あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

あやめ祭り

2005-07-12 00:23:23 | プチドライブ・地域の事
この間、会津高田町という所であやめ祭りを見てきた。
もうお祭りとしては終わってしまったが
まだあやめの花としては咲いているのではないだろうか…?
何十種類…いや、何百種類ものあやめが出迎えてくれるはずだ。



高田町は、河川敷に綺麗な公園が設置されていてとても環境の良い所であった。



河川敷沿いには大きな駐車場はあるのだが
入りきれずに河川敷の土手沿いの道路に路上駐車のような形で車が数珠繋ぎになっている。
実は私もしっかりの路駐で、あやめ祭りを見に行った口だ。



鬱蒼とした木々の間を、空を見上げれば木漏れ日がまぶしい道を奥へと進んでいく。


 

その場所は、伊佐須美神社という、かなり大きな神社に隣接している。



右手に伊佐須美神社、左手にあやめ祭りの会場になっていた。
まず 目に付くのは当たり前のことなのだが、あやめ・あやめ・あやめ…・
綺麗に整備されて、所狭しと立ち並んでいた。



 

  
そのあやめを絵に描いているお爺さんに出会った。



湧き水が流れ込む大きな池にはものすごい数の錦鯉の群れ。
販売されている餌を与えるようになっているのだが
あまりの数の多さに、水面 鯉の口だらけ状態には怖いものがあった。

  


また その一角には植木市があったり、珍しい事に孔雀なども飼育されていた。
孔雀は足元に卵が一個ニ個と、写真を撮ろうと近くへ寄ったら
地味で目立たなかった雄鶏が、卵を取られると思ったのか
綺麗な羽を広げて威嚇してきて、思いがけなく綺麗な姿を写真に撮る事が出来た。
 



道沿いには出店が出ていて、名物の高田梅の梅漬けを販売していた。
どういうわけか、私はば~ちゃんの様に上手に梅が漬けられない。
あのカリカリといつまでも歯触りのある梅漬けは、我が家のば~ちゃんの味なのだ。

毎年 その梅漬けを買ってくるのもひとつの楽しみであった。

それにしても…昔はこんなに整備はされてはいなかったが
自然の趣があり、訪れる人も少なくけっこう穴場だったのだが
今では平日であろうが、たくさんの人が見学にやってくる。

それはそれで良い事なのだが
昔のあの閑散とした、雨の日のあやめ苑の佇まいには目を見張るものがあったが
もう あの日に帰る事はないのかと思うと寂しい気がする。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする