津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■蕗の薹

2014-02-10 17:18:43 | 俳句

                                                                崖下のとどかぬあたり蕗の薹  津々
 

 今日は2月10日、語呂合わせが好きな人たちが「ふとんの日」とか「ニットの日」とか作り出しているが、なんと「蕗の薹の日」もあるのだそうで驚いてしまう。

過日散歩をしていたら崖の下にたった一つだが、顔をのぞかせている蕗の薹を見付けた。採ろうにも手も届かないし、ましてやぎっくり腰の私としては諦めざるを得なかった。
以前花園に住んでいたころは、春になると畑に植えこんでいたセリや、 隣の御宅から引っ越してきた筍など旬のものが自前で調達できた。
そして自宅前は道を挟んで2~3メーターのがけに成っていたが、ここは蕗がたくさん自生していて蕗の薹も随分お世話に成った。

転居してからは、これ等の旬のものは全て購入することになってしまった。ときには妻の友人が届けたりしてくれるのだが、今年はどうだろうかといささかの下心がある。

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■都知事選結果

2014-02-10 10:03:55 | 徒然

 昨晩は20時を廻ったらいきなり都知事選の舛添氏の当確がでてしまった。いわゆる原発問題については舛添氏の現実的な考えが支持をされるのだろうと思っていたが、細川+宇都宮氏の票が拮抗する形に成ったことは以外とも思えた。
江戸は大雪と成り投票率も伸びなかったようだが、殿さまの善戦に敬意を表したい。(我々は遠く国元に在ってはどうしようもない)

首相引退の時、ガラシャ夫人の「散ぬべき時知りてこそ・・」の辞世の句を引用して政界を去られた殿様だが、また静かに作陶や晴耕雨読の世界に戻られることをお勧め申上げたい。今後は又なまくさい風が吹くことは無かろう。 

 

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■荒木郁子

2014-02-10 08:28:59 | 熊本

 

 今日のグーグルロゴをみると「青鞜」を読む女性の姿がある。見覚えある長沼智恵子(後の高村光太郎夫人)デザインの創刊号の表紙ではないか。
「なぜ」と思い調べてみると、今日は平塚らいちょうの誕生日だそうな。

                                             

「青鞜」というと、熊本荒尾出身の荒木郁子がそのメンバーとして知られる。荒木村重の息が荒尾の小代氏を頼りこの地に住み着いたその子孫である。
                                         コメント「荒尾の荒木家の歴史」ご紹介

1912年(明治45年)4月の第2巻4号は、姦通を扱った荒木郁の小説『手紙』のゆえに発禁となるなど、度々の発禁処分を受けながら、約5年ほどの活動を経て休刊となった。熊本日日新聞社は 「青鞜」の火の娘 荒木郁子と九州ゆかりの女たち を発刊している。

荒木村重と云えば昨日の大河ドラマで登場してきたが、なかなか堂々とした人物として描かれていた。今後が楽しみではある。
細川家家臣としての荒木氏は、荒木善兵衛や細田政之允(左馬之介)などの二流が明治に至った。
                                      
荒木攝津守村重子孫--熊本に於ける二つの流れ

                                     

コメント (3)
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