プリンターの不具合で年賀状のあて名書きが出来ず、爺様はあきらめてついに手書きを始めました。
WiFiでデータを飛ばしていますが、本当に飛んでいるのやらどうやら・・・
爺様の脳みそは最近がらがらと音を立てて壊れていますから、原因究明が大変です。
おまけに昨日は奥方が年末の掃除を始めたため、加勢のせぬわけにはいかず、三時間ほど頑張りました。
くたびれはてて按摩の機械でしばらく背中をもみもみしましたところ、久しぶりの事で、今朝は背中が痛くて右肩が上がりません。
そんな中でのあて名書きは大変です。文明の利器のありがたさを実感させられます。なんとか今日中には投函したいと思います。
年末寒波が到来してくるようです。オミクロンともどもご注意されて、良いお正月をお迎えくださいませ。
いろいろな資料がWEBで見ることが出来るようになり、いろんな論考を読んできた。
そんな中でも大変重宝したのは福岡県京都郡みやこ町の町史である。みやこ町は2006年豊津町・犀川町・勝山町の三町が合併して誕生した町である。みやこ町の町名は京都郡に由来している。
そのみやこ町は町史を発刊されているが、その全文を見ることが出来る。
小倉細川藩時代のことが精しくまとめられていて、大いに勉強させていただいた。
ワンクリックでみやこの歴史に誘ってくれる。ただただ感謝である。
みやこ町歴史民俗博物館/WEB博物館「みやこ町遺産」 |
先に記した「くまもとお大師廻り」原文の末尾には、88ヶ所を廻ったと書かれている。
天保九年(1838)の事とされるが、弥生から卯月に掛る春の陽気に誘われ四方の景色を楽しみながら足の疲れも感じることはなかったことだろう。この時期というのは、弘法大師の御命日が旧暦三月二十一日といわれることから、全国各地で行われているようだ。ただ「くまもとお大師廻り」は、お大師様由来の「真言宗」のみならず、多様のお寺が含まれている。
テンポの良い七五調で愉快な語呂合わせが面白い。
この88ヶ所については番号が振ってないが、編者・福田晴男氏の読み下し文からまずは記載されている寺々を順次追って番号を付けてみた。4回に亘りご紹介する。
大師廻り ‐(1)
1-本山の妙見社 現・本山神社
2-宇須茶(薄茶)にまさる常国寺(上濃茶) 河川改修のために清水町高平に移転した。
3-角に立たる大師堂
4-たれかれとてもいとくあん(威徳庵) 妙見社の社僧庵
5-是ぞ御法の御りしょあん 不明
6-無漏庵と聞けば白菊の 世安神社内に無漏寺跡の碑が残る
7-山王の前過行ば 山王大権現=日吉神社
8-七苦八苦の十禅寺 十禅師という名のお寺の存在は不明
9-地蔵千躰ましまして爰ぞ蓮臺寺(はちすのうてなでら)
10-誠そくさい延命寺 現存せず、廃寺跡
11-爰に末松天福寺 不明、花園柿原にある同名お寺は別寺
12-森の下こそ観世音 現存せず、田崎観音堂
13-爰はさんまい原(念仏三昧)如意庵 現存せず、万日山来迎院の末寺にて念仏道場
14-八重霞たる春日寺 妙解寺末寺(近年の建て替え)
15-こころもすめる清水寺
16-爰に北岡の高観音 現在春日1丁目に移設、
17-匂ヒぞ深キ聖光寺 (煙草製造の小沢町故に・・)
18-爰は南無妙法連寺 浄土宗のお寺・南無妙法蓮華経由来の寺名ではないということ
19-さけび・おらべど松音寺
20-うそにはあらで本覚寺 廃寺(横手の本覚寺は日蓮宗で別寺)
21-裏門出る阿弥陀寺
22-悪人なしの崇禅寺 旧・肥後羅漢寺、僧・宗禅の名により
23-水の流れは西流寺