ついこの間一本の犬歯が抜けたしゅう嬢、なんとか落着いたかと思った先日の事。
仲よく?というか、一方的にノリスケに飛びかかられてるのだけど
まあ、くんずほぐれずというか、子猫だから手加減を知らずに
しゅう嬢も災難だなあ~~(~_~;)
元々大人しいからか、それとも雌猫だからか
ノリスケは子供だと思っているからか
やられ放題のしゅう嬢は、ちょっとかわいそ~~
今回の加害猫 きかん坊のノリスケ
と、そんな事を思っていたら、隣のフロアーから
しゅうのギャーーー!!の叫び。
いったいどうしたのかと行ってみれば
ノリスケが逃げてしゅうが口をパクパクさせてる。
どーした、しゅう!!と体に触ると痛がって逃げようとするのを
押さえて口元を見ると血が付いてる。
よく見ると、残った方の犬歯の根元から血が出てて
入り口の方から覗いてるノリスケの鼻っ先にも血が…(~_~;)
どうやら顔面衝突したらしいというか
顔面に顔面で飛びかかったって方が正しいのかも!
被害猫 熟年のしゅう嬢
残った犬歯はグラグラで、痛いし物も食べられないで居る。
病院へ連れてかなきゃ!!と思ったのだが
残念ながら、この日は休日で…次の日まで待つしかないか。
一日中物も食べられずに、犬歯も痛いのか
隅っこにジッとうずくまっている。
餌を柔らかくしたら食べられるかしらと
よっちゃんがカリカリを牛乳に浸して、しゅうの口元まで持って行くのだけど
どうしても食べられないようで、結局ノリスケが食べてしまった。
ノリスケの脇を通ろうとするしゅう
突然に飛びかかられ蹴りを入れられる瞬間!
次の日9時開院に、少し早いけどいつものお抱え動物病院へと
まだ患ペットはいなかったので、すぐに診てもらえた。
事の次第を話しして、この猫年寄りですか?と言われ
ずいぶん昔の事になりますが、他の病院で避妊手術してもらい
ロクでもない動物病院の為に再縫合をしなくてはならなくなり
ここの病院でしてもらった子だというと
あ~~あ、あの時のねって、ほんとに覚えてるんだろか??
具合の悪い時にはジッとうずくまって寝て回復を待つのが動物なんだよね
ちょっとウソ臭いけど信じてしんぜよう!
ともあれ、グラグラしている歯を抜きますので
両手を押さえててくださいと、ピンセットがキラリン☆
ウソ!麻酔はかけないのぉ~~@@;
ところが二度三度、ピンセットが滑って上手く抜けない。
そのたんびに痛がるしゅうを押さえていたけど
人間の言葉が話せたら…痛いじゃないの!!
私を殺す気なの!!とか文句タラタラだろうけど
悲しいかなしゅうは猫なのでギャーとしか言えない。
しかたなく幅の広いピンセットに替えて、エイッとばかりに
しゅうの悲鳴と一緒に抜く事が出来た。
あとは化膿止めの注射をして置きましょうと首根っこにブッスリと一本。
憐れ…しゅう嬢の両方ともの犬歯を失ってしまった。
ちょっと何かの顔みたい…@@;
はい、これでお終いです。by獣医師!
はぁぁぁ…くたびっちゃ。
入れる時に手こずったバッグに、今度は自分から入ってしまったしゅう。
お会計2100円とメッチャ安い。
いつもここは良心的な料金で、だから貧乏で看護師さん雇えないのかな^^;
両方の犬歯はなくなったけど、痛みもなくなり
今度は楽に餌を食べられますよと獣医師の太鼓判。
なんだか、すっかり疲れ果てたようなしゅう嬢
ちょっとぶっきらぼうな獣医師だけど
うちのペットたちが何度も手術をしていただいたりで知ってるけど
腕はかなり優れものだと私は思っている。
おかげで家へ帰ってからは、ちょっと休んで
前日の歯の痛みで一日食べられなかったしゅうは
ポリポリと餌を食べる事が出来た。
時には三匹仲よく日向ぼっこ中!