あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

Birthdayのプレゼントとは

2008-10-27 23:38:27 | 日々雑事
この24日は長女の誕生日で、正直結婚して5年目?の娘に
今更 誕生日のプレゼントなんて考えもしてなかったのだが
誕生日の何日かまえにメールでプレゼントの催促をされた。

それは当日の夜に旦那さまと2人っきりでデートがしたいと
孫太郎を預かって欲しい…それが私への誕生日のプレゼントだよ♪って
考えてみりゃ、丸っきりの2人暮し。
まして専業主婦で子育てをしている娘にとっては
2人でゆっくり出かけるなんて事出来なかった。

特に産後も新築への道の準備で忙しいのを知ってて
実家に帰らず、新生児の頃から一人で頑張ってた娘。

まぁ 爺婆にとっても嬉しいプレゼント請求な訳で
昼間っからそわそわしながら、赤ちゃん用の番茶とか揃えたり
ふふ…まったく♪

何十年か前娘の生まれた頃は、じいちゃんやばぁちゃんも元気で
でも農家の方は、今のようにコンバインとかじゃなく脱穀機。
ちょうど稲刈りの真っ最中でね。

初めてのお産で、痛みが来ても天気との戦い的なとこがあったもんで
10分か15分間隔の痛みが来たらこれを振れと
自宅から見える場所で稲こきをしていた夫に渡された
白い手ぬぐいを結びつけた棒っきれ…何時代だよ!

それでも病院へ向かったのは稲こきも終えた夜になってしまったが
初産ですので、すぐには生れませんよ…って
看護師さんの言葉にサッサと帰ってしまった夫。
生れるまで付き添ってくれてる旦那さんがいた同室の人が羨ましかった。

特に口が上手でなく朴訥とした夫らしいと言えば夫らしいのだが
それでも生れた長女を見て、吸引分娩だったためか
頭が妙に南京豆みたいになった娘を見て
治るんだろうな!と看護師さんに詰め寄った事もあって
夫なりに心配をしていたのが分かったような気がした。

そんな娘も結婚をして子供をもうけ、誕生日のプレゼントに子供を預かれと
ふふん、なかなか気が利いたプレゼント請求ではないか。

そんな事を思い出して、時は夕方。来た来た…孫太郎。
奇しくも産れ月こそ違え、生れた日は同じ24日。
今日で9ヶ月になりました~~って、歩行器と預かりセットを渡すと
11時くらいにはお迎えに来るからね~って、旦那さんと2人出掛けていった。

その日は、何と言うかグレーっぽい気分の日で
夜勤明けの3日連休となった夫は、たまっていた農業の方の仕事を片付ける。
そんな中、ショートステイに出かけたばぁちゃんを見送って
ちょっと のんびりしてたい私と微妙に歯車が噛みあわずに
お互いに何かしら起爆剤のようなものが爆発寸前だったようで
夕ご飯も何気にモソモソと会話もなくって感じだった。

なんと それが孫太郎が来た途端空気が一変して…さすが孫効果か。
仏頂面だった夫の顔ったらあったもんじゃない…つるべ師匠か??(笑)

お風呂はじいちゃんね、って言われてまんざらでもない気分だったようで
先に風呂に入ってるぞ~ 呼んだらつれて来い~~♪
という事で、呼ばれたので裸んぼの孫太郎を渡した途端
大泣きされちゃって、入ったばかりなのに大汗もんの夫。

変わってくれ~~と交代要求! ちょっと優越感の私。
まぁなんてたって普段孫太郎との接触が多い私だもん(*^^)v
これで一日のモヤモヤがふっ飛んでしまったのは言うまでもない。

それでも湯上りにジュースとかくれなくっても良いのかとか
湯冷めしないかとか…孫のめごいのは特別だなぁ~としみじみと夫。
やっぱり顔を見れば…つるべ師匠。

子はカスガイって言うけど爺婆にとってもカスガイなのかもね。

むかし、稲刈りが終わって束ねた稲を集めて穂荷積みって言うんだけど
一才になった娘が乳母車に乗っけられ、田んぼで食べていた赤ちゃんせんべい。
そんな事が思い出され…孫太郎と娘の赤ちゃんの時と妙にシンクロしてしまった。


という事で、昔 懐かしい穂荷積みの風景をUP!


稲刈りバインダーで刈り取った稲は三束ずつ干されて
乾いたら、このように杭に積み上げられ更にしばらく干される。

今はコンバインで刈り取ってしまうので、こういう風景を見る事は少なくなってしまった。




コメント (28)
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