肥後文献叢書 全8巻 歴史図書社 昭和46年
私がこの物件が「ヤフオク」に登場したのを確認したのは三週間ほど前である。「欲しい」と思ったのだが、競り合って相当な金額まで上がってしまうのだろう、そうなれば「日本の古本屋」で購入するのと同じになるのではないかと思った。気が付いた時には応札の時間を過ぎていたのだが、落札された気配がない。即「残り時間6日+■■時間」が表示された。肥後文献叢書は「近代デジタルライブラリー」で見ることが出来るのだが、やはり手元に在るのに越したことはない。いろいろ思い悩ましている内に一週間が過ぎた。まだ落札者が出ない。こういうものが出品されていることに誰も気づいていていないのだろうか、これは落札できるかもしれないと思い、三度目の正直で今日8月22日21時57分締切分に応札し無事落札した。日本の古本屋を見ると、地元某古書籍店を含めで50,000~80,000円する代物である。落札値段は・・破格であった。
問題も有る。送られて来たらさぞかし奥方が怒るだろうということと、いまでも本や資料であふれかえっているわが部屋に、どう置こうかとの心配である。