前回からの続きで、なんとか次女宅に到着して
お目当てのユッキーは~~と、和室の中央にこぢんまりとしたお布団にコロコロと
抱っこしたら複雑な面持ちで眉に力を入れたかと思うと泣き出してしまった。
なんだあ~ はっから、ばあちゃんの顔忘っちまったのか(~_~;)
しかたないよな~ 二か月も会わなかったんだもん。
お腹が減ってるから機嫌悪いんだよと
でも、やっぱり女の子って言うか、可愛いとかの言葉に敏感で
あららら~ なんだって可愛い事~~とか
めごちゃんだこと~とかの言葉に( ̄ー ̄)ニヤリ
終いには声をあげて笑うユッキーは
しっかり赤ちゃんらしくどっしりと…。
この日は、たー君もお休みだったので
前に来た時に見かけた白水阿弥陀堂の看板に
そこに行ってみたいな~って言っていたので
そこに連れて行ってくれることになった。
次女宅から車でそんなに遠くもない場所で
まあ、正規のルートを通るとけっこうな距離はあるのだけど
たー君は近道の達人で、意外と早く目的地へと到着した。
土曜日は少し風があったものの天気には恵まれて
小さいユッキー連れでも絶好の出かけ日和のようで
これが次の日の日曜日だったら、どこへも出掛けられずにいたかもしれない。
普段の行いの賜物かなあ~って、誰の??(笑)
白水阿弥陀堂に一番近い駐車場に車を停めて
赤だったと思われる木の橋を通り…でも、この橋は
俗界と浄土を繋ぐ橋と言われている。
初めて見たカワウ!!
橋を渡ると浄土庭園があり鴨やカワウが飛び交い
暖かさに亀の甲羅干しが見られたり、睡蓮や紅葉の季節は
かなりの絶景となるようで、桜の季節にはちょっと遅かった感があったが
とても美しい風景だった。
国宝白水阿弥陀堂とは、こんなとこ ぽちっと!!
平安時代末期の建築で、県内唯一の国宝建築物に指定され
所有者は真言宗智山派願成寺で、正式名は願成寺阿弥陀堂で
その領域は白水阿彌陀堂境域(しらみずあみだどうきょういき)として国の史跡に指定されている。
パンフより全体図と阿弥陀堂の内部
真っ直ぐ先には白水阿弥陀堂があり、お堂は方三間単層宝形造りの柿葺で
内陣の本尊背後の来迎壁板表裏に文様跡、長押には宝相華の模様
内陣・外陣とも折り上げ小組格天井で、内陣の天井にも宝相華の模様が残り
堂内周囲の全ての壁板にあった壁画は剥落し、一部にその面影が残されている。
ーサイト抜粋ー
お堂の中は撮影禁止で、奥の方にお坊さんが身じろぎもせずに座っている。
お賽銭を出して、賽銭箱に入れて正座をし手を合わせると
突然置物同然だったお坊さんが何やら説明を始めたのだが
奥の方でボソボソとしゃべるので、何を言っているのか分からずに
曖昧な笑顔でお堂を出る事にしたけど、お賽銭を入れると自動的に説明がほどこされるのかしらね(^▽^;)
白水阿弥陀堂から買って来たボケ防止のお守り…夫と色違いのお揃い。
カボチャの中にご本尊様が入っているらしい。
しばらく浄土庭園を散策して、お土産を買いたいと
どこへ行こうか、ユッキーも一緒なので
あんまり遠くまで行くのも可愛そうだと
そうだ!! 次女宅からちょっと離れた場所にある『たまごの郷』へ行く事にした。
新鮮卵、こだわりの卵、その卵を使ったスィーツなどが販売されて
以前、たー君が卵のプリンをお土産に買って来てくれ
メッチャ美味しかったので、それをお土産に買って帰ることにした。
卵を模った店構えが可愛い『たまごの郷』
卵プリンと卵の栽培キット…あったら買っちゃうよね( *´艸`)
たまごの郷ってこんなとこ ぽちっと!!
昼食を食べて、また自宅へと戻り
そこでゆっくりと寛いで、会津へと帰る事にした。
久々に会った次女はしっかりお母さんも板について
この地で逞しく雄々しく生きて行くんだろうな…。
そう頻繁には会えないけど、何かあったらすっ飛んで行くよ。
高速運転もちょっとは慣れたみたいだし…出来れば一人でね( *´艸`)
オモチャでかなりヤンチャなユッキー
天気も上々だったし、かなり大きくなったユッキーを抱っこできて
まあ、泣かれたりはしたけど、笑ってもくれた。
日々是好日…というか、この日は特に是好日だった気がする。
だが、こんな良い一日の汚点とでも言おうか
往復私が運転していたのだけど、高速だから緊張して真剣に運転している私に向かって
おい、寝てんのか!と聞いて来る大ばか者が約一名!
寝てるっちゃ何事だ!! 一般道ならいざ知らず
高速で居眠りとかしたら、死亡事故につながるんだよ。
だから手に汗を握って省吾さまも聴かずに
真剣勝負の運転してる私に向かって、寝てんのかとは言語道断!!
ムカッと来たけど顔には出さずに、次は絶対に一緒には行かん!!と心に誓った。
そしてこの日、ヒメの散歩には行けないだろうと
息子とサクぼんがヒメにお散歩係りを買って出てくれた。