あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

寒露…霧の散歩道

2008-10-08 23:44:50 | ひとりごと
10月に入ってグッと秋が深まったようで…今日は寒露。
冷たい露が結び始める頃という意味で二十四節気の一つで
秋分から15日目頃とされる。

最近のヒメとの散歩には朝露や霧が濃かったりして
うっすらとミルク色の道を歩くと
聞こえるのは自分の足音とヒメのフットワークのいい足音と…。
実はこういう霧の深い道を歩くのが好きだったりする。



ススキやセイタカアワダチソウは輪郭だけが見えるのみで
モンシロチョウやシジミチョウ、イナゴやバッタはジッと動かないで
霧が晴れるのを待っているのだろうか。
イナゴと目が合うと、ササッと隠れるのが素早いが
不思議と頭の触角だけが見えていたり…所詮 虫の浅知恵か(笑)

それでも時おり、まだ稲刈りされていない田んぼの畦を
イナゴ取りをする人を見かけるけど、朝のうちのイナゴは動かないので
かなりの収穫を得たのか…手の袋はしたたか膨らんでいる。



取ったイナゴは佃煮にでもするんだろうなぁ
懐かしい味が思い出される、昔はイナゴ取りをしている人が多かった。
そのイナゴは佃煮にしてお茶のみに行くとお茶受けとして出され
味自慢を競ったようなところがあったが…今はイナゴの佃煮を食べる人も少ない。
けど、pochiko地方のスーパーでは、イナゴの佃煮が売られている。


単にエノコロクサに蜘蛛の巣が張ってるだけなのだが 
何だか美しいと思えてしまう…霧のせいかな?


そんな事を考えるともなく、僅かながらにある風に流され
少しずつ霧が晴れていくと、見えるのは曇りガラス越しに見る様な太陽の光。
いつもの道でいつも会う猫…コビがいなくなってコビ二代目かな。
朝露に重そうな稲穂が、刈り取られるのを待っているようだ。







散歩が終わる頃は、すっかり霧も晴れて
朝仕事を終えた近所の人に愛想を振りまいて自分をアピールしているヒメに
ちょっとした長閑な時間が流れる…。 

さぁ また目まぐるしい一日が始まろうとしている。


という事で、近所の人と遊んでいるヒメをUP♪


何か美味しいもの~♪ と思ってるヒメだが、実は持っているのはオクラだけ(笑)


コメント (26)
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