『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来』

北欧の小国エストニア、ソ連崩壊で独立を果たしたバルト三国のひとつ、エストニアは「把瑠都」の故郷、Skypeの創業者の出身国ぐらいしかイメージをもたなかったが、すでに何冊かエストニア本を読んでいてよくわかってきた。近い内にぜひフィンエアで名古屋を出発してフィンランド経由でフェリーで首都のタリンに行ってみたいという具体的なイメージも湧いてきた。イーレジデンシーに登録するとかはハードルが高いけれど、海外送金のTransferWiseやシェアライドのBolt(Taxsify)は利用してみたいと思う。これらのシステムは、電子インフラを確立して電子政府を実現しているエストニアならではのことだろう。先に読んで知ったイスラエルが製品を作り出しているのに対して、インフラを先行させてスタートアップを喚起するという手法はすばらしい。日本はイスラエルとエストニアに学び、もう少し明るい21世紀のイメージを描けるはずなのだが、どうなんだろう。本書は今ひとつ未来の見えない日本へのエールと読むことができる。

