年代の東京を舞台にした映画ですが、とっても感動的な、涙なしでは見られない映画でした。日本映画専門CHでは今月6回くらい放送することになっています。

 金持ちの社長の父親にもらわれていったけど、付いて行くのをやめた古行淳之介が、後悔して後を追いかける茶川竜之介と出会うシーンは圧巻です。

 とくに淳之介の演技、押し戻されても押し戻されても竜之介にすがり付こうとする淳之介、無言の演技でしたが顔の表情のなんと素晴らしかったことか、感動の名場面です。

 

 

  ①アメリカの大統領は、戦争を行う時、「これは自由と民主主義のための正義の戦争である」と必ず主張する。リンカーン大統領以来の伝統である。正義の戦争は必ず勝利する、いや、どんな犠牲をはらっても勝利しなければならない、という信念は、アメリカのDNAといっていいくらいに、アメリカ人の頭のなかにたたきこまれているようだ。

  ②「民主主義の戦争」は勝つし、勝たなければならない。そのために、どんな犠牲を払ってもかまわない。無差別爆撃も、原子爆弾の投下も、勝つという目的のためには正当化される。相手が無条件降伏するまで戦うのである。

  ③イラク戦争批判が高まったのは、まさに戦争がうまくいっていないからであった。イラク戦争そのものが間違っていたのではないかと考えるアメリカ人が増えていることは確かであるが、戦争がうまくいきさえすれば、その大半はすぐに戦争支持に傾くはずである。大統領にも国民にも、「正義の戦争」という神話が、呪縛のように、インプットされているからである。

 

 以上のことから、読者の方は何を思い出されますか。何を言っているのか分かった人はいますか。なぜそうなったのか、何がそうさせたのか、①から③を読んで分かった人はいるでしょうか。

 ①から③までの抜書きは、内田義雄著『戦争指揮官リンカーン』(文春新書・860円税抜き)からです。

 南北戦争のことは、名前は知れわたっていても、意外と詳しいことは分かっていないと思います。その意味からも是非とも一読されることをお勧めします。

 何といっても、南北戦争の死者の数は、62万人なのです。62年前の第二次世界大戦でのアメリカ軍の戦死者は40.5万人で、南北戦争の戦死者はその1.5倍なのです。

 次に多いのが、第一次世界大戦で11.6万人、ベトナム戦争では5.8万人、朝鮮戦争は3.7万人です。いかに南北戦争が悲惨な戦争だったかが、数字上からでも想像が出来ます。

 

 著者は、「アメリカの戦争の原型を南北戦争に見ることができる」と考え、戦争の推移を細かく見て行きます。

 「南北戦争は前例のない凄惨な戦争となった。その結果が、二度と戦争は嫌だ、というのならわかる。ところが、その逆だったらしいのである。アメリカ人のあいだでは、戦争嫌いになったというよりは、麻薬のような戦争の魅力にとりつかれた人たちの方が多かったようなのだ。」と言っています。

 アメリカを理解するためにも、一読の価値はあると思います。これがアングロサクソンの実態なのです。

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お祝い会と司法について

2007-05-12 23:47:32 | 思いつくまま

 昨日に続いて、今日も飲んできました。

 強くはないのですが、嫌いではないのでついつい飲んでしまいました。

 今日の飲み会は、お祝い会でした。『NPO法人水環境ネット東北』というNPOが今年の3月、社団法人日本水環境学会より”水環境文化賞”を受賞したためです。

 略して”みずねっと”といっていますが、このNPOは1993年に設立されてから満14年になるのですか、歴史も実績もあるNPOなのです。

 お祝い会には、NPOの理事等のほか、県や市の関係者、広瀬川にかかわる市民団体との人たちが集まりました。

 まあいわばみなさん一人一人一家言ある人たちばかりでしたが、一人ずつスピーチをすることになり、行政の担当者、とくに市役所の担当者が広瀬川について、格好いいことをいったのを聞いてしまったために、カチンと来るものがありまして、みんなの前で言ってしまいました、一市民としての立場から。

 

「川の主役は魚である」「魚のいない川は川ではない」「魚のことを考えて、河川行政を行うべきである」「郡山堰・愛宕堰があるために鮎は遡上できないでいる」「魚道をきちんとすべきである」「広瀬川に鮎がいるといっても、放流しているからである」「行政は本当に親水を考えるのならば、河川敷に整然と車が止められるようにすべきである」そのようなことを、言ってきました。

 

 話し変わって、昨日書かなければタイムリーではないことになりますが、今読んでいる岩波新書「シリーズ日本近現代史③」の「日清・日露戦争」の中に”大津事件”のことが書いてありました。

 1891年5月11日松方正義内閣が発足して五日目のこと、来日中のロシア皇太子ニコライ・アレクサンドロヴィッチが滋賀県大津町(当時は町だったのですね)で、よりによって沿道警備の巡査津田三蔵に襲撃され負傷した事件です。

 学校では司法が独立を守ったというくらいの勉強でしたが、いわゆる司法と行政のつばぜり合いが簡潔に書かれていました。

 当時の刑法116条を適用して、死罪にすべきだとした政府(松方内閣)に対して、児島大審院長は法律に則り処断すると主張し、政治的な決定には従えないとした事件です。松方や伊藤博文らが政府主導で、地裁ー控訴院ー大審院という三審制ではなく、一挙に大審院審理にもっていくという筋書きが強行されたが、7人の判事は政府の意見には従わず、刑法292条を適用し、謀殺未遂の犯罪として無期徒刑にしました。

 児島大審院長の考えは、三権分立という意味からではなく、『欧米からの介入に、不遡及原則や罪刑法定主義をもって対抗するために、司法権の独立が重要である』という考えだったそうです。(不平等条約の改正のためにも、欧米から文明国として認めて欲しいということもあったのかも。)

 著者は、児島が対抗できたのは、裁判官と検察官の専門性を理由とする終身官制であり、彼らの身分保障の確保が司法権独立という憲法上の規定を担保する制度であった、と述べています。

 この事件の処理のために、松方内閣は空中分解し、松方以外に首相の成り手がいなかったために、改造松方内閣となったということです。

 

 翻って現在日本の司法を見てみると、あまりの主体性のないことにあきれてしまいます。政治的なことには極力触れない、高度な政治的な判断とかなんとかいって判断を避けてしまう。行政の追認機関と化してしまっている。憲法で身分が保障され、違憲立法審査権があるのに。三権分立という原則を自ら放棄している現状は淋しい限りです。(その点、アメリカの連邦裁判所はさすがと思わせるものがあります。三権にそれぞれバランス感覚があり、つねに一方通行ではなく、揺れ戻しがあるのはいいことです。)最高裁判所に原点に帰れ!!と声を大にして言いたいです。

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