きのう3日、朝の白石川では竿を出せませんでしたが、夕方広瀬川に入りました。 これで三日連続しての入川です。 釣れないのになんと健気なことでしょう!!
見てください、こんなに水位は下がりました。こんなに石が沢山敷き詰められた河川敷となっています。 解禁日の水量が信じられません。その時の濁りも考えられません。
そうなのです、もう全く問題のない見るからに素晴らしい河川環境となっています。広瀬川としては模範的な水量、透明度です。
そうだからこそ、これで川に鮎が居てくれれば何も問題はない。それどころか万々歳!!となるところなのに、現実は厳しく、試練を与え続けています。
きょうもアユルアーで粘ろうかなと思ったのですが、夕方の2,3時間であること、白石川では当然おとりを購入するつもりであったこと、から養殖オトリを購入しました。@600×2匹=1,200円(アユルアー1個分です) 理屈をつけて自分を納得させようとするいじらしさ? もっと素直になればいいのにと思います、自分でも。
上の写真は上流側を撮ったものです。写真中央のやや左岸(写真では右側)よりから竿を出しました。時に午後3時30分。この時釣り人は下流側に一人居たが、友達?と談笑中。
今年のIさんのオトリはいつもより大きいようで、最初は小さい方のオトリの出番です。水中糸からハナカン周りの仕掛けは2008年製のもの。一応家でチェックしてはいます。
竿はシマノの9メートル、水中糸はホクエツの複合メタル。泳がすこと15分、石裏の泡立ちのところで”ゴツン”という感じの軽い当たりがあり、あれ、これはもしかして掛かったのかなと内心喜びながら慎重に竿を立てると、そうなのです、掛かっていました。
当りが弱いのは気に入りませんが掛かってくれたのは嬉しいです。左岸側に寄せつつ慎重に取り込みました。約20センチのいい感じの鮎です。放流ものでしょうが、嬉しいです。開始15分で1匹ですから。
時に3時45分。早速オトリを交換して再度送り出します。ほぼ同じようなところに泳いでいったと思ったら、またしてもやや強い”コツン”という手応えが伝わってきました。 えっ、本当!?本当に掛かったの?掛かっていいの?そんなことがありえるの? 入れ掛りじゃないの!!半信半疑ではありますが、内心はとってもとっても嬉しいのです。はしゃぎまわりたいくらいなのです。 3時48分、2匹目です。18センチ強。
もしかして、広瀬川に鮎は復活したの???それとも私のために釣れるようにしてくれたのか!神は我を特別な人間として選んでくれたのか!さえ思ったのです。
いい流れでしょう。深くてもへそ下くらいです。どこでも入っていけます。しかし、その後が続きませんでした。そうですよね、そんなに上手く行くはずがない。自惚れた(選民意識をもってしまったから)のが拙かったのかも・・・。
でもこの連続して続く瀬で、中央に立ち込んで左右に竿を出しました。釣り人は誰もいないのですから。
その結果、4時20分と4時30分頃に1匹ずつ掛かりました。これは大きかった、帰宅してからの採寸では大きい方は22.5センチありました。といっても去年と比べるとまだ小ぶりです。釣っている時はそんなに大きいとは思いませんでした。
その後もいろいろ歩き回り、左岸側の垂涎の瀬で泳がせた時、今までにない大きな当りがあり、よし!やったと喜んだのに、強い引きは一時的で、深くハリ掛りしなかったようです。バラシテシマイマシタ。残念です。
その後ずーと下って荒瀬から急瀬を攻めたのですがまったく追いません。
納棺ならぬ納竿は5時45分。釣果は4匹。上出来です。1時間で4匹ですから、掛かったのは。
洗面器の中で無念の最期を遂げた広瀬川の4匹の鮎です。こうやって見るとけっこういい型の鮎です。鮎に感謝です。
4匹は義父に献上しました。家族が食べるのはまだ先になります。見返り?に”スーパードライ”半ダースをいただきました。本物のビールです。嬉しかったですね。
次回の竿出しは9日(土)になりますか。10日は小国川でシマノジャパンカップがあります。新しい仕掛けを数組作っていきたいと思っていますが、明日明後日と夜出かけなければならないので、どうなることやら。
楽しく大会に出たいものです。力を抜いて、決められた時間集中して水中の鮎と対話しながら、鮎に釣られてくれとお願いしながら竿操作をしようかなと思っています。