過日肥後金春流の中村様から電話をいただいた折、ちょうど中村様を尋ねておられたのが井上智重先生、電話をかわられしばらくお話をした。
「いろいろ手紙で書きますから」と仰られて電話を切られたが、昨日お手紙と共にご恵贈いただいたのが新刊の「漱石とハーンが愛した熊本」である。
まだ直接は御目にかかっていないので、お手紙で拝受の御礼を申し上げたが厚く御礼申し上げる。
熊本日々新聞社に在籍されていたころから、文化関係の紙面では出色の活躍をしておられた。
退社後は熊本近代文学館の館長を勤められた。御著も次々と出版されそれぞれ手元に於いて愛読している。
どうやら、当方サイトが御目に留まったようだが、御目にかかったときどのような評価がいただけるのか些か心が騒ぐ。
図書館へ出かけると必ずといってよいほどお見掛けしていた。あの勉強ぶりがいろいろな著書に反映されている。
とても真似ができるものではないが、大きな目標ではある。
どうぞ皆様にもお読みいただければとご推薦申し上げる。