津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■少年時代の思い出

2020-05-11 14:53:38 | 徒然

 

    

 熊本県立図書館の特別貸し出しの返却日であったので、午前中チャリンコで出かけた。
最近は、帰り道の坂道をさけるのに、図書館を出て江津湖の遊歩道に出ることにしている。
水前寺公園から流れ出ている江津湖上流部は、水深が30センチほどしかなく、水は透き通って美しく、幼い子供たちが親と共に入り込んで遊んでいる。
少し下ると中学生らしい男子4・5人が、裸になって水の中ではしゃぎながらスマホで盛んに撮影し合っていた。

この写真はそのすぐ下流にあたる処である。私の少年時代の遊び場であった。
今はこのように芝がはられて奇麗になっているが、当時は川猟も行われていて、そのための舟が何そうか係留されていた。
その舟の下や、石の下などに「どんかっちょ(サイト江津湖の水辺から)がいて、これを捕まえて遊んでいた。
何も遊ぶものがない時代の健康的な遊びだった。まさにこの写真の場所である。
少年たちの嬌声を聞きながら、しばらくここに立ち止まりて感慨にふけったことであった。
爽やかな風を受けながら江津湖の左岸を走り、市電の神水(くわみず)電停付近へ出て、あとは勾配を吸収するためにジグザグのコースを取ながら帰宅。

図書館は条件付きで14日に再開するようだが、私が目当てとする郷土歴史コーナーは再開の予定なし・・・
「コロナ暇」はまだ続くことになる。

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■討幕運動?

2020-05-11 14:22:15 | 徒然

 散歩に出てたまに行き交う人のほとんどがマスクをしておられる、これは老若男女通してのことである。
不思議に思うのは一人で車を運転している方も同様にマスク姿の方がおられる。
私はといえば最近は花粉の飛散も落ち着いたようなので、散歩でもマスクはしない。
まずは行き交う人が少ないこともある。どなたかが前から歩いてこられたら、ハンカチで口を覆って少々距離を保って行きすぎるようにしている。
そして、日本人は本当に律儀だと感心するのである。

 最近熊本でも、町中でマスクを販売している店を見かけるようになった。
どうやら中国からの直輸入の品物らしい。
ドラッグストアでは品薄状態は解消されていないのは、正規輸入の品か、金儲け目当てのバイヤー仕入れの品かの違いだろう。
友人曰く、町中で買ったブルーの色のマスクは、変なにおいがしてとても付けられるものではないという。
「ドラッグストアで買いたいけどねーんだよ」「アベノマスクもいつ届くやら判らないしよー」と少々お冠である。
「安倍っていう人も見そこなったねー、あれは天下泰平の時代むきの親分で能天気でやって来たけど、とても非常事態むきの人間じゃないぞ」と話が飛躍してくる。
「爺様(岸信介を指しているらしい)のような哲学は持たないし」「コロナのお陰で、安倍の周りの不祥事がうやむやじゃないか?」一段とエスカレートしてくる。
自民党シンパでもある友人の話は、「倒幕運動をせにゃならんな」ということに収まった。

「アベノマスク」がこの友人の手元に一日も早く届くことを祈りたい。



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■細川小倉藩(226)寛永五年・日帳(正月五日)

2020-05-11 06:44:26 | ご挨拶

                      (寛永五年正月)五日 

         |
         |    五日
         |
京都ヘノ書状ノ覚 |     京都へ被遣候 御書渡候覚
         |一、御文箱壱つ   小野九右衛門・佐藤少三郎野原善太郎へ所へ
         |                      〃〃〃〃〃〃
         |           (長岡忠隆)
         |一、御文箱壱つ   休無様へ
         |           (定芳)
         |一、御文箱壱つ   菅沼織ア様へ   
         |                (秀成)
         |一、文箱壱つ   小野九右衛門・佐藤少三郎・野原善太郎へ所へ、三宅勘三郎・吉山熊介ゟ、
         |  右、以上四つ、吉村次左衛門方へ相渡申候也、
         |
江戸へ送ル御物ノ |     江戸へ被遣候御物渡申覚
覚        |  (細川光尚)
枕箱       |一、御六様へ    御枕箱壱つ
         |          きゃら箱壱つ
         |          御長刀入申候箱壱つ
沓箱       |          くつの箱壱つ
鷹ノ鞭筒入    |          御鷹ノふち、つゝニ入ル、
         |   (貞晴)
皿        |一、桑山左近殿へ  さら箱壱つ
         |   (直清)
         |一、永井伝十郎殿へ 箱壱つ
         |   (正勝)
         |一、稲葉丹後殿へ  竹の子ノ箱壱つ
         |   (長重)
         |一、浅野采女殿へ  同   箱壱つ
         |一、戸川肥後殿へ  御文箱壱つ
         |   (親英)
江戸御留守居へ  |一、松野織ア    同  壱つ
         |  町三右エ門   同  壱つ
         |  右、江戸へ被遣分、西田三郎兵衛御鉄炮衆山田十三郎へ相渡候也、
         |        (マ マ)      (渥美郡)
釜ノ蓋   吉田 |一、おかまのふた、  壱つ、三河之吉田にて御宿主あふら屋意右衛門へ被遣候、是も右両人ニ被遣申
宿油屋意右衛門  |  候、
         |    (忠政)           (室)(名村)
         |一、本多美濃守様へ 御文箱壱つ、むろの左大夫ニ可渡旨、 御定ノ通、右ノ両人ニ申渡候て、御文
         |  箱渡申候也、
祖父病気ノ見舞願 |一、沢善十郎ぢい煩にて候間、見廻ニ罷越度通被申候間、可被参由申渡候事、
         |

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■志方半兵衛言上之覚・釈文‐ 27(原文33分)

2020-05-11 06:21:49 | ご挨拶

33                          一切他言仕間敷之旨奉得其意候事
         一御人数をし候時ハかねて 立允様ニも被 仰候
          常之御人数おしニ不仕御人数を丸め候て
          捴見院様之御時ニ武藤殿人数をしのことく                         捴見院=総見院殿贈大相国一品泰巌大居士(織田信長)
          可申付之旨奉得其意候 去五日ニ嶋原たう
          さきゟ原之城へ御人数をし之時熊本衆ハ
          常之人数をしニおし候へ共 立允様御人数ハ
          御鉄炮ハおてつほう御長柄ハ御長柄御馬乗
          衆まて其類々ニ一かたまりニ丸め候て
          おさせ被成此以後も可奉得 其意候熊本御人数
          之押様と替申儀少も不苦候兼而 越中様
          と御約束被為成之旨奉得其意候事
         一御取寄之時ハ物前之御人数おしのことく
          可仕候是も 立允様ニ兼而被 仰之由奉得
          其意候 立允様へ得 御意可申付候事
         一薩广之御人数天草へ越候へと大炊殿ゟ被仰
          遣之由大炊殿ゟ 殿様へ被仰進候ニ薩广
          之御人数さつまへ引籠候由是も御不審ニ

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