あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

私にもカリカリ梅漬けが漬けられた♪

2009-06-29 23:08:37 | 食べ物 レシピなど
どうも私ってヤツは、酸っぱいものが苦手で…特に梅漬け。
食べられないわけではないのだけど、好んで食べたいとは思わな代物だ。
それでも細かく刻んだりしてシラスとご飯に混ぜたおにぎりなんかは美味しいとは思うのだけど
まぁ 世の中に梅漬けなんてものがなくても、特には困らないなぁ~って感じ。

反面 夫はカリカリ梅漬けが好きで、特に夏には欠かせないでいる。

ばぁちゃんが倒れるまでは、毎年 切らした事がなく
確か一晩水につけたら、塩に漬けこんでウカリ(水分の事)が上がったら
シッカリと揉みだした赤紫蘇で漬けこむ…こんなだったような気がする。

途中カビが生えないように、塩が何パーセントだとか
焼酎とか酢を使うだとかあったのだけど…元気な頃によく聞いておけば良かった。
ばぁちゃんが倒れた次の年に、うろ覚えだけど漬けてみたカリカリ梅漬け。
だけど、それはとても食べられるものではなく…思いっきりしょっぱく
しかも、カリカリのままにはならなくて…結局廃棄処分とするしかなかった。

そこで次の年は夫が!
女ってさ~ 不浄のものだから上手く漬けられないんだと…知った様な事を言いつつ
今年は俺様が漬けてやるぞ!!とばかりに大口を叩いたは良いが
結局は私と似た様な結末で…フンだ! 何が不浄だと…笑わせないでよ!

ちなみに、表現しにくいのだが「女の子」があると梅が腐るといわれ
昔から「女の子」が「不浄」のものとされていたようだ。
まぁ 年を重ねて女の子を卒業された方は大丈夫なのかもしれないが…(~_~;)
地域によって、梅漬けは「男」の仕事になっているところもあるとか?

そんな事で、ばぁちゃんが倒れて以来、いつもカリカリ梅漬けは買っていた。
先日行った美里町のアヤメ祭りで売られている…懐かしい、ばぁちゃんのと同じ味。
高田梅って肉厚で美里町の特産物だし、でもけっこう高いんだよね~  


我が家の高田梅の木、植えて数年ものだけど…珍しく一キロくらいか収穫があった。

何にしようか…梅酒はばぁちゃんの倒れた年に作った年代物が
まだ冷蔵庫に眠ってるし…ってか、飲まれるんだろうか??
梅ジャムや梅の甘露煮なんてものも、どうも消費はかばかしくもなく…。

今年は思い切って、カリカリ梅漬けに再チャレンジをしてみる事にした。

夫の姉様に電話をして作り方の概要を聞くが、どうも各自の作り方があるようで
どれが良いのか決め手に欠けてて…そんな時に夫の姉様曰く
今はちゃんとカリカリ梅漬けの素って売ってるから
とりあえずそれで漬けてみたらどうかと…おお! そんなもんがあったとは!


さっそくスーパーで買って来た、カリカリ梅の素!


種を取って、食べやすい大きさにカットして、よぉ~く塩を擦り込む。


その後水洗いして水分をよく拭き取る。キッチンペーパーを使った。


容器はかさ張るので、チャック付き冷凍用のビニール袋に入れてカリカリ梅の素を入れる。


ちょっと心配だったので、我が家の赤紫蘇を揉んで足してみたけど
一晩でシッカリ梅漬け色に♪



そして小分けにして冷凍保存!

短期間で出来るし美味しいし、カリカリまんまだし…
冷凍保存出来る事は、アヤメ祭りで売られているお店の人に聞いた。
梅漬けは冷凍保存出来きて、自然解凍したら相変わらずのカリカリ梅漬けだから
一杯買っていがせ~~って言われていた…商売人だなぁ(笑)

まったく…目からウロコとはこの事で、いつも瓶詰でカビないようにと
冷蔵庫のお邪魔虫になる事もなく…さすが! 美里町の梅漬け屋さん!


という事で、今日の一枚 梅漬け色のタチアオイの花をUP♪



花言葉 豊かな実り 単純な愛 熱烈な恋 高貴…など。
またタチアオイは会津若松市の市花でもある。


コメント (28)
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