いつも決まった曜日に夫がいる施設に洗濯ものの交換に行く事にしている。
不定期でもいいのだけど、行っても会えるわけでもなく
担当者に今の様子などを聞いてくるしかなく
それでもお願いするとスマホで写真を撮って来てくれたりする。
このコロナ渦の中、病院だって面会は出来なかった。
もしもコロナなんてなかったら、もう少し違う生活があったのかとか
そんな事を思っても仕方ない事なのだけど…。
この日はそんな夫の元へと、いつも行くコースと違って
日新町に住む姉の所へキュウリとかナスとかの野菜を持って行ってあげたので
ちょっと遠回りで、国道から行くコースを走る事になった。
国道を右折して畑の多い地区を過ぎて
信号を右折していくのだけど、その道すがら気になる木が目に入った。
なにかしら神社があるようなのだが、その入り口の木に
白い何かがくっ付いて妙に気になったが、あれはなんだったのだろうか?
蜂の巣でもあるのかしら。
帰り道に寄ってみようと思って、まずは夫の所へと
申し込めばモニターでに面会は出来るのだけど
果たして夫は分かってくれるのかどうか。
それを知るのがちょっと怖いような気がして
また分かったとしても、ここの生活に馴染みつつある夫には
顔を見るという事が果たして良い事なのかどうか
それも不明だったし、実際モニターの面会をされる家族は
見た事がなかった…みな同じような気持ちなのだろうか。
ともあれ今回も夫の写真を撮ってきてもらい
洗濯物を預かって…帰り道、あの気になる木のとこで
車を停めて木の傍に寄ってみたけど…なんだろう?
大きな蛾の巣?そんなのあるのか分からないけど
蜂の巣でもなさそうな?
不定期でもいいのだけど、行っても会えるわけでもなく
担当者に今の様子などを聞いてくるしかなく
それでもお願いするとスマホで写真を撮って来てくれたりする。
このコロナ渦の中、病院だって面会は出来なかった。
もしもコロナなんてなかったら、もう少し違う生活があったのかとか
そんな事を思っても仕方ない事なのだけど…。
この日はそんな夫の元へと、いつも行くコースと違って
日新町に住む姉の所へキュウリとかナスとかの野菜を持って行ってあげたので
ちょっと遠回りで、国道から行くコースを走る事になった。
国道を右折して畑の多い地区を過ぎて
信号を右折していくのだけど、その道すがら気になる木が目に入った。
なにかしら神社があるようなのだが、その入り口の木に
白い何かがくっ付いて妙に気になったが、あれはなんだったのだろうか?
蜂の巣でもあるのかしら。
帰り道に寄ってみようと思って、まずは夫の所へと
申し込めばモニターでに面会は出来るのだけど
果たして夫は分かってくれるのかどうか。
それを知るのがちょっと怖いような気がして
また分かったとしても、ここの生活に馴染みつつある夫には
顔を見るという事が果たして良い事なのかどうか
それも不明だったし、実際モニターの面会をされる家族は
見た事がなかった…みな同じような気持ちなのだろうか。
ともあれ今回も夫の写真を撮ってきてもらい
洗濯物を預かって…帰り道、あの気になる木のとこで
車を停めて木の傍に寄ってみたけど…なんだろう?
大きな蛾の巣?そんなのあるのか分からないけど
蜂の巣でもなさそうな?
古ぼけて苔生した石段をゆっくりと登って
ホンの数メートルの所に忘れられたような神社があった。
あまり訪れる人もいないのだろう、あちこちに雑草が生えて
空を見上げれば木漏れ日が強く…妙に静かで
こんなに暑いのにセミの鳴き声ひとつ聞こえやしない。
錆びた手すりにつかまりながら登ってみた
石段に止まっているトンボは逃げようともしない
御詠歌が刻まれた石碑
ふと別世界へと紛れ込んだような…。
そういえば今年はまだセミの鳴き声が聞かれないなって
神社の脇には石碑に刻まれた文字「あさひさす ゆうひかがやく
かんぜおん みむらのさとを みろくなるらん」と記されていた。
聞いた事があるような気がして家に戻って
会津三十三観音のひとつかと思い調べてみたけど
特にそうと言うわけでもなく、普通の地区に属する神社なのか
詳しいことは何も調べられなかった。
それにしてもこの暑さにセミの鳴き声が聞こえないなんて
煩いくらいの蝉しぐれも暑さを感じさせるものだけど
蝉の鳴き声のない暑さもけっこうシンドイ。
結局あの木にへばりついているものの正体は分からなかったけど
今背負っている事から少しだけ解放されたような気がした。
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