あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

化粧

2009-06-03 22:49:49 | ひとりごと
前日とは打って変わって、蒸し暑いようなどんよりとした日で
何となく鬱々とした気分に陥る。

と、まぁ 今日は実の生る花でお楽しみいただくとして。

そういう時って、意味もなく苛々して
普通に考えれば、どうって事もない家族の言葉や仕草に腹が立ったり
家事に対する意欲もなく、かと言って素通りする事も出来なくて
ただ悶々と…そんな自分がたまらなく嫌だったりする。

そんな時鏡を見る。


ナスの花

鏡の中の私と言えば、妙にかさついたように皺っぽかったり
髪の毛も毛羽立ったようにまとまりがなかったり…。
思わず目を背けたくなる。

たまにはお化粧でもしてみようかな。


サヤエンドウの花

食器洗いは食洗機に任せて、掃除機はモップだけで誤魔化したり
洗濯物を干すのだって、裏返しのものなんか元に戻してあげない!
裏返しに脱いだ人は着る時に元に戻す事!なんて、家事を少し手抜きして。

そして鏡に向かって、顔を洗い保湿クリームを塗り、少しだけ化粧をしてみる。
パサついた様な髪の毛に、美容院から求めた気持ち高めのエッセンスを
手にひらに一滴二滴…垂らして髪の毛になじませ櫛を入れる。
なんだか気持が軽くなっていくような気がする。


トマトの花

さっきまでのくたびれた様な私はもう居ない。

鏡に向かって…ニッと笑ってみる。
ちょっと頬を紅潮させたような、ひとつふたつは若返ったかな。
普段は素っぴんで過ごしていたけど、ちょっとした化粧で気持ちが変わったり。
大事な事なんだねぇ~ いくつになっても女である事は。


キウイの花

どっかの老人施設では、利用者さんに化粧をしてあげたりする所があるようだ。
日常生活に援助を要するために施設に入所している高齢者は
おしゃれに対して消極的になる傾向があるという話だ。

社交性を高め生活意欲を引き出す手段の一つに化粧。
化粧によって日常生活が活性化し、年相応でありたいという事は
何も高齢者だけではなく、中年層にも言える事ではないかと思った。


ジャガイモの花

きっと 仕事から帰って来た夫や息子は、どこかへ出掛けて来たの?って聞くに違いない。
せいぜいがとこ、近くのスーパーへ孫太郎をお供に食料品調達くらいだけど
そんな些細な事で、気持ちが明るくしてられるんなら化粧も悪くはないな。
どっかへ出掛けないと化粧しちゃおかしい? そんな事を言って切り返してやろうかな♪

さっきまでと違って、少しだけ活き活きとした私が鏡の中で不敵に笑っている!


という事で、今日の一枚 サルナシの花をUP!




コメント (36)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする