峠探訪１

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出発が午後三時。

この時間からで出かけられるというと近所の里山や多摩湖自転車道ぐらいかと思ったが、少し前から気になっていた青梅の峠があったことを思い出し青梅街道を西へ。

青梅の街中からそれほど遠くないあたり、成木方面へと向かって少し行ったところの狭い路地の先にその峠へと向かうところがあった。

道はすぐにダートとなり谷戸の地形に。青梅市街から近い場所の割にいい雰囲気の場所。ゆっくりと自転車を押して進むと…。

おおっ、木道。どこか遠くの湿原にでも来た気分？？

自転車を担いで越えるとその先はシングルトラックになっていた。谷沿いの斜面をゆっくりと進む。そろそろ峠か？

続く。

春の日差し？

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今日は暖かかった～。

と、いうことで買い物もあったので自転車で出掛け、そのままいつもの里山へ向かった。丘陵の西端近くから山に入ろうとしたら何やら工事中だったので迂回をして尾根伝いの山道をエッチラオッチラ。

思えばこのルートから入るのは初めてのことで、早速思わず自転車を停めてしまうモノに遭遇。

彫られた文字を読むとナンと時代は元禄！３００年前ということか…。そんな長い時間風雨に耐えているのかと思うと気が遠くなる。こんな出会いがあるからまだまだこの付近も飽きることなく走れるのかも知れないなぁ。

明るい落ち葉の道を漕ぎ上げると早くも汗ばんできた。比較的薄めの服装だったがやはり今日の暖かさは普通ではない。お地蔵さんも驚いているかも。

公園のベンチで汗を拭いて一休み。ダート道で自宅方面へと走っていると、見慣れた顔が向こうからやってきた。

あちこちの山へ自転車でご一緒している鉄人ＴＹサン。三週前の雪の子ノ権現以来。サイクリングでもしているのかと訊けば仕事帰りとのこと。通勤途中ということですね。通勤でダートを走るＴＹサン。やはり鉄人は少し違う。