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夏の終わりの恒例行事(?)、ということで今年は本邦第二の高峰北岳。
北岳から眺める日本一の富士山というのもなかなかだろうということで(?)今回の行き先に決定した。私の密かな楽しみは標高3000地点のテント場での星空観察。丁度月も出ない暦なので天気さえ良ければまさに降るような星空が見えるはずだ。
今回は車で芦安まで入り乗合タクシーで広河原登山口へ。いつもは帰りの電車での宴会の為だけに極力車は使わないことにしているのだが今回はそうもいかなかったのだ。
登山口から吊橋を渡りいよいよ登山開始!家を出たときは小雨が降っていたので天候が心配だったがとりあえずは青空も見えていたので安心した。それにしても涼しい空気で気持ちよい。
![北岳 テント泊 北岳 テント泊](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e6/3ab1c5c006ea7d0fe12242a97d87bb90.jpg?random=9c588afd3e283db4be6365da89ebe532)
しかしながらテント泊装備を担ぎ登り始めるとすぐに汗が噴き出してくる。初日の目的地でもある北岳肩の小屋までは長い道のり。標高差も1500米ほどあるので慌てずに一歩ずつ、一歩ずつ。沢沿いに出るといろいろな花が私たちを迎えてくれた。
![北岳 テント泊 北岳 テント泊](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/99/4c2acba102b64858644a19df13e1e8e1.jpg?random=c5c19967ad7fa47dca4d8ffd247019af)
![北岳 テント泊 北岳 テント泊](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ab/115e9e3e1c67431b0beb60e8739f4341.jpg?random=4dcc0272d8368790880a55efb0714316)
![北岳 テント泊 北岳 テント泊](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/75/9b99a8f7a77698fa11832dccaa2b3fe6.jpg?random=f593755959347aa40867643798a0a309)
大樺沢沿いの登山道をエッチラオッチラ歩いていると、谷の両側の遥か上方から幾筋もの清水が流れ込んでくる。登山口までの乗合タクシーに乗っている時から感じていたのだが、南アルプスの渓はとても深く、これまで行った奥秩父や八ヶ岳とはまた違う景色だ。「秘境」という言葉がピッタリ。
![北岳 テント泊 北岳 テント泊](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/56/3818c9d86862e1dc1530ddef5f069137.jpg?random=4d67152e4d61b4c1990f329b10ecdf4e)
ガスが出たり晴れ間と共にいい景色がのぞいたりしつつ登山口から歩くこと数時間。ようやく二股に到着、ここで昼食兼大休止だ。
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