津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■志方半兵衛言上之覚・釈文‐ 30(原文36分)

2020-05-26 15:41:13 | ご挨拶

36         候へとの 御上意ニ候間諸勢一度ニ押寄一揆  
          をはたし候へとの儀候間其旨を御まもり
          候へと私ニ被仰候間頼母伯耆舟相留申たる
          にてハ御座有ましくと存候 其上先書弐如申上
          越中様御遣番歩之御小姓衆を頼母所ゟ
                誓文
          立允様へ上せいもんを立友田源左衛門を以申
          上候事
         一一揆大矢野をあけ申段ハ熊本ニて聞得申候を
          御家老中談合之上ニて上使之御衆へ隠申由
          申候 其わけハ肥後之御人数熊本を不打出
          内ニ大矢野を一揆あけのき候と御座候ヘハ御
          国之為如何ニ候との儀ニ御座候由申候事
         一きり志たん男女之数事付上不申鉄炮数
          人数之事斗 ちかハ迄も可申上旨奉          
          得其意候 原之城之人数よくはたらきし
          もの八千程御座候内鉄炮数五百御座候と申候
          さいせんハ鉄炮千丁御座候と申候かそれハうそニて
          御座候 五百丁必定之由申候 城々廻り海手迄も 

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■花の装い

2020-05-26 10:40:14 | 徒然

 この時期あちこちに紫陽花の花が咲き始めた。まだ初々しい乙女の感じである。散歩しながら「花の装い美しく・・」と裕次郎の歌を口ずさんでいる。
雨をまち、日に日に鞠の形を整えその色を変えていく。何を惑わそうとしているのだろうか?
今年の梅雨入りはやや遅いようだ。散歩から帰りつくころ、小さな雨が降り出した。
お昼からは小雨の予報、やはり紫陽花には雨が良く似合う。

        紫陽花や 誰が為鞠を装える  津々

                                                         

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■細川小倉藩(242)寛永五年・日帳(正月廿九・晦日)

2020-05-26 06:46:45 | 細川小倉藩

                      (寛永五年正月)廿九・晦日 

         |
         |    廿九日
         |
忠利溜池ニ放鷹  |一、今日ため池ニ、御鷹野ニ被成 御出候事
惣銀幷有馬ノ汲湯 |一、御船頭舟下五郎兵衛罷下候ニ、惣銀、又有馬之湯積下由申候事、
積下ル      |
         |   (立成)
岡本蔵人知行ノ算 |一、道家左近右衛門ゟ被申越候ハ、岡元蔵人内一郎兵衛ニ、彼知行之庄屋相そへ進之候、知行之算用
用        |  被仰付通、被申越ニ付而、加藤新兵衛・栗野伝介方ニ、算用被聞候へと申遣候事、
         |         麻殻
大橋ヨリ麻木廻漕 |一、中津郡大橋ニ、麻木百束有之を、舟を遣し積廻申候様ニと、末村九右衛門申ニ付而、則鏡善右衛
         |  門ニ申渡候也、
         |  (重政)   (楢)
呼野金山詰鉄炮足 |一、続亀介与■崎理介儀、呼野金山ニ永ク居申ニ付、妻子引越度由申候間、御門出切手か被遣由、
軽妻子ノ引越ヲ願 |  亀介内飯田二左衛門をよひ、申渡候事、  
ウ   門出切手 |
平茸       |一、春木金太夫ゟ、平茸一はち上ヶ被申候事、
         |                               西大野ノ内
ノ探索     |一、歩之御小姓衆寺内五兵衛・山本喜兵衛けりを見せニ遣候処ニ、大塚村三つ居申由、被申候事、
         |  (徳力村、規矩郡以下同)(新道ヵ)
         |一、徳利木・高多布・■■寺・蒲生・合馬、伊藤太左衛門・谷小八郎見申候へ共、居不申由、被申候事、

         |     (高津尾村)      
         |                (規矩郡)(同上)
鳥見規矩郡ニヲ |一、内藤平左衛門・松村四郎兵衛、西大野・東大野・石原町辺見申候へとも、けり居不申由、被申候
見ズ       |  事、
         |                  (利宗)加藤家臣、春日局実兄、当時62歳、翌6年家光に仕える。
斎藤利宗ヨリ鷹ヲ |一、式ア殿ゟ、使者を以被仰聞候ハ、斎藤伊豆所ゟ鷹をすへさせ、歩之御小姓と見え候仁被参候間、
贈ラル      |  やと奉行可申付由、被仰越ニ付、則申付候事、
         |            (規矩郡、以下同)(伊)
鳥見       |一、山本安大夫・三輪権内、三郎丸・井川・葛原・曽根・うるしさき・たはら・つだ・ぬき・中野・
         |  (冬野)
規矩郡中ナシ  |  ふいの・横代・丸か口・石田・水町、ありき候へとも、けり居不申由、被申候事、
         |                (規矩郡、以下同)  (越か)(隠蓑)
鳥見       |一、横井宇左衛門・山路勘左衛門、石原・横代・堀石・かくれみの・志井・野原、参候而見申候へと
規矩郡中ナシ  |  も、けり居不申候、志井ニハ年内ゟけり四つ五つ居申候へ共、此十日斗以前ゟ居不申由、庄や次
         |  右衛門と申者申候由、被申候事、
         |                      御小袖壱つ
         |                  銀子弐枚  〃〃〃〃〃
斎藤利宗使者ニ給 |一、斎藤伊豆所ゟ、鷹をすへ来候使ニ、御銀弐枚被下候事、右ノ使者奉行ニ、益永太兵衛付申候事、
銀        |                  〃〃〃〃
         |  但、歩之御小姓也、
取上シ脇差ヲ返付 |一、坂崎一角内吉ノ介、わきさし御せんさくニ付、被 召上候へ共、御赦免ニ付、返被下、慥請取申
         |        異筆                                        一角内
ス     請取 |  候、以上、「但、送状ニ相違無御座候、以上」             宮崎三太夫(花押)
         |

         |
         |    晦日
         |
         | (浦上)                                                  (国遠)
京ヨリノ唐塗ノ |一、瀬兵衛ゟ、去年京ゟ下申唐ぬりの折敷之由ニて、四箱ニ三十九枚御座候、被成 御意候ハ、道倫
ニ絵ヲ描カシム |  ニ申渡、絵を書せ可申由ニ付、其段道倫ニ申候ヘハ、是迄出置候へと被申ニ付、出申候間、此段
         |  道倫へカ申渡由ニて、被出候事、但、広沢少右衛門ニ渡ス、
                                                                                                                                                               
         | (高月)
人留番之小者神頭 |一、人留ノ御番西村善兵衛、じんどうの御矢一筋持参仕候、昨日被成御通候御跡御座候由申候而、善
         |                    (三淵之徳)
ノ矢ヲ拾得ス   |  兵衛小ものひらい申由ニて、上ヶ申候、則左膳殿を以上被申候ヘハ、よく上ヶ申由、被成 御意
         |  旨、則申渡候事、
         | (規矩)
唐ノ円座進上   |一、きく郡ノ横目大谷八左衛門、唐ノゑんざのよしニて、竹かわニ而仕候ゑんさを五つ上申候処、被
         |  為入 御意候間、今十可仕上旨、白田昌斎申来候、則申渡候事、
         |               (塗師)
塗師ノ奉行    |一、下田源右衛門・藤田久左衛門、ぬしの奉行ニ付申候事、
         |  
                                         

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