昨日の熊本史談会の12月例会で、会員の福田晴男氏から研究の成果をまとめられた「くまもとお大師廻り」を会員全員にご恵贈給わった。
そのすばらしい研究の成果に敬意を表するものである。
氏は熊本史談会の最古参の会員であるとともに、熊本地名研究会・熊本歴史学研究会の会員でもあられ、永く松本寿三郎先生の許で古文書解読の勉強を続けてこられて、わが会では解読の第一人者といって良い。
氏は「お大師廻り」という古文書に出合われ、その全文を解読され翻刻文と共に紹介され、その熊本城下88ヶ所の地を廻られたうえ、誠に精しい解説をお付けいただいている。A4判全75頁に及ぶ素晴らしいものとなっている。
わが熊本史談会でも、平成25年(2013)には■9月例会(9月21日・土 熊本市中央公民館・5階‐2号室 )で「熊本のお大師廻りと町々‐講演・福田晴男会員」として、ご研究の一端をお聞きしたことがある。
それから8年経過しているが、その間研究を深められ今般の出版の運びとなったものと察せられる。
今年に入りここ数ヶ月御病気でご出席なかったが12月例会ではお元気なお姿でご出席され、お礼申し上げたことだが、ますますお元気でご研究を続けられることを願うとともに、予定されていた講演もお聞きしたいと願っている。
深く感謝申し上げる。