そんな天気になったようで…だが朝晩の涼しさは
時には肌寒ささえ感じるほどで、特に夜は肌がけ布団ではなく
しっかり厚手の布団でも良いくらいになってきた。
湿度が低いとより涼しさを感じるのだが、これが夏場なら良いのに…
まぁ 人間の身勝手と言うものだと承知のうえでの言葉なのだが。
世の中 上手くはいかないものだ。
そんな中 昨日はまた一週間ぶりに、ばぁちゃんの施設へと
久々の晴れ間に、ちょっといつもの虫が動き出して私を自然へと誘う。
施設からすぐの所にある遊歩道を歩いてきた。
以前にも行った事があったのだが、今回は初秋バージョンという事で
せいぜい10分も歩いたら折り返し点になってしまう短い遊歩道なのだが
去り行く夏というか…迫り来る秋というか微妙な時期ではあるのだが。
デジカメを持って遊歩道の日差しを遮る鬱蒼とした山道へ入り込んで…しまった!
長袖で来れば良かった…蚋とか蚊が人間の汗の匂いと吐く酸素と二酸化炭素に反応してか
うるさいくらいにまとわりつく…。
ゲンノショウコだけは分かったのだが…野草やキノコの名前を調べるのは難しい。
ときおりそれらを払い除けながら、涼しげな道もなだらかな
道なりに山野草…と、木々の合い間から忍び込むような弱々しい初秋の日差し。
ゆっくりと歩いて、足元はしっとり湿ったような腐葉をたっぷりと含んだ
気持ち柔らかめなのが妙に気持ち良い道…。
少し歩いた所から、懐かしい丸太でこさえたような木の橋を
L字型に道は続いて、この間の強風の影響だろうか
若いイガ栗が、黒っぽい道端に点々と転がっている。
いつもは最後まで行かないで引き返していたのだが
今回 どこまで続いているのか、思い切って行ってみたのだが
思いがけずに少し先に行った所で赤い鳥居と神社があって
そこで遊歩道は終わってしまっていて…ちょっと拍子抜けしてしまった。
ひんやりとした涼しい空間で山野草を見つけ
遊歩道から抜けると眩しいばかりの日差しに
いろんな種類のトンボが飛び交って…時はすでに秋なんだね。
という事で、シオカラトンボ♀(俗にムギワラトンボ)をUP
オニヤンマかと思っていたら、トンボに詳しいwakasamaさんに教えていただきました♪
虫を食べるトンボだが、まさか同じトンボまで食べてしまうとは。