左官屋さんも終って内装のクロス張りも…すでに電気製品だとか
襖や障子なんかも準備万端整って品物も届いている。
先日営業の担当さんが、最終支払いの件で打ち合わせに来たが
火災保険の話や家で気になるところとか手直しして欲しいとこなどを話して
最終の支払いは、すべての検査が終って引き渡し日が決まってからという事に決めた。
まぁ 支払いとは言っても銀行借り入れなので、振込用紙ひとつで済んでしまうのだが。
そこで夫、以前から気になっていた箇所があって
家の中央を司る大黒柱…これは夫がどうしてもって言う拘りの柱なのだが
普通大黒柱といえば無垢材を使って一方に背割れという
木は生き物なので、後々狂いが生じないように入れるもので
そういうのっては、たいがい壁の部分とか見えない場所に作るのが常で…。
ところが、どうした事か!
その背割れ部分が廊下側からバッチリと見える。
夫は少し前から気がついていたようだが、大工仕事のあるうちは
何かしらの工程の途中って事もあるので口を挟めなかったのだが
今回大工仕事も終わり…さて、このまんまじゃ!
この部分が襖を閉めても廊下側からバッチリ見えてしまう。
何かを詰めたり似たような木を挟んだりって、それは絶対に嫌だと夫。
長いローンを背負って大枚を払って妥協はしたくない!という。
…それは当たり前の事だと私も賛成。
しかし、家はほとんど出来上がった状態で、しかも家の大黒柱…どうしたもんか!
家の要だし…困った!困った! ハウスメーカーと決裂か!!
営業担当者も言葉を失ったか…とにかく工事責任者と話をしてくると
慌てて帰って行ったけど…果たしてどのような回答が来るか。
一日置いて返事が来た。
これから営業担当者と工事責任者と、2人で説明に伺いたいと連絡があったが
私だけでは話をされても夫に上手く伝えられるかどうか分からず
夫の居る時間帯に来てもらう事にした。
結果! どうも工場での梱包の時に
大黒柱を包んだ梱包材に設置場所の指定が記入してあるのだが
どうやら、そこで間違えて記入してしまったようで…なら どうする??
ハウスメーカー側で新品の大黒柱と交換、その大黒柱に隣接する箇所…etc
すべてやり直し…しかも工期の延長もなく追加料金もなし。
取り替えたからと言って、構造上の強度や耐久性も変わらないように
かなり大掛かりな手直し工事となり、全面的にハウスメーカーが責任を負う事となった。
そんな誠意ある回答に…やっぱりこのハウスメーカーに決めて良かったと
改めて実感したという顛末で、新築への道はまだ続く事となる。
という事で、家の出来具合を覗くカエル…。
どれどれ…どのくらい出来たかなぁ~