「今日の晩飯何しようか、考えてなかった」といったら、同僚「おかあはん」が、「そやったら、鶏ネギがええヤン」。早速ざっとレシピを伺い、以下のようになった。
鶏ネギ(骨なし鶏モモを好みに切り、肉側に切れ目を入れておく。塩胡椒、ハーブをかけ、しばらくおく。この間、白ネギを、そぎ切りに。たくさん切った方がよい。フライパンにオリーブオイルを熱し、赤唐辛子。香りと煙が出たところで、皮を先に焼く。焦げ目が付いたところで、返し、軽く焼く。元に戻し、ネギをまぶす。ラム酒を振りかけて、ふたをして蒸し煮にする。火が通ったところで肉を出し、ネギに火が通っていなければ、軽く炒める。皿に盛った鶏肉の上にネギをまぶす)
小松菜と豆腐のスープ(フライパンにサラダオイルと赤唐辛子を入れ、煙を出す。小松菜を入れて、炒める。日本酒を注ぎ、鶏ガラスープの素を入れ、水を加える。ナンプラーと薄口醤油。わいて来たところで、豆腐を入れる。できあがり)
鶏ネギはなかなかよし。今夜のふたつとも、中華でも洋風でも、もちろん和風でもない。
先週一週間のアクセスは、初めて1000の大台に乗って、1151となった。おかげさまで、これははじめての記録。しかし、gooのランキング1000には、残念ながら、入ることができなかった。
アクセスの記録を見ても、アクセスの多かったキーワードのトップは「煮物」で、よくわからない。これまでのパターンからすると、どこかのテレビ局で煮物についてなにか、興味深かった紹介があった結果だと思われる。数日前から、このキーワードが多い。
ともあれ、過去2-3週間のアクセス数の増加は、一日単位でいえば、40%増(といっても、100ほどが、140ほとになり、週では600-700のアクセス数が、900プラスになったという、ささやかな増加だったのであるが。いずれにしても、なんでだろう?
2005-10-30 22:06:00 |
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辻原康夫、2005、『人名の世界史:由来を知れば文化がわかる』、平凡社新書
欧米に偏った名前についての蘊蓄で、これもしょうがないといえばしょうがないのだけれど。ヨーロッパについては、国名にしたがった分析(これも、もうすこし、細かな情報が必要だが、しかし、イギリス国内のスコットランド、ウェールズ、あるいは、アイルランドについては、結構詳細)がおこなわれているけれど、アフリカやオセアニアなどについては「その他の地域」とひとつにまとまられている。これも日本の関心に従ったということなのであろうが、その辺りのもうをもう少し開いてからでもよかったかと思う。
とはいえ、日本でもよく知られた名前を例に挙げてそれぞれの名付けについて紹介がなされているので、興味深いと思う。
ついでに、以前に読んだ人名に関する本をあげておく。これも、同じような地域の人名をカバーしている。
21世紀研究会・編、2001、『人名の世界地図』、文春新書
2005-10-30 22:01:56 |
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頂き物のスモークサーモン、ちょっとイメージと違っていて、封を開けるとかなりスモークされて(火の通ったかんじの)ものだった。開封する前、もう少し生だと思って考えていたのだが、残念ながら、違っていたのだが、とりあえず、イメージしたように料理してみた。
これのオリジナル・レシピは、シドニーの「Tetsuya's」について以前にテレビで放送されていたときに、面白いと思ったもので、オリジナルは、アトランティックサーモンの切り身を軽くスモーク(もしくは、生)したものをバットにいれて、オリーブオイルを注ぎ、時間をかけて湯煎し火を通した後、昆布茶をかけて味を整えるというもの。うっすらとした記憶なので、ちょっと怪しいが・・・。また今度チャレンジ!
スモークサーモンの温製(上記のように調理し、レモン汁をかける。おいしかったけれど、残念ながらすでに火が通っていたので、中がほんのり柔らかいという状態は再現できず)
ルッコラとアスパラガス、マッシュルームのフェタ・チーズサラダ
おかげさまで、昨日は、相変わらず、これまでの最高アクセス数をさらに更新したようだ。197のアクセスがあり、一日のランクでは、785位となっている。アクセス解析をみてみたが、特定のアクセスに山がある訳ではなく、また、選択された、キーワードにもピークがみられない。あえて指摘するとすれば、入り口(トップページ)のアクセスが、通常よりも多いこと。だから、前回の分析に続き、アクセスする方の絶対数が、かさ上げされたとしか思えない。
2005-10-29 22:43:49 |
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今日午後会議があり、その流れで、池下・浅野屋。7時に入り、店じまいの10時近くまで長居した。今夜は、私はカキフライ。その他は、ビーフシチュー二人、メンチボール一人、鶏唐揚げ一人、それ以外に、共通にクルミとチーズのサラダ、鴨もも肉のコンフィ、フォアグラソテーとリンゴのチャツネ。仕上げのデザートは、よく覚えていない。ともかくよく飲み、よく食べ、よくしゃべった。
昨日のアクセスID数が185で、一昨日に続き、記録を更新、910位に入った。この日も、アクセスの分布からは、特徴的なものはみてとれない。可能性があるとすれば、孤野扶美子さん現象の波及効果だろう。レギュラーかどうかはわからないが、みていただいている方の数が全体としてかさ上げされたということなのではないか。
2005-10-28 21:39:08 |
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サワラの照り焼き(フライパンにサラダオイルをしき、サワラの切り身を軽く焦げ目がつくまで焼く。火を消してキッチンペーパーなどで油を吸い取り、日本酒と濃い口醤油を合わせたものを入れ、切り身をかえしながら煮詰め、味を含ませる。焦げ付けないようにする)
玄米と煎り大豆、むかご、ちりめんじゃこの炊き込みご飯(大豆=一1カップ弱を軽く焦げ目がつくぐらいにいる。玄米=3カップとむかご=1カップを水で洗いざるにあげておく。だし昆布を1センチ各程度にきる。水を3カップ半=日本酒と薄口醤油を含む。圧力鍋で蒸気が出始めてから弱火で15分。圧力が下がるまでまつ)
小松菜のごまよごし
茄子のみそ汁
書き漏らしましたが、おじゃこはいただき物です。今日は、柿と野田あられもいただいてしまいました。いつもお気にかけていただき、ありがとうございます。
昨日のアクセスが177件あって、再び、1000位以内(971位)に入った。内容は、前回のような出張料理人(テレビ番組関連)ではないように見える。一番アクセスがあったキーワードが「煮物」で、いったいどのような嵐が吹いたのか、わからないでいる。
2005-10-27 23:17:45 |
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今日は夕刻から会合があって、会食がセットされていたのだが、乗る気にならず、旧知の覚王山・やっこに行った。日泰寺山門前の奥まったところで知る人ぞ知るの場所なのだが、過去20年近く、時折通っている。池下に引っ越したので、ちょっと足が遠のいていた。
店は健在。南蛮漬け、肉じゃが、クジラベーコンなどを食べる。ずいぶん前におろした焼酎ボトルキープもとっておいてくれたので、改めて入れた。この店は、「おかあさん」の手料理。日泰寺参道も次第に店が新しくなってきている。人も変わっている。なんとか、続いてくれればいいのだが。
ポークソテー(ポークロース肉の筋をきり、塩こしょう。フライパンでソテー。ガーリックピューレがあったので、これをともに焼く。サラダほうれん草とサラダセロリ
は塩こしょう、イタリアンハーブ、バルサミコ酢、オリーブオイルであえておく。半熟卵をつくる。キュルノンチュエのベーコンをフライパンで焼く。皿に、豚肉をのせ、サラダをのせ、肉の上に半熟卵、皿にベーコンを上にのせて供する。ベーコンを焼くときに出た油をかけるとさらに香ばしい)
篠田達明、2005、『徳川将軍家十五代のカルテ』、新潮新書
上野寛永寺や芝増上寺の徳川家墓所に埋葬された歴代徳川将軍らの人類学的調査および三河大樹寺の位牌の高さ(将軍の身長にあわせてつくられたという)によって将軍たちの身長から解き明かし、彼らの病歴および死亡理由を分析することによって、徳川時代の疾病観や人間観を明らかにしようとする。
徳川歴代の将軍職は、長子相続であって宗家に血が途絶えれば御三家後三卿家から養子が招かれた。また、将軍の生母は正室ではなく側室で、多くは貴族や武家の出身ではない。新たな血を導入することが、徳川家の存続を助けたようである。
長子相続は、結果として病弱や障害者の将軍を生んだ。徳川譜代の側近たちは、長子よりもその弟のほうが優れた資質を持つ場合にあっても、長子相続体制を維持し、制度を遵守するといういわば「法治主義」の大方針をとることによって、徳川体制の正統性をまもったともいえる。
著者の徳川家十五代のカルテは、現代に生きるわれわれにもさまざまな教訓を導く。普段の食養生が健康体を生み、そして、逆に当時の疾病観がかえって寿命を縮め、素人の生半可な薬に対する理解が同様の結果を生んだのである。
2005-10-25 23:55:53 |
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煎り大豆とひじきの玄米ご飯(大豆を炒っておき、玄米、ひじき、酒、醤油で圧力鍋「活力鍋」で炊き上げる。レシピはちりめんじゃこであったが、買い忘れ、家にあったひじきを使うことにした。分量としては、レシピに載っていたのは、玄米三カップ、大豆四分の三カップ、水三分の一カップ、醤油大さじ一杯半。醤油のところを、さらに日本酒を同量。戻したひじきを、細かくきった昆布。出来上がりは香ばしくて悪くなかった)
モロヘイヤの出し醤油
厚揚げとズッキーニの煮物(とろみをつけ、酒醤油で味を付け、おろし生姜をちらす)
つまみに、いただき物の「豆鼓鶏子」
夕方からの会議が遅くなったので、メンバーの一部と、池下・浅野屋へ。今日のメンバーの好みは、今日から始まったメニューというカキフライに集中(三名)、トンカツ(一名)、海老フライ(わたし)。共通に鴨もも肉のコンフィ、ホワイトアスパラの温製サラダ、フォアグラのソテーのリンゴチャツネ添え。仕上げにクリームブリュレ(全員)。