学内の研究会の流れで、初めて行く星が丘「馳輪(ちりん)」。
以前は、「がんこ親父」という店があったのだが、最近、変わっていて、店が変わってはじめていった。
居酒屋のカテゴリーに入るが、メニューも味も悪くないのではないか。
星が丘「馳輪(ちりん)」:http://r.gnavi.co.jp/n516700/
雑誌「サライ」をみて、その昔、あこがれていた壇一雄の「壇流クッキング」を思い出した。ということで・・・。
手羽先(深鍋に、白ねぎ、にんじん、しょうが、にんにくとともに手羽先を入れて30分煮込む。野菜は捨てて、手羽先を水切り。しばらく冷ました後、中華なべにサラダオイルを熱し、手羽先に軽く焦げ目ができるほどにいためる。先ほどのスープを少々加え、紹興酒、濃い口しょうゆ、赤唐辛子、八角をくわえて、あおりながら煮込む。青梗菜を塩茹でして、大皿にそえ、手羽先の上に、水でさらした白髪ねぎと香菜をのせる。青梗菜には、手羽先の味をつけたソースの残りをまける、手羽先は、白髪ねぎと香菜とともに、食す)
わかめと豆腐のスープ(手羽先をあらかじめ煮込んだスープ。白濁している。塩、薄口しょうゆ、魚醤で味をつけ、寄せ豆腐を丸ごと加えてほぐし、塩蔵わかめを戻したものを好みのサイズに切って、加える。青ねぎをあしらい、スープ皿にもって食する)
今日は、日曜だが、仕事でオフィスに。夕方から、卒業生と待ち合わせて、納屋橋の加藤商会というレトロなビルの昨年一月にできた「Siam Garden」というタイ料理のレストランにいってきた。
フレッシュなハーブが使ってあって、香り高くおいしかった。また、こじんまりしたレトロなビルもなかなかである。
前菜:トード・マン・プラー(さつま揚げ)、サテー(トリの串焼き)
サラダ:ヤム・ウン・セン(春雨サラダ)、ソム・タム・タイ(青いパパイヤのサラダ)
スープ:トム・カー・ガイ(ココナツミルクとトリのスープ)
メイン:パクブン(空心菜のオイスターいため)、クラパオ(豚肉のバジルいため)
デザート:かぼちゃのプリン、マンゴスチンとアイス、温かいココナツミルクのデザート、アイスクリーム
Siam Garden:http://www.siamgarden.jp/default.html:
TEL:052-222-8600
茸と牛肉のクリームソース(オリーブオイルに赤唐辛子をいためて、塩コショウした牛肉、舞茸とぶなシメジを加えていため、生クリームを入れて煮込む。好みでパスタをあえる)
蒸し野菜のアンチョビソースかけ(ありあわせの大根、にんじん、ズッキーニ、ナスをむし、アンチョビーとアーリオソース、オリーブオイルをあわせ香り高く火を入れたソースをかけて食する)
イタリアン・ロール(この名称は、中日新聞の記事。今夜のメニューはそれの再現。ごぼうとにんじんを拍子木に切り、豚しょうが焼用の肉、少々厚切りのロース肉で巻く。フライパンで焦げ目をつける。深鍋に野菜ジュースを沸かし、そこに入れる。赤ワイン、トマトダイス缶をいれ、ローリエ、塩コショウ、ミックスハーブ、チリパウダー、パプリカを加える。冷蔵庫にあったブロッコリーの花の部分を削りいれた。しばらく煮込む)
ルッコラとマスタードスプラウトのサラダ
今シーズンは、秋刀魚が新しいようだ。まだ、スーパーでも新鮮なものが出ている。ということで、
秋刀魚の塩焼き
オクラの胡麻和え
ほうれん草の押したし鰹節
豆腐とわかめの味噌汁
新米のご飯
久しぶりの池下「Pizza East」。
はじめさんの自然卵のウフココット(卵と生クリームにキャラメルが少々。卵の中に入っていて、ほんの一口ほど)
甘いたまねぎのパイと香り高いきのこのソテー
7種類の野菜のポタージュ(にんじん、大根、ジャガイモ、キャベツ、長ネギ、セロリ、たまねぎ、とのこと)
野菜の瞬間蒸し(にんじん、ジャガイモ、かぶら、ブロッコリーほか)
ピザ(マルガリータ・コン・プロシュート)
本日の鮮魚のヴァプール(たぶん鯛、サフランとたまねぎのソース)
手長えびと紀州地鶏のパイ包み
ドルチェ(キャラメルのジェラートとニューヨークチーズケーキ)
コーヒと紅茶
ふう、満腹。おいしかった。
おでん?(大鍋に豚スペアリブと出汁昆布をいれて水を注ぎ、ことこと煮る。日本酒をいれ、薄口しょうゆで味を調える。赤唐辛子を一本。あくをすくう。大根をいれ、火を通す。好みのすり身をいれる。今夜は、イカ、イワシ、はんぺん。和からしをつけて供する)
中華風茶碗蒸しのつもり(銀耳きくらげを水に戻しておく。なべに水を少々、乾燥えびを入れて戻す。豚ミンチ肉を加えて加熱火を通しておく。水で鍋ごと冷やす。全卵をといて、といたところに加える、塩、五香粉、唐辛子粉を加え、ねぎ三センチほどの小口切りにし手これに加える。なめこを加える。電子レンジで加熱する)
ほうれん草ともやしのナムル

白老ポロトコタンの「アイヌ民族博物館」は、ポロト湖畔に立てられて「チセ」(家?)が何軒かと、本館の展示からなっている。駐車場からは大きな熊の顔がかかった大きな土産物屋の中を通っていくような格好になっている。付属の店という訳ではなく、博物館の内部にもミュージアムショップがあり、アイヌ関係の書籍が充実している。
実は、一昨年にここをたずねたとき、この売店が引っかかって、コマーシャリズムが鼻についたのだが、今年は少し考えが変わった。それは、以下に述べるようなことがあったからなのだが、展示を見てから、何かみやげ物を買うというのは、決して悪くないと思う。文化本質論からすると木彫りの熊はどうか(伝統のものとはいえない)ということになるのかもしれないが、それもふくめて、いいと思う。
考えが変わった理由は、一時間に一回30分の「古式舞踊」のプログラムにおけるイントロを聞いてからだ。担当者の語りは、手慣れていてとてもスムーズ、聴衆とのやり取りがコミカルだ。しかし、かれの解説の勘所は、アイヌの人びとに対する人びとの理解を「ふつうのもの」にしたいという点だ。
本博物館は、アイヌの人びとによる運営が行われており、職員もアイヌの人びとだ。民族衣装を着ての解説なのだが、これは、あくまでも博物館職員の仕事の一部として服装を身につけているだけであると言う。熊送りの熊を飼っているかといって、民族衣装を着けて散歩させる訳でもない。薫製のサケがチセのいろりの上にかけられているのだが、その説明で、「このサケはどこから来たと思いますか」と聴衆に問いかける。「海」「川」という答えを待って、いや市場から買ってきたという。アイヌは昔のように海や川でサケをとって生きているのではないことを、さりげなく、ストレートにつたえる。繰り返し、皆さんと変わりませんよというメッセージが伝えられる。
この解説のあと、アイヌの歌や舞踊が披露される。あっという間の30分である。入場者は、園内を回る。しかし、アイヌの情報はかなり刷り込まれていて、帰りに館のミュージアムショップや館の外にある売店で、お土産をあさるということになる。
「仙台藩白老元陣屋資料館」 は「アイヌ民族博物館」から数キロ離れた町外れにある。江戸末期、幕末までの12年間、仙台藩が蝦夷支配の分担を求められて白老から東、国後、択捉までを含む、北海道南部の地域の守護を求められた。白老がいわば司令部だったのである。土塁が遺されており、その中に多くの建物が建てられていた。資料館は、仙台藩支配の歴史を展示している。
アイヌとの関係も当然あったのだが、あくまでも、仙台藩の視点で描かれている。たとえば「撫育」という言葉であり、また、アイヌとの実質的な交流があったであろうが、基本的に禁じられていたとかかれる。
この辺りの展示も、アイヌからの視点がどこかに欲しいと思う。白老町の人口は2万人ほど、そのうち、約一割はアイヌの血を引く人びとだという。そうだとすれば、町の施設である資料館の展示方法はもう少し考え直してもいいと思う。日本の北辺の守りに携わった仙台藩ではなく、役務を通じて現地のアイヌと交流した仙台藩である。もちろん、たくさんの記録はないかもしれないが、記録のなさも、ある意味重要な意味を持っているはずだ。
「アイヌ民族博物館」:http://www.ainu-museum.or.jp/
「仙台藩白老元陣屋資料館」:http://www.town.shiraoi.hokkaido.jp/ka/jinya/

2006-10-22 23:49:10 |
読書 |
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北海道から帰ってきた。札幌で所用があって、かなり時間が押した感じだったが、チケットレスのチェックインだったので可能かと思い、突っ走ることにした。それで、切符を買った後、札幌駅のチェックインマシンにカードを通すと、「発券カウンターに行け」というメッセージ。お土産の買い物も含めて、ぎりぎりの時間を予定していたので、困ったことになったと思った。
カウンターに行くと、往路のチケット、実は、数日前に便を変更したのだが、そのとき、担当者によれば、「もとのチケットを払い戻しをし、ペナルティを差し引いた金額をクレジットカードに払い戻す」ということであった。ところが、その手続きがなされていなかったとわけらしい。つまり、キャンセルしたはずの便の予約が有効で、発券のレベルでは、予定便に乗らなかったことになっていたので、エラーとなったようであった。それで、事情を説明し、キャンセル手続きをしたのだが、結果としては、出発時間の10分前にようやく手続きが終わり、それから、荷物検査のためのX線テストゲートを通過し、搭乗口に行かねばならないはめになった。
新千歳空港には、お土産を買いあさるための大きなショッピングセンターが併設されているのだが、そこには行く時間はないとおもい、お土産をあきらめて荷物検査ゲートに向かった。幸い、ゲートの前の、小さな売店にお土産を見つけ、購入。
そして、荷物検査を通過、搭乗口の近くに来たときには、もう、出発時間の数分前、グランドのお姉さんが、名前を呼んでいる。手を上げて答えてから、搭乗口に入った。まあ、最後の乗客であったことは確かであったが、こんな羽目になったのは、JALの手続きの不備だった。まったく。やきもきした。
それから、今回の出張のトラブルのひとつは、中部空港の駐車場、一日以上の駐車場の場合、予約を入れるべきであったようだ。金曜日、駐車場に入るのも、まよって時間をとりってしまった。
今夜は、家人の当番。
鶏と栗、季節のきのこのソテー、蜂蜜としょうゆ風味(鶏肉を塩コショウ、サラダオイルを入れて、皮目をこんがりと。シメジとまいたけをくわえて炒め、ゆでておいた剥き栗を加える。こしょうを振って、しょうゆと蜂蜜をくわえ、仕上げに、銀杏を加え、からめて火をとめる)
木曜のポアトリーヌ・フュメをつかったシチューの暖めなおし
今日は、白老のアイヌ民族博物館にて一日充実したお勉強。
昼食は、アイヌ民族博物館の施設でいただいた。
鮭とタラコの粟入りおにぎり各一。
蝦夷鹿のスープ(塩味、大根、たけのこ、フキ、ジャガイモ。一味を入れて食するとよい)
たまごアイスクリーム
夕食は居酒屋「いちひろ」にて刺身、焼き物など、たらふくいただいた。宿へは、店から迎えが消え送り迎えがあった。結構離れていたので、このサービスはありがたい。
おいしかったのは、メフン、たらの白子の天ぷらと酢の物、各種の刺身。そして、根ボッケの焼き物。
今日は朝から仕事をこなし昼前に職場を飛び出し、北海道にきている。中部空港13時15分の便だったのだが、時間がないので車を乗り捨てるつもりだったが、駐車場がいっぱいで、乗り遅れはしないかとちょっと肝を冷やした。満車のために、パイロンで通せんぼしているが、予約の車は入れと立て看板があったので、入場し、駐車スペースではなかったが、他の車の邪魔にならない場所に駐車した。そのとき気がついたのだが、予約すればいいのだ。しかし、予約料1000円が余分にかかる。ネット予約なんだから、割り引いてほしいところだが・・・。
セントレア駐車場予約:https://r-parking.centrair.jp/pc/index.aspx
明日からの研究会の前夜祭、白老町の「聚楽」という寿司屋でチラシその他。八角という珍しい魚も。
宿泊はしらおい厚生年金保養ホーム