ブリヂストン「トラベゾーン」

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自転車を趣味で乗るようになって二十数年。途中ブランクがあるものの、なんだかんだでやっぱり自転車が好きでアチコチ出掛けている。

最近になってようやく自分の自転車趣味の指向性がある程度定まって来てどうしても「欲しい」と思う自転車があった。

それはホリゾンタルのフレームにフラットバー、カンチブレーキ装備の昔ながらのパスハンター。オーダーで作れればそれに越したことは無いのだが、経済的にムリなのでオークションサイト上で息を潜め安いベース車が出る時を伺っていた。

そしてつい先日、自転車なのに車体右側の写真が一切ないランドナーを発見、やや不審に思い「ま、あまり深入りせずに…」という気持ちで入札していたら見事に落としてしまった。予定外の安さ。

先日ようやく我が家に届きその姿を現す。おお、クランクもディレイラーもあった。よかった。そしてトップチューブには「トラベゾーン（ＴＲＡＶＺＯＮＥ）」の文字が。1992年頃の製造だろうか。ネジなどはサビだらけだが全体的に使用した形跡があまり見られない。掘り出し物！？

タイヤに空気を入れサビサビガジガジのチェーンにオイルを注し本日朝に試運転となった。
とりあえず多摩湖自転車道をグルリと周り狭山湖へ。下り坂でのラチェット音がやや気になるモノの概ね良好な走り。

ガードも思いのほか状態が良くダイナモから繋がるフロント、テールランプもきちんと点くのには正直驚きだ。う～ん、パスハンターにしてしまうのが惜しいような気も…。いずれにしても長い付き合いになりそうだ。

さて、この自転車でどこに出掛けようか…。