5806虎狼狸(コロリ)退散 尼比恵 ■アマビエ■ 半魚人 人魚妖怪 江戸時代物 木版画 刷物 コレラ御守コロナ和本浮世絵古書古文書骨董古美術
何気なくヤフオクを眺めていたら「アマビエ」様が出品されていて驚いてしまった。
左の封筒状のものには「虎狼狸退散/尼比恵」とある。幕末期コロリが流行した際のものであろう。
「尼比恵」という字があてられているのも面白いが、姿の方は髪が随分まとまったものになっていて、三本の足は一つになって「尾びれ」のようになっている。
版木にほられ売り出されたものであろうか。封筒の登場は文化文政期ともいわれるが、10数万以上の人が亡くなったという「虎狼狸(コロナ)」の流行の時期と合致している。封筒に入れ神棚にでも置かれていたものであろう。
「虎狼狸」が変じて「虎狼奈(コロナ)」となって現代社会を脅かしている。
私は「アマビエ」の絵をクリアファイルに入れて、仏壇の上に飾っているのだが、この「尼比恵」様の姿はなかなか良いなと思い飾り直そうかと思ったりしている。
(寛永五年正月)六~八日
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| 六日
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|一、市野次兵衛下着被仕候事、
| 御舟
忠利船乗初ニ泰勝 |一、殿様今日御乗初にて、泰勝院へ被成 御座、御鉄炮あそはし候事、
院へ鉄炮打 |
花ノ坊へ柿葺用ノ |一、花ノ坊ニ、こけらふきの御用ニ成候様ニ、竹釘一日ニ五合宛けつり候へと、申付候事、
竹釘制作ヲ課ス |
| (松井興長) (有吉英貴)
女河口門出切手ノ |一、式ア少輔殿・頼母佐殿被仰候ハ、女河口御門出切手ノ儀、御留守居中ハ家老共ニ出し候へと、前廉
出シ方 | 被 仰付候、御在国ノ時ハ、御奉行衆ゟ出し被申候、冣前被 仰出如何様ニ候つるや、御留守
在国中モ留守ノ時 | 之時のことく仕候へと、被 仰出候を、其分ニ可仕候由被仰候間、前廉得 御諚候処ニ、前かと
ノ如クセシム | のことくと被 仰出候間、其分ニ被成可然通申候、又御次手御座候ハヽ、得 御意可申候通申候
| 事、
|一、中津へ、松井少吉被遣候、歩之御小姓壱人相添可被遣旨、山岡書鑑を以被 仰出候ニ付、則歩御
| 小姓山本喜兵衛ニ申付候事、書鑑ニ直ニ様子可有御聞通、申渡候事、
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| 七日
| 十人藤左衛門役人、
|一、上下拾三人、内 (横山重嘉)
| 三人助進役人
| 大坂へ出舟之日限相極次第ニ、可申渡事、
|一、上下拾四人 杉山藤兵衛役人、
| 右同
舟入ノ垣ヲ葭ニテ |一、白井兵介所ゟ、手嶋茂太夫を以申越候ハ、御舟入之とものかきを、よしかきニ可仕旨、昨日被
結ハシム | 仰付候間、被仰付被下候へと、申越候事、
| (田川郡)
香春町火事ニ茶屋 |一、香春之町内御茶屋、今日七つ時ニやけ申候由、河喜多五郎右衛門・釘本半左衛門登城被仕候て、
焼失ス 町家三十 | 被申候事、三十軒ほとやけ残候由、被申候也、
軒程焼残ル |
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| 八日
| (政朝)
本多政朝ヘノ使者 |一、下村五兵衛下着被仕候事、本多甲斐守様ゟ、御小袖壱つ・御道服壱つ拝領候事、
ヘノ給与品 |
相場村ヲ惣銀米奉 |一、双場村下候を、中神與兵衛ニ渡候事、
行へ渡ス |
| (細川光尚)
光尚白鳥菱食ヲ進 |一、御六様ゟ、御飛脚弐人御下被成候事、 殿様へ白鳥一つ、ひしくい壱つ、御進上ノ由にて、則下
上ス | 村五兵衛被上候事、
岡田一角弟ノ舟中 |一、岡田一角弟被罷下候に、大坂ゟ舟中ノ賄可申付旨、寺嶋主水・仁保太兵衛ニ被仰付の由候て、賄
賄道具ノ目録 | 道具ノ目録調被下候を、金子喜左衛門・中神與兵衛方ニ渡候、
三斎へ樽進上 |一、山川惣右衛門与小藤市太夫、中津へ御進上之御樽肴ノ奉行ニ、歩ノ御小性渡辺六太夫被参ニ付遣
| 候事、
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